空の現実

ニート革命の息吹

神戸製鋼

2017-10-20 09:54:20 | 株式
神戸製鋼改ざんは東海道新幹線N700Aの一部にも 日本の製造業に大きな悪影響
9時00分配信 THE PAGE
Facebookにシェア

 神戸製鋼所の品質データ改ざん問題の影響が、東海道新幹線の部品にも及んでいることが明らかとなりました。米国の自動車メーカーであるGM(ゼネラルモーターズ)とフォード・モーターも調査に乗り出しており、問題がさらに大きくなる可能性が出てきました。
[写真]会見する神戸製鋼・川崎博也社長
拡大写真
[写真]会見する神戸製鋼・川崎博也社長
 神戸製鋼所は10月8日、耐久性や強度など、顧客が求めている品質基準を満たしていない部品を出荷していたことを明らかにしました。出荷先は200社に及んでおり、その中には防衛産業や自動車メーカーなども含まれています。品質データが改ざんされていたことから、基準を満たさない製品の出荷は、組織ぐるみだった可能性が高いと思われます。

 同社の発表を受けて、JR東海が東海道新幹線の部品について調査を進めたところ、N700Aの台車の一部強度が日本工業規格(JIS)基準に達していなかったことが判明しました。JR東海では車両部品にJISマークを付けているわけではないので、同社に納入する部品についてJISの認証を受ける必要はありません。しかし同社では、基本的にJISを品質の基準としているので、JR東海の主張が正しければ、神戸製鋼所は顧客側が求める製品を納入していなかったことになります。

 問題の部品は実用上の必要強度を満たしており、安全性に問題はないとのことですが、JR東海では順次、適正な部品に切り替えるとしています。

 鉄道会社各社は、大量の人員を高速で輸送するという事業の性質上、車両の品質には細心の注意を払ってきました。一般に鉄道会社の品質基準は極めて厳しいとされていますから、こうした分野においても改ざんされた製品が出回っていた事実は、少々ショッキングといってよいでしょう。

 今回の品質データ改ざん問題は海外にも波紋を広げています。米国の自動車メーカーであるGMやフォードが調査に乗り出しており、海外のメディアも「品質をウリにしてきた日本企業に打撃」といった見出しで、今回の出来事を報じています。

 鉄やアルミといった素材は、中国メーカーが安価な製品を大量に供給していますが、信頼性を要求される完成品メーカーの多くは、コストが高くても日本メーカーの素材を購入してきました。しかしこうした問題が発生してしまうと、日本メーカーの優位性が一気に崩れてしまう可能性があります。

 できるだけ早くこの問題を解決しなければ、近い将来、日本の製造業に極めて大きな悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。神戸製鋼所の企業としての姿勢が問われています。

(The Capital Tribune Japan)
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 消費税10%にして貧民をい... | トップ | 弱肉強食 »
最近の画像もっと見る

株式」カテゴリの最新記事