発売日に買って以来、そのまま積んであったWiiのソフト、
ノーモア★ヒーローズ2デスパレート・ストラグルを、この間プレイしました。
このゲームは名前の通り、以前発売されたノーモア★ヒーローズの続編で、
トンがったゲーム作りに定評のある、須田剛一氏が手掛けたものです
まだ2時間程度しかやってないのですが、前作での不満点が解消されて、
今回のはスゲー楽しい”須田ゲー”です。
…
須田ゲーといえば、映画、洋楽、プロレスネタが毎度随所に散りばめられているのですが、
今回もまた、そこかしこにそういったネタが見られます。
…自分が分かるのは主にプロレスネタばかりなんですがね、
例えば前作だと、主人公は、対ボス戦毎に専用のプロレス技を修得するのですが、
その技というのが、ダブルリストアームソルトやスロイダー等、現代プロレスでは繋ぎ技としてすら
あまり見られなくなった古き良き時代のプロレス技で、その元ネタは
レスラー前田日明が、若手時代に欧州修行で会得したという触れ込みの7色スープレックスだったりとか。
そして、今作でのプロレス技ネタは、バックドロップ。
バックドロップの種類のみが無駄に増えるそうです。序盤の序盤で既に、
ひねり式~、ヘソ投げ式~、旋回式~、抱え式~と4種類のバックドロップを会得しました
レスラーの男色ディーノ氏のゲームコラムによると、まだまだ増えるそうなので、先が楽しみですね
まあ、プロレスに興味無い人からすれば、同じ技が無駄に増えてるようにしか見えないでしょうが、、
あと、本シリーズでは主人公がアニメオタクという設定を踏まえてか、オタクネタが沢山あります
そもそも、このゲームの説明書表紙が
こんな感じです
ふにゃあ♪みんなとあいたかったよ★ セカンドシーズンへランジェリーアップ! 5人の乙女心をどきどき解析
(説明書表紙テキストより抜粋)
これは主人公がハマっているという設定のゲーム内アニメで、これを題材にしたシューティングゲームも収録されています。
シューティングゲームのBGMには初音ミクが使われていたりして、色々抜かりはありません。
ちなみにこのシューティングをクリアすると、歌入りアニメオープニングが見れるようになります。
その歌詞も、「そのパヒュームバキュームするよ ミックスベリーな甘い罠♪(ふわふわ~)」と、
なかなかの頭の悪さです。
他にも、敵のチアリーダー20人くらいが合体して巨大ロボになる際に、金田パースで金田ポーズだったりとか
…
文字で書くと何を言ってるのか全くわからないですね。でもそんな感じなんです。是非見てほしい。
唐突なシチュエーションと無駄に凝った演出は、往年の奇ゲー、「鈴木爆発」を思い起こさせます。
さらに本作では、お金を稼ぐためのミニゲームが複数用意されているのですが、
それらは、グラフィック、サウンド、ゲーム性等、初期のファミコンゲームのような作りになっています。
のような作り、というか、わりと昔どこかで見たようなゲームそのままだったりもします。なんか「ジッピーレース」とか、、
ここでも、ゲーム起動前にカセット端子に息を吹きかけ→セット、の効果音が入ったりとか、
ニヤリとする演出もあり、本当に抜かりがないです。
…
長々書きました。
まだ、音楽が良いとか、演出の良さとかいろいろ書きたいこともあるのですが、本当に長くなるのでこれぐらいで。
たかが2時間のプレイで、この情報量は驚きでした。
それにしても凄いゲームです。
開発が大規模になりがちな昨今のゲームにおいて、これほどに隅から隅まで作家性を感じるゲームは、
そうは無いように思います。一体どんな開発体制なのか。本当に凄い
そして例によって、このテの凄さのゲームではありがちなことですが、あんまり売れてないようです。
初週1万本とか。
アクは強いですが、”須田ゲー”の中では、かなり努めてエンターテイメントしているゲームだと思うので、
本来もっと売れるべきゲームだと思います。
サブカルな物が好きで、オモシロイ物好きな方に強くお勧めします。
ただ、某有名RPG主人公ク○ウドによく似た人を、チュートリアルで殺したりするので、
いろんな意味でそういうのが苦手な人は、よしたほうがいいのかもしれません。
ノーモア★ヒーローズ2デスパレート・ストラグルを、この間プレイしました。
このゲームは名前の通り、以前発売されたノーモア★ヒーローズの続編で、
トンがったゲーム作りに定評のある、須田剛一氏が手掛けたものです
まだ2時間程度しかやってないのですが、前作での不満点が解消されて、
今回のはスゲー楽しい”須田ゲー”です。
…
須田ゲーといえば、映画、洋楽、プロレスネタが毎度随所に散りばめられているのですが、
今回もまた、そこかしこにそういったネタが見られます。
…自分が分かるのは主にプロレスネタばかりなんですがね、
例えば前作だと、主人公は、対ボス戦毎に専用のプロレス技を修得するのですが、
その技というのが、ダブルリストアームソルトやスロイダー等、現代プロレスでは繋ぎ技としてすら
あまり見られなくなった古き良き時代のプロレス技で、その元ネタは
レスラー前田日明が、若手時代に欧州修行で会得したという触れ込みの7色スープレックスだったりとか。
そして、今作でのプロレス技ネタは、バックドロップ。
バックドロップの種類のみが無駄に増えるそうです。序盤の序盤で既に、
ひねり式~、ヘソ投げ式~、旋回式~、抱え式~と4種類のバックドロップを会得しました
レスラーの男色ディーノ氏のゲームコラムによると、まだまだ増えるそうなので、先が楽しみですね
まあ、プロレスに興味無い人からすれば、同じ技が無駄に増えてるようにしか見えないでしょうが、、
あと、本シリーズでは主人公がアニメオタクという設定を踏まえてか、オタクネタが沢山あります
そもそも、このゲームの説明書表紙が
こんな感じです
ふにゃあ♪みんなとあいたかったよ★ セカンドシーズンへランジェリーアップ! 5人の乙女心をどきどき解析
(説明書表紙テキストより抜粋)
これは主人公がハマっているという設定のゲーム内アニメで、これを題材にしたシューティングゲームも収録されています。
シューティングゲームのBGMには初音ミクが使われていたりして、色々抜かりはありません。
ちなみにこのシューティングをクリアすると、歌入りアニメオープニングが見れるようになります。
その歌詞も、「そのパヒュームバキュームするよ ミックスベリーな甘い罠♪(ふわふわ~)」と、
なかなかの頭の悪さです。
他にも、敵のチアリーダー20人くらいが合体して巨大ロボになる際に、金田パースで金田ポーズだったりとか
…
文字で書くと何を言ってるのか全くわからないですね。でもそんな感じなんです。是非見てほしい。
唐突なシチュエーションと無駄に凝った演出は、往年の奇ゲー、「鈴木爆発」を思い起こさせます。
さらに本作では、お金を稼ぐためのミニゲームが複数用意されているのですが、
それらは、グラフィック、サウンド、ゲーム性等、初期のファミコンゲームのような作りになっています。
のような作り、というか、わりと昔どこかで見たようなゲームそのままだったりもします。なんか「ジッピーレース」とか、、
ここでも、ゲーム起動前にカセット端子に息を吹きかけ→セット、の効果音が入ったりとか、
ニヤリとする演出もあり、本当に抜かりがないです。
…
長々書きました。
まだ、音楽が良いとか、演出の良さとかいろいろ書きたいこともあるのですが、本当に長くなるのでこれぐらいで。
たかが2時間のプレイで、この情報量は驚きでした。
それにしても凄いゲームです。
開発が大規模になりがちな昨今のゲームにおいて、これほどに隅から隅まで作家性を感じるゲームは、
そうは無いように思います。一体どんな開発体制なのか。本当に凄い
そして例によって、このテの凄さのゲームではありがちなことですが、あんまり売れてないようです。
初週1万本とか。
アクは強いですが、”須田ゲー”の中では、かなり努めてエンターテイメントしているゲームだと思うので、
本来もっと売れるべきゲームだと思います。
サブカルな物が好きで、オモシロイ物好きな方に強くお勧めします。
ただ、某有名RPG主人公ク○ウドによく似た人を、チュートリアルで殺したりするので、
いろんな意味でそういうのが苦手な人は、よしたほうがいいのかもしれません。