年金ノート(60歳からの年金と就労のために)

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雇用保険の失業給付と老齢の厚生年金

2005-11-04 20:23:26 | 基礎的な年金情報



65歳を迎える前に辞める場合と、65歳を向かえてから辞める場合とでは、「雇用保険の失業給付(基本手当)」と「老齢の厚生年金」の給付にかなりの違いがあります。

雇用保険の加入期間が20年以上ある人が会社を退職したときには
・「失業給付の基本手当」が最長150日分ももらえます。これは65歳前に退職している人のこと。
・同じような加入期間の人でも、退職時に65歳に達していると最高でも「基本手当」の50日分の一時金しかもらえません(高年齢者給付金という名称での支給です)。

また、「基本手当」と「老齢の厚生年金」の両方もらえる
条件のときは、調整が入り、同時に両方はもらえません。もう少し正しくいうと、
・「基本手当」をもらっている間は「60歳台前半の老齢厚生年金」は停止され、もらえません。しかし、これはいわゆる65歳の年金のことです。
・65歳からの年金は調整されず、停止されません。

そこで、65歳の少し前で辞めるとどうなるかを考えてみます。
たとえ65歳を過ぎても「基本手当」は最長150日分もらえます。
そして年金は65歳からの「老齢厚生年金」や「老齢基礎年金」のため、年金の停止もされないということが可能になるのです。


【注意】
ただし、65歳を迎えた日が定年の日、または雇用契約満了の日となっている人が、その日の前に退職(自己都合退職)すると、「基本手当」が3ヶ月間制限されたり、また場合によっては退職金の計算に影響がでる場合がありますので、よく注意しないといけません。
また、手続きのタイミングも難しいですからあまりスケジュールギリギリで得しようとすると思うようにいかないことになるかもしれません。

「失業給付の基本手当」が単に多くもらえるというだけで早まった行動はしない方がよいでしょう。

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