眠り猫的日常

今日は、どんないいことあったかな。

河童の川流れ

2006年01月30日 | お弁当
今日も早起きしてお弁当。
週1回のこととはいえ、というか週1回だからこそ、結構たいへん。
毎日のことならかえって習慣化してしまって楽ちんかも。

週末、テレビで見たハンバーグが美味しそうだったので、
ミートローフにしてみた。
完全真似っこは、なんかあれやし。
あれってなんやねん。

それはさておき、ミートローフなんて始めて作った。
オーブンで焼けば簡単なのだろうけど、手を抜いて魚焼きグリルで焼いてみた。

…失敗。
表側にはすぐに火が入るのに、中のほうにはなかなか。
アルミホイルで包んで、蒸し焼き状態にしたのに、上手くいかなかった。
結局、最終的に電子レンジでチン。
(最近のレンジって「チン」っていわへんけど)

しかし、日曜日のうちにやっといてよかった。

冷凍かぼちゃを使った煮物は朝作った。
これは火が通り過ぎて失敗。
あたふたしているうちにAが起きる時間が迫ってきたりで、
ししとうの炒め物作るの忘れてたし。

弘法も筆の誤り。猿も木から落ちる。河童の川流れなんである。
この私が失敗するなんてっ!!!!!
とほほなのだ。

来週はちゃんと作ってあげるからね

★本日のお弁当★

 ●豆入りミートローフ
 ●かぼちゃの煮物
 ●卵焼き
 ●プチトマト
 ●茹でキヌサヤ(単なる彩り)
 ●白飯
 ●昆布とじゃこの佃煮
 ●ふりかけ
 ●朝食用おにぎり(梅干、高菜)

大阪はやっぱりうまかった

2006年01月27日 | 徒然
先週の金曜日に大阪入り。
久しぶりに大阪で週末を過ごした。
で、月曜日に自宅に戻ったのだ。

なんだか「パソコン触るのいやいや病」を発症したらしく、
電源さえもいれずに1週間過ごしたら、
未読のメールがどっさり…。
せめてメールチェックぐらいはちゃんとしようと反省するのであった。

それはさておき大阪。
金曜日はAとお気に入りのイタリアンレストランで夕食。
イカ墨パスタだのトリュフのオムレツだのを食べて大満足。

土曜日は友人宅にお呼ばれして、てっちり大会。
友人宅の猫をいじりまくって、これまた大満足。



日曜日はAとだらだらミナミ界隈を散策。
(道頓堀となんばの両WINSにも行った…)
新生そごうに行ったりした。
お昼は久々に心斎橋の明治軒。
生まれて初めて家以外でスパゲッティ・ナポリタンを食べた。



うまいー。

でやっぱり明治軒に来てオムライスを食べないわけにはいかないので、
オムライスとカキフライもたのんだ。



これも、うまいー。

とにかく大阪はうまかった。
ほかにも友人宅で堺の「かん袋」の「くるみもち」をいただいたり。
そーいや土曜日の昼に食べた李朝園の「冷麺とピビンパ」のセットもうまかった。

食べてばっかしやん。

あ、かに道楽には行ってないよ。

椿山課長の七日間

2006年01月18日 | 書棚
本屋で働いているのに、本を物色する時間がほとんどない。
出勤してすぐに、店内の整頓をしながら物色するとか、
帰る間際にチラッと見るとか、それぐらい。

で、自分が自らすすんで読みたい本でもなかった、この「椿山課長…」。
どーして手にしたかというと。
レジに立っているときに、やたらとこの本が売れる時期があった。
しかも購買年齢層が広い。
おじさんも買えば、おねえさんも買う。
おじさんもおねえさんも読みたくなる小説って、どんなんだろう? と思ったのだ。
だから。

「働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、
 七日間だけ美女の肉体を借りて“現世”に舞い戻った!」

で、その話を「涙と笑いで描く」と、そんなようなことをかいてあったので、
「くすっ」とか「うるっ」とかそんな程度のドタバタの話だと思ったのだ。
浅田次郎のほかの作品って読んだことないから、作風が分かんないし。
ところが。

…大号泣。
本読みながら、声出して泣いたのなんて初めてだ。
「ひいぃっ」とか「くうぅっ」とか、大泣きしながら読んだのだ。
家の中で読んだからいいけど、こんな本、電車の中じゃ読めない。
そのうえ、寝る直前に読んで大泣き。
おかげで朝起きたら目が腫れてた。

泣きすぎた…。
でも、悲しくって泣くんじゃないんだよなぁ。
出てくる人がみんな良い人ばっかり。
悪い人がひとりもいない。
ずうっとあったかい気持ちで読んでいられる。

この本を読む前に、「模倣犯」を読んで殺伐とした気持ちになっていたので、
よけいかも。

最近、「泣く」のが流行らしい。
流行に乗せられたようで悔しいのだが、
でもワタシは「泣くために読む」んじゃなくて、
結果的に泣いちゃっただけだから、
みすみす流行りに乗せられたわけではないのだ!
でも、感動したーっ!

この小説、今春ドラマ化とのこと。
ワタシのイメージでは、椿山課長は角野卓造だ。
(たぶん表紙のイラストのせい)
絶対に男前の俳優が、椿山課長を演じてはいかーん!!

★本日の本★

「椿山課長の七日間」浅田次郎/朝日文庫 630(税込)

母の味

2006年01月16日 | お弁当
今日のお弁当は楽ちんだった。
昨日のうちにすべての具の下準備を済ませておいたおかげで、
今日は時間があまりまくり。
もう少しゆっくり寝てればよかった。

それはさておき、今日は鶏そぼろ弁当。
子どものころ、母がよく鶏そぼろのお弁当を作ってくれたのだ。
(うちでは三色弁当といっていた)
中学のとき、やたらと友人に評判がよく、
「ひとくちちょーだい」と言われて、味見させてあげた覚えがある。

ワタシの好きなお弁当ランキングの1位の母の三色弁当だったが、
(嫌いなお弁当ランキングの栄えある1位は『ごぼう天ぶつ切り弁当』…)
炒り卵を作るのがひじょーに面倒。
食べたいけど「手伝って」と言われるのが億劫、
という複雑な気持ちになるお弁当だったのだ。

行平鍋に4、5個分の溶き卵を入れて味を付ける。
それをごくごく弱火にかけて、菜ばし4、5本でただひたすらぐるぐるかき回す。
手を抜いてちょっとでも強火にしようものなら、すぐに焦げ付いてしまうのだ。

なので、今日は炒り卵を手抜き。
ふつうの炒り卵にしたら、なんのことはない、楽ちんやん。
鶏そぼろ作るのも楽ちんやったし。

で、自分で作った鶏そぼろは、母が作ったのと同じ味がした。

料理が出来ると得だなぁ、と思う。
懐かしの母の味を自分で再現できるんだから。
それに比べて、Aはかわいそうだ。
Aの母の味をA自身が再現するなんて、実際問題無理な話だし、
それはワタシにとってもなかなか難しいことだ。

パートナーの作った料理に、「ママの味とちがぁう」と文句を言うのは筋違いだ。
(そんなこと、Aは言わんよ)
「ママ」の料理を食べて育ったんでなければ、その味の完全再現なんて無理。
そんなことで喧嘩になる夫婦もいるらしいけど。

いかにそれに近いものを作るかっていう、ことなんだろうなぁ。
(っていうか、「作ってあげよう」って思うかどうかってことかも)
そうやって自分の味の記憶と相手の味の記憶を混ぜ合わせて、
「自分たちの味」になっていくのかもしれない。

★本日のお弁当

 ●三色ごはん(実は四色)…鶏そぼろ、炒り卵、茹でキヌサヤ、シイタケ
 ●ウィンナー
 ●プチトマト
 ●紅生姜(Aの母が作ったやつ)
 ●朝食用おにぎり(ゆかりかつお、塩昆布)

本屋話…美空ひばり

2006年01月12日 | 徒然
ここ2日間、どっぷり美空ひばりなんである。
なんつっても「CD付マガジン 美空ひばり こころの歌」が発売中なんである。
店頭では、拡販用のおまけCDをエンドレスで演奏中なのだ。
バイト中、ずうっとエンドレス美空ひばり。
「素敵なランデブー」なんか歌えてしまえそうだ。
らんらんらんらんらんでぶー、ゆーゆーゆーゆーゆーらぶみー♪

それはさておき、別にこの本を売りたいわけじゃないのだ。

美空ひばりと言えば、東京ドーム不死鳥コンサートとか、
「むぁっかにむぅお~えた~」の『真っ赤な太陽』とか、
なんだか不思議な息子とか、
ワタシにとってはそんなもんなのである。
リアルタイムに聞いて記憶に残ってるのなんて「川の流れのように」ぐらいだし。
紅白とか、ど演歌とかそういうイメージしかない。

ところが。店での拡販用のCDを聞いてみて、ああらびっくり。
美空ひばりって、ジャズも歌ってたのね。
しかも、思わず仕事を忘れるぐらい、上手い。
(ってあたりまえか。天下の美空ひばりなんだし)
今回発売中のに収録されてる『A列車で行こう』なんか、結構ソウルフル。
他のも聞いてみたくなるような感じなのだ。

美空ひばり全盛期を知らないワタシにも、
「美空ひばりってすごかったんだね」と思わせたとゆーのは、
まさにこのCD付マガジンの狙い通りだったのだろうか?
ターゲットは50代以上の女性のはずなんだが…。

しかし、惜しむらくは、あらゆる時代の曲を毎号まんべんなく収録してあること。
ジャズならジャズでまとめて欲しかった…。
それなら買ったのに~。

と思ったら、そういうアルバムがあるらしい。
公式HPで見つけちゃった。
ちなみに公式HPのTOPで流れる『スターダスト』(←たぶん)は、
すんばらしいのである。

ひばりのCD買っちゃうかもしれないぞー。

サプライズ弁当

2006年01月10日 | お弁当
今日は5時前に起床。
先週に比べて、「よく寝た」感が強い。
しかし、お社長の有り難ぁいお話は、
1時間も早起きして聞くような話だったのかぁ?

で、今日のお弁当。
「びっくりした」というAのひと言が聞きたいがために、
お弁当を小細工。
…するんじゃなかった。

写真では白飯に見えるごはん。
なんと、ごはんとごはんのあいだに鮭のほぐし身がサンドされているのだ!

 お弁当箱を開ける。
→「白飯やん、ふりかけもついてないやん」と不安にさせる。
→ところが一口食べてみると、好物の塩鮭が。
→「びっくりしたー!」
→「でもこんなコネタを仕込める僕の妻ってサイコー!」

というシナリオだったのだが。
ふたを開けたときに、ふたにごはんの上の層が張り付いていたらしい…

 お弁当箱を開ける
→「わーい、鮭弁当やー」と喜ぶ。
→しかし、ご飯の量がいつもの半分しかない。
→「飯が少ないやんけー」とキレル。
→ふと見ると、ふたにご飯が張り付いている…。
→「びっくりしたー」

たしかにびっくりしたらしいけど、
私が求めているのはそういうのじゃないのにー。

★本日のお弁当★

 ●ミートボール(市販品。イシイのおべんとくんっミぃトボぉル♪)
 ●ブロッコリーのマヨネーズ焼き
 ●ウィンナー
 ●天ぷら3種(こちらではいわゆる“さつまあげ”のこと)
 ●卵焼き
 ●プチトマト
 ●朝食用おにぎり2個(しそこんぶ、かつお入り高菜)

初弁当

2006年01月05日 | お弁当
今年初のお弁当である。

「初出の日はいつもより1時間早く出勤して、
 社長のありがた~いお言葉を聞かにゃならん」
とAがいうので、今日はいつもより1時間早く、なんと3時半に起床。
早朝というよりも深夜。
真夜中に生姜焼きのにおいをぷんぷんさせてしまって、
ご近所の皆様ごめんなさい

しかし、社員の家族のことも考えたまえよ、経営者。
ちょっぴり迷惑…

で、別に寝ぼけていたわけではないのだが、
ついうっかり2段重ねの弁当箱の、ごはんとおかずがいつもと逆。
詰めても詰めてもお弁当箱がいっぱいにならない。
思わず長野から持ち帰った、お正月用の酢だこを入れてしまおうかと思ったぐらいだ。

しかし、長野でなんで酢だこ?
上田界隈のスーパーでは、当たり前のように「酢だこ」が売られていた。

で、今日のお弁当にAからクレームが!
「もう少し生姜焼きの生姜エキスがしみてるほうがよかったな」
あと1時間浸けていられたら、もっと味がしみてたんじゃ~。
早よう出勤する方が悪いんじゃ~。

というわけで、なんだかいつもと調子の違うお弁当になったのでした。

★本日のお弁当★

●豚の生姜焼き
●ごぼうのきんぴら黒胡麻和え
●卵焼き
●ウィンナー
●ミックスビーンズとヤングコーンのマリネ
●プチトマト
●野沢菜漬
●白飯
●紅生姜(Aの母の作品)
●朝食用おにぎり(混ぜ込みわかめ鮭味、しそ昆布)

初うどん…こんぴらうどん

2006年01月04日 | 讃岐うどん
2006.01.01 

初詣に訪れたこんぴらさんの参道のうどん屋で昼食。
「またうどんか?」という声が聞こえたような気がしたが、
香川に来て、うどんを食べずして何を食う。
ってゆーか、他のってあんまりないし。

こんぴらさんの参道には何軒かのうどん屋がある。
以前訪れたそのなかの1軒は、そんなに観光客が多い時期でもないのに、
店の中がてんぱっていて、見ていて気の毒なぐらいだった。
店の名前が「てんて○舞い」だったし。
そのままやん。

で、正月のうどん。
メニューも限定、価格もお正月価格。
なんだかなー、なのである。
でも、他所で刺身定食とか天ぷら定食を食べることを思えば、
コストパフォーマンスはよいはずだ。



かきあげ天。小海老が多くてちょっぴり豪華。
彩りのピンクのかまぼこがご愛嬌だ。



温いしょうゆうどんに海老天が1本。
衣のつけ方がすごいぞ! 海老がでっかく見えるやん。

味はちょっとばかり醤油味が濃いようでした~。

★本日のうどん★

「こんぴらうどん」
 きつねうどん…500円
 かきあげうどん…700円×2個
 しょうゆ天…650円

山越、あたりや

2006年01月04日 | 讃岐うどん
2006.01.04 

まだ4日なので、まだ閉まっているうどん屋も多い。
開いているかどうか心配しながら「山越」に向かった。
もし閉まっていた場合の代わりの店も物色しつつ。

開いているかどうか、どころか。
山越は大盛況。
昼前に着いたのに、もう店の前には長蛇の列。
そんなに三が日のあいだ、うどんに飢えていた人がいたとは。
「おせちもいいけど、うどんもね」なのかなぁ。
むちゃくちゃ冷たい風のなか、店の前で行列しながら自分の番がやってくるのを待つ。
だんだんお腹が減ってくる。
ぐぅ。

もうそろそろ限界! というころに、
ようやく店の中に入ることが出来たのだった。



「山越」といえば、やっぱり定番の「かまたま」。
しかし、お腹が空いていても「かまたま大」はいかんのだ。
「大」にすると、うどんは多いが卵は1個。
とろり感が薄れてしまうのだ。
で、今日は「かまたま小」と「釜上げかけ大」をオーダー。
おろししょうがのピリリとした辛さが美味。
ああ、今年もうどんが美味い。

しかし、おばちゃんの客捌きはいつ見てもうっとりする。
7、8人分ぐらいならオーダーを記憶していらっしゃる。
あれならボケてる暇ないよなぁ。

と、満足しつつもまだお腹はうどんを求めている。
で、今度は「山越」から遠く離れた「あたりや」だぁ!
昨年最後に食べられなくって悔しかったぞ。



寒いのにAは「ひやひや」をオーダー。
夏のあいだは冷蔵庫できんきんの冷たいだしが、冬のあいだは室温だ。
でも冷たい。
うどんはまるで縄のよう。
歯ごたえがいいというかなんというか。

金時豆の天ぷらも食べてみた。
大きさがちょうど丼サイズ。
そういう気遣いがいいねぇ。

と、今日も満足してうどん行脚を終了したのでした~。

★本日のうどん★

「山越」…550円
 かまたま(小)
 釜上げ(かけ)(大)
 にぎり天ぷら(さつま揚げ)
 ゲソ天(塩コショウ味で美味)

「あたりや」…600円
 ひやひや(小)
 あつあつ(小)
 金時豆天