いつもの牧草地。
‥‥。
あれえ?
あの白い花、何?
ついこないだまでここ、一面のタンポポやったんよ。
やさしいやさしいタンポポ色の、黄色い草原やったんよ。
いつの間に?
あれ、なんかなあ、思いながら歩いてったら、
ん?
そっかぁ。
タンポポさんかぁ。
すごいぞタンポポさん。
一人二役やん。
今日はぬくい。
天気もええ。
明日はPM2.5と黄砂が流れ込んでくるゆうてるし、
こら、布団干しと洗濯頑張らないかん。
てんで、えっちらおっちら干しとりました。
そしたら、なんとなぁく地べたに違和感。
ん~ ?
しゃがんでみたら‥‥
おお、いつの間に !
あちこち見回してみたら、
やぁ !
やぁ、やぁ、やぁ !
ふきのとうさん達、とっくに起っきしてたんやねえ。
雨が二日ほど続いた。
今回は「晴耕雨読」やのうて、
「晴耕無料映画」および「晴耕マスク作り」。
GYAOで観たんは「植物図鑑」と、韓国の「三食ごはん」。
どっちも、野草や自作の野菜使こうたり、めちゃレトロな調理法やったり、
ストーリーはともかく、ふーんとか思いながら観てた。
で、雨上がり、草に囲まれて溺れかけてる我が家のタイムを救出しがてら、
フキの一部も散髪。
そや、「植物図鑑」で樹(いつき)が炊いてたフキご飯、作ってみよかな。
ということで、
うちは玄米やし、フキも細いし、
特にワォ! ゆうくらいおいしいもんでもないけど、
ほんのりフキの香りして、
まあ、これはこれでええんちゃう?
てな、消極的なこと言いながら、
きっちり追加でフキGET。
葉っぱも、しっかりあく抜きして佃煮にしよ。
なんじゃかんじゃ言うて、はまってもたんちゃう? フキご飯。
まだ蕾のままの子ぉもおるけど、
目ぇ覚まして、思いっきり腕広げ始めた子ぉらも多い。
だいぶぬくなってきたもんなあ。
カラスのエンドウが急に伸びてきた。
うちの庭やから、除草剤も肥料も犬のおしっこもかかってない。
放射能の心配もない。
胸いっぱいに、香り吸い込める。
フキノトウからお豆さんへ、
お味噌汁の香りの変わり目やね、今は。
ここに越してきた時、うちの前庭は砂利が敷き詰めたあった。
草はなるたけ抜かんようにし、クリーピング・タイム植え、7年かけてやっと庭が緑色になってきた。
それでもまだ砂利むき出しの箇所はある。
そこにたくましく生きてるのがフキ。
で、毎年年明け、フキノトウが顔を出す。
今年も、
砂利を押しのけるように、
まだちょっとおチビちゃん過ぎるから、摘むのはもちょっと我慢、我慢。
借りた当初は、山菜どころか、普通の草もなかなか生えてこんかった畑。
自然農を7年続けてるうちに、元気で別嬪さんのツクシやセリが生えて来てくれるようになった。
今年に入ってまだいっぺんも頭刈り取られてないスギナ。
一生で多分一番きれいな姿してるスギナを摘む。
ゴミや傷んでる葉ぁ取って、洗ろうて、干す。
ヨモギも摘んで掃除して、洗ろうて、さっと蒸す。
それをザルに広げて干す。
この、スギナとヨモギは野草茶に使う。
で、裏庭の草刈りしてたら、なんとイタドリがわさわさ生えてるのを発見。
去年、こんなとこにあったか?
早速刈って、皮剥いて、ゆでて、
水にさらして、その水時々替えながら一日ほど置く。
この後、酢の物にしたり、薄味で炊いたりしますねん。
そらもう、おいしいんやから。
もう、頭開きかけてるもんもあるツクシ。
まだ若いもん選んで摘んできた。
夜なべ仕事で袴取り、
よう洗ろうて、さっと炒めて、
味付けして佃煮に。
ほろ苦ごうて、春の味。
「なに、それ。あたしのおやつ?」
違います。
こんなの食べられる元気あったら、ご自分のご飯、頑張って食べてください「いち」姫さま。
庭先に毎春、フキノトウが顔を出す。
年々、数が増えてきてる。
手入れせえへんのが、ええんかな。
けど、フキノトウには雌株と雄株があるんやて。
知らんかった。
「つぼみ」と「開いたやつ」だけの違いかと思てた。
これが雄、これが雌、ゆう写真見たけど、ようわからん。
わからんままに採ってきたフキノトウ。
あなた方、男の子か女の子か存じませんが、ともあれ、
おいしくいただきま~す!
家の入り口、フキの陣地。
去年も確か今くらいの時期に、フキノトウが顔出した。
で、今年も、
ようこんな砂利だらけのとこで生きてんなあ。
予報では、週明けから本格的な冬が来るらしい。
雪が積もる前にGETしとこ。
ついでに、勝手口前の、枯草置き場で頑張ってた白菜さんも収穫。
この、青い白菜がおいしいねん。
ドクダミを敬遠する人は多い。
「臭い」ゆうのがその理由なんやね。
臭いか?ドクダミ。
吊るして干す。
部屋に吊るしといたら、なんか気持ち落ち着く。
きっと私の中に毒がいっぱいあるんやわ。
「臭い」ゆうのがその理由なんやね。
臭いか?ドクダミ。
吊るして干す。
部屋に吊るしといたら、なんか気持ち落ち着く。
きっと私の中に毒がいっぱいあるんやわ。
積もった雪が一旦とけた。
今のうちに、今年の畑仕事終わっとこう。
上の畑に向かう。
途中、小さな川を越えたら気温がぐんと下がる。
あの、陽ぃの当たってるとこから向こうがそうやね。
こっち側とあっち側では多分、1~2℃は違う。
あっち側にある上の畑は、冬の間完全に雪に埋もれてまう。
一昨年、サル除けネットが雪の重みでたわんで、支柱がボキボキ折れた。
で、去年は冬の間、ネットを支柱から外しといたんやね。
そしたら鹿が入って、ツタンカーメンとスナップエンドウの苗を食べられてもた。
実験的にトンネルしてた2畝だけが助かったけど。
それで今年、鹿対策を目的に、一部の畝に不織布トンネル作った。
12m畝を2畝と、5m畝を1畝。
南側の裾は、蒸れ防止にちょっとだけ隙間開けたある。
エンドウにトンネルなあ。良し悪しやろけどなあ。
ブツブツ迷いながら戻ってきたら、家の入り口に何やら可愛いらしいもんが…。
あれ?
フキノトウやん。
見たら、あちこちに顔出してる。
こんなでかなってるのもある。
フキノトウて、強い。
石ころだらけでも平気で生えてくる。
電信柱とブロックの隙間でも元気ににょきにょき出てくる。
大きなってるもんは早速摘み取って、お味噌汁に入れていただきました。
それにしても、ちょっと早ない?
これから雪やねんで。
今のうちに、今年の畑仕事終わっとこう。
上の畑に向かう。
途中、小さな川を越えたら気温がぐんと下がる。
あの、陽ぃの当たってるとこから向こうがそうやね。
こっち側とあっち側では多分、1~2℃は違う。
あっち側にある上の畑は、冬の間完全に雪に埋もれてまう。
一昨年、サル除けネットが雪の重みでたわんで、支柱がボキボキ折れた。
で、去年は冬の間、ネットを支柱から外しといたんやね。
そしたら鹿が入って、ツタンカーメンとスナップエンドウの苗を食べられてもた。
実験的にトンネルしてた2畝だけが助かったけど。
それで今年、鹿対策を目的に、一部の畝に不織布トンネル作った。
12m畝を2畝と、5m畝を1畝。
南側の裾は、蒸れ防止にちょっとだけ隙間開けたある。
エンドウにトンネルなあ。良し悪しやろけどなあ。
ブツブツ迷いながら戻ってきたら、家の入り口に何やら可愛いらしいもんが…。
あれ?
フキノトウやん。
見たら、あちこちに顔出してる。
こんなでかなってるのもある。
フキノトウて、強い。
石ころだらけでも平気で生えてくる。
電信柱とブロックの隙間でも元気ににょきにょき出てくる。
大きなってるもんは早速摘み取って、お味噌汁に入れていただきました。
それにしても、ちょっと早ない?
これから雪やねんで。
去年から、苗はなるべくポットで育てることにしてる。
けどポット育苗の問題は、全くの無施肥というわけにいかん事。
ちょっとでも害が少ないんちゃうかと、永田農法で使われる住友液肥を一週間に一回ずつ与えてた。
それでもなあ、所詮化学肥料やよなあ。
今年、春にスギナ酵素作った。
飲む人もいてはるらしいけど、どうもそこまで踏み切れん。
これ、どうしょうかと思うてたけど、液肥として使こうてみることにした。
芽が出て10日ほどで、虫にボロボロにされてもた白菜の苗。
スギナ酵素をスプレーして、不織布で覆った。
しょぼしょぼやった玉ネギの苗にも、スギナ酵素をスプレー。
スギナ酵素が効いたんかどうかは不明やけど、半月くらいたったらお陰様で、
追加で蒔いた白菜も芽ぇ出て来てる。
玉ネギもふさふさ。
液肥として使えるんやったら、嬉しいなあ。
けどポット育苗の問題は、全くの無施肥というわけにいかん事。
ちょっとでも害が少ないんちゃうかと、永田農法で使われる住友液肥を一週間に一回ずつ与えてた。
それでもなあ、所詮化学肥料やよなあ。
今年、春にスギナ酵素作った。
飲む人もいてはるらしいけど、どうもそこまで踏み切れん。
これ、どうしょうかと思うてたけど、液肥として使こうてみることにした。
芽が出て10日ほどで、虫にボロボロにされてもた白菜の苗。
スギナ酵素をスプレーして、不織布で覆った。
しょぼしょぼやった玉ネギの苗にも、スギナ酵素をスプレー。
スギナ酵素が効いたんかどうかは不明やけど、半月くらいたったらお陰様で、
追加で蒔いた白菜も芽ぇ出て来てる。
玉ネギもふさふさ。
液肥として使えるんやったら、嬉しいなあ。
田舎の人は草が大嫌い。
畑も田んぼも庭も、草にとっては生き残れる場所やない。
こっそりひっそり伸びかけた一本も、たちまち婆ちゃんに見つかってブチッ。
引っこ抜かれてまう。
けど、野草たちは私のことめちゃくちゃ助けてくれてるんやでぇ。
ヨモギ、ドクダミ、スギナ、オオバコ、イタドリ…。
今はスギナがきれいな時。
初めて刈るスギナは、葉の先の先までシュッとしてる。
農薬も肥料も犬のおしっこもかかってない自分の畑のスギナさんたち。
青うて、きれいで、シュッ。
洗ろうて干して、他の野草と混ぜてお茶にしたり、生のまま煎じて湿疹肌用化粧水にしたり。
万能選手のスギナさん。
こちらはカラスのエンドウ。
先の若い柔らかい芽ぇ摘んでお味噌汁に入れる。
ほんのりお豆の香りして、なかなかのもんでございます。
野草はつまり、旬のお野菜やね。
畑も田んぼも庭も、草にとっては生き残れる場所やない。
こっそりひっそり伸びかけた一本も、たちまち婆ちゃんに見つかってブチッ。
引っこ抜かれてまう。
けど、野草たちは私のことめちゃくちゃ助けてくれてるんやでぇ。
ヨモギ、ドクダミ、スギナ、オオバコ、イタドリ…。
今はスギナがきれいな時。
初めて刈るスギナは、葉の先の先までシュッとしてる。
農薬も肥料も犬のおしっこもかかってない自分の畑のスギナさんたち。
青うて、きれいで、シュッ。
洗ろうて干して、他の野草と混ぜてお茶にしたり、生のまま煎じて湿疹肌用化粧水にしたり。
万能選手のスギナさん。
こちらはカラスのエンドウ。
先の若い柔らかい芽ぇ摘んでお味噌汁に入れる。
ほんのりお豆の香りして、なかなかのもんでございます。
野草はつまり、旬のお野菜やね。
イタドリゆう野草が去年から気になってた。
ワラビ採りに連れていってくれた人が、「食べてみて」とくれた酢のもん。
シャキシャキした歯ごたえで、不思議なおいしさやった。
材料を尋ねたけど、その人は「えーっと、なんやったかなあ。その辺でよう見かけるんやけど」て、とうとう思い出してくれへんかった。
何の話してた時やろ、村の婆ちゃん達から「ガンジ」ゆう野草のことを聞いた。
小さい時、採って皮剥いて生のまま齧った、ちょっと酢っぱあてなあ、けどおやつ代わりに食べてたなあ。
婆ちゃん達は、どこか懐かしそうに話してくれた。
あのシャキシャキおいしかった酢のもん、材料はこのガンジゆうやつちゃうやろか。
なんとなくそんな気ぃして、それからずうっと気になってた。
どんな形してんのん?
いつ頃採れんのん?
去年からいろんな人に聞きまくってた。
で、待ちに待ったこの春。
これが噂の「ガンジ」やて。
あ、下の小さい三本は、たまたまこの日収穫できたアスパラです。
ガンジ。
別名イタドリ、あるいはスカンポ。
と言うか、イタドリとかスカンポのほうが一般的な呼び名やけど。
まだ開いてない葉は別に取っといて、茎は皮剥く。
スカンポゆう名の通り、茎を折ったら「ポコン」て、ものすごいええ音する。
この音聞くためにだけでも、何十本も採りたいくらい。
ごくごく軽くゆでて、湯きりして、薄めの甘酢醤油に漬ける。
三十分ほどで出来上がり。
うん、シャキシャキや。
去年のあの酢のもん、多分これやったんや。
ちなみに開いてない葉ぁは、お汁に入れたらちょっとつるっとしてジュンサイみたい。
茎と一緒に甘酢醤油につけてももちろんええ。
よかった。
今年はイタドリ、マスターしました。
ワラビ採りに連れていってくれた人が、「食べてみて」とくれた酢のもん。
シャキシャキした歯ごたえで、不思議なおいしさやった。
材料を尋ねたけど、その人は「えーっと、なんやったかなあ。その辺でよう見かけるんやけど」て、とうとう思い出してくれへんかった。
何の話してた時やろ、村の婆ちゃん達から「ガンジ」ゆう野草のことを聞いた。
小さい時、採って皮剥いて生のまま齧った、ちょっと酢っぱあてなあ、けどおやつ代わりに食べてたなあ。
婆ちゃん達は、どこか懐かしそうに話してくれた。
あのシャキシャキおいしかった酢のもん、材料はこのガンジゆうやつちゃうやろか。
なんとなくそんな気ぃして、それからずうっと気になってた。
どんな形してんのん?
いつ頃採れんのん?
去年からいろんな人に聞きまくってた。
で、待ちに待ったこの春。
これが噂の「ガンジ」やて。
あ、下の小さい三本は、たまたまこの日収穫できたアスパラです。
ガンジ。
別名イタドリ、あるいはスカンポ。
と言うか、イタドリとかスカンポのほうが一般的な呼び名やけど。
まだ開いてない葉は別に取っといて、茎は皮剥く。
スカンポゆう名の通り、茎を折ったら「ポコン」て、ものすごいええ音する。
この音聞くためにだけでも、何十本も採りたいくらい。
ごくごく軽くゆでて、湯きりして、薄めの甘酢醤油に漬ける。
三十分ほどで出来上がり。
うん、シャキシャキや。
去年のあの酢のもん、多分これやったんや。
ちなみに開いてない葉ぁは、お汁に入れたらちょっとつるっとしてジュンサイみたい。
茎と一緒に甘酢醤油につけてももちろんええ。
よかった。
今年はイタドリ、マスターしました。
家の入り口付近の雪融けた時、ふと見たら、フキノトウ。
うちのフキノトウ、根性あるかして、砂利だらけの中から頭出す。
知らん間に大きなってたんやなあ。
毎年ふき味噌作るけど、今年はお味噌も残り少ないし、このまま刻んでお味噌汁に浮かしていただこ。
うちのフキノトウ、根性あるかして、砂利だらけの中から頭出す。
知らん間に大きなってたんやなあ。
毎年ふき味噌作るけど、今年はお味噌も残り少ないし、このまま刻んでお味噌汁に浮かしていただこ。