nekomitu日記

ちょっとだけ笑える日々の自問自答。。

理想の会社って?

2016-09-17 22:55:10 | 日記


51歳で独立し人事コンサルタントとして2年…とにかく覚悟を決めて、がむしゃらにやってみた…

サラリーマン経験が長かったせいか「自分で稼ぐ」という事に戸惑いを感じながらも、なんとか周りのご縁に支えられたおかげで今がある。

そして53歳になったある日…再び私に転機が訪れた。来月から、あるベンチャー起業のGMとして勤務する事になった。

初めはコンサルタントとして紹介され、契約する予定だったが、役員の方と何度か会話を重ねていくうちに、会社のDNAを絶やす事なく100年続く企業にしたい…

良い会社をつくりたい…という役員の熱意に心から感銘を受け「私も何かしら力になれないか?」と思うようになった…。何より…私がやりたかった目標と役員の方がやろうとしている事が全く同じだったのである。

仕事に対する考え方、生き方、人に対する価値観が同じというのはそうそうない事である。

これは何かの縁であり、最後のチャンスかもしれない…直感的にそう感じた。


そしてある日「外部のコンサルタントとしてではなく会社に入って一緒にやってもらえないか?…」という話になった。

そうなると、当然の事ながら、今より責任も重くなる…時間も今より拘束される…収入も固定される…

しかし、私は躊躇なく入社を決めた…
そこには心から「やりたい事」があったからだ。

そして必要としてくれる人と場所があるという
有り難さを感じたからである。

当初は、私の地元に支社を作るので、地元にいてそこの立ち上げを…との話だったが

敢えて関東の本社採用を希望した。
そこには2つ理由があった。

役員が私に求めている事を理解していくうちに、支社立ち上げの前に、基盤となる本社でやるべき事があると感じた事…

もう1つは自分にとって最後のチャレンジであり最後の仕事にしようと覚悟を決めたからだ。そうなったら今の環境を全て捨て、単独関東に腰を据え、私の職業人生で得た人脈や経験、知識、スキルの全てを会社のために使おうと決めたからだ。

そして、何より…
社長と副社長から頂いたこの言葉

「入社した事を絶対後悔させません!」
という言葉を信じたからである。

毎度の事だか「覚悟」を決める為に、私に時間は必要ない。瞬間に決めたら後は前進するのみ…行動に起こすのみ…なのである。

決して後戻りできないように敢えてfacebookで公言もした。こうして覚悟を固めたのである。

当然反対されもした…
本当にそんなに早まって結論出して大丈夫なのか?と忠告も受けた。

しかし…決めた以上、後は自己責任…私の人生はずっとそんな生き方だ…リスクや不安は微塵もない。むしろそんな事はやりたい事に比べたら何でもない…。

やりたい事「誇れる理想の会社を作る」に対する未知のワクワクしかない。

話は変わるが…

先日、その企業の役員会議にオブザーバーとして参加したが、その場の空気感は、これまで経験した「会議」では感じた事がないものだった。

何故なら…みんな笑顔が絶えないし、ポジティブシンキング且つオープンだったからだ…。数時間にも及ぶ会議があっという間に感じたほどだった。参加者は各支社の役員だが、会議でよく見受けられるセクショナリズムなど微塵も感じないものだった。

成功事例は、どうしたらそれができるのか?と素直に質問され、それに対して惜しげもなく教える…。皆んなでよくなろう…という役員同士の関係性が自然とそこにできていた。

終わった後も皆んな笑顔だった…。

私はこれまで、公開処刑?証人喚問?
腹の探り合い?足を引っ張る…といった会議は見てきたが、その場の空気は苦痛以外の何物でもなかった。

笑顔なんてとんでもない話で…時には泣き出す人まで出たりして…

そんな会議には、なんの生産性もないと感じていた。会議をするための資料作りに時間をひたすら費やし、なんとかその場を切り抜ける事だけを考えていたような気がするものだった。

ポジティブなシンキング、オープンマインド
そこに笑顔がある会議は、意見も活発に飛交い
それを否定したり非難する人などいない…

やるべき事が明確になるだけではなく自分の課題も見えてくる。

その場に参加して尚更「この方達と一緒にもっと素晴らしい会社にしたい」と思った。

そして、社長をはじめ役員の方から出た言葉は、

「社員がどんなに高い成果をあげようが、仕事ができようが私たちの会社のカルチャーに合わない人は辞めてもらって一向に構わない…むしろ居てもらっては困る…」とキッパリ言われたのだ…。

ぶれてない…そう感じた。

今まで出会った中小企業のケースはこうだ…

「あの人は、性格は難があるけど、とりあえず仕事はできるから…辞めてもらったら困る…」とか「周りからは嫌われているが、その人がいなくなると現場が回らなくなると困る…」はたまた「上手に機嫌を損なわないように使っていく…」という話ばかりだった。

こんな話を聞くたびにコンサルタントとしてのやる気を削がれていたのは間違いない…心の中で「なんだそりゃ…」と思いながらも、コンサルタントとして笑顔で対応する自分がいたのである…。

仕事だから。ある程度クライアントの意に沿わなければならない…。葛藤の連続だった。

その1人の「デキる人」の為に、会社が合わせているのである…私物化されていると言っても過言ではない。

そしてその1人のために社員が次々と辞めていくという現状があるのに、仕方ない…と諦めているのである。当然…社内のモラルも低下し士気も下がる…働く人たちから笑顔が消えて
ため息ばかりが聞こえる社内…

こんな会社に新入社員が入ってきて明るい未来が描けるはずもなく…本当にデキる人材は辞めていくのである…

しかし…経営者が「デキる人」と思っているのは
案外思い込みが多いのも確かで、デキるように見えるパフォーマンスをしているだけ…という場合が多々ある。

何故なら、自分の肩書きや立場や収入を守るため
必死で、新しいものは受け入れない…変革は拒否する。この仕事は自分しかできない…とアピールするのである。

そして、あたかも自分以外の人間が無能であるかのように立ち回るのである…。社内政治的な事が横行し、出る杭は打たれる…という社風になる。

こうして、経営者が会社を設立した当初の崇高な志とか「理想の会社」が、デキる人を装った利己的な思想によって捻じ曲げられ、どんどん違ったものになっていくのだろう。

そして何より経営者の事なかれ主義によって、利益至上主義となり人材も育たず衰退していくんだろう。

結局何が言いたいかというと
理想の会社なんてできない…のではなく経営者が諦めて経営者の意思で「面倒だからしない」だけなんだと思う。

伸びる会社は社内の「気」が良い。その「気」は
そこで働く人たちが出しているに他ならない。

コミュニケーションが活発であり、納得いくまで向かい合う…人の誹謗中傷、陰口もない。
円滑な人間関係と健全な信頼関係がある社内は
当然、仕事の判断、承認、レスポンスが早い…だから生産性が上がるのだと私は思っている。

仕事にやらされ感や、稚拙で依存的な考えはどこにもなく「自らの役割責任」を能動的に果たそうとする人達の集団となり、個々の精神的自立だけでなく、
互いを支援し合い感謝しあえる文化が醸成されると思っている。

最後に…

「理想の会社」は
立派な社訓、経営理念、立派な社屋である事ではなく、経営者のブレない想いの強さと熱意、そしてそこで働く人たちが、その経営者の想いに心から賛同し、その想いと目的の達成に向け能動的に働く事ができる。

そして、仕事で自己実現できるだけでなく「私たちの会社」と言う誇りを持ち、「理想の会社」を自分たちで作っていくのであろう。
















































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