疲れ果てた日々を徒然と書く

仕事での愚痴・身の回りでの起きた事を話すかもしれないです。主な話題は趣味・軍事・政治とか書きます。

雲仙普賢岳にて自衛隊ヘリの不時着の様子

2010年02月27日 | 軍事
平成の初め頃、長崎県の雲仙普賢岳の噴火が発生し自衛隊が災害派遣されていた。
現在だと雲仙普賢岳は小康状態だと思うんですが
その当時は、40人位が亡くなった大火砕流の発生が有ったり
耐熱処置が施された陸自の装甲車が火砕流に巻き込まれたりする事件がありました。

そんな中、報道陣を乗せたヘリが危険地域内に不時着し、報道陣と自衛隊員が
危険地帯から徒歩で移動する姿が映像に残されています。

当時の映像を見ますと、使用されていた機材はCH-47ではなく
V-107(バートル)が使用されていた様子。
原因は素人の私には不明ですが、ローター火山灰がエンジン内に吸い込まれるか
が原因のエンジントラブルかもしれません

救援のヘリUH-1が来ても地表に堆積した火山灰が巻き上がり、視界が確保できない
状態で着陸は不可能、そして、いつ火砕流が起きてもおかしくない状況下で
報道陣・部下を率いて避難する隊長の姿には感動を覚えます。

最後に人間だけではなく、民家に残された犬まで呼んで一緒に逃げようとする映像には
笑ってしまいましたですだよ。


1 コメント

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不時着 (淀ゆたか)
2011-01-23 14:39:16
コーパイは、同期です。事後、自力で高遊原に帰投した、不時着機をRANWAYに一列になり迎えた隊員の一人です。ほんとに、すごい、あんな、ぎりぎりの段々畑によく、無傷でオートロを決めるなんて、普段からの訓練の成果としかいいようがない、たしか、ENG換装をして自力で帰投した。チヌークでスリングしたがローリングしだしたので東グランドに接地してそこでENG換装した。
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