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田中さんと山田さん 2

2017-07-31 10:30:53 | 小説
山田さんは小学校の頃いじめられていた。

給食のみかんを何でみんな残すの?って思って言ったらみんなからシカトされるようになった。集団に囲まれて殴られたり蹴られたりしたこともある。靴箱に「クズ」「死ね」と書かれた紙が何枚も入っていたこともある。

最近になって昔の夢を見ることが増えた。夜は録に眠れない。早く、朝が来てほしいと思いながら、明日を待つ。

「最近、寝られてますか?」
「…別に。」

田中さんは山田さんと話をする。田中さんは手足が機械でできたアンドロイドだ。魔法を使える。山田さんはうつ病を患ってしまい、現在家で引きこもっている。…最近本当昔の夢増えたな。

「…なあ、田中さん。」
「へ!?な、何でしょう!?」
「俺なんか、生きてていいかな…」
「だ!大丈夫ですよ!私なんかほら!頭悪いのに生きてますし!」
「…俺の数十倍は頭いいよ。」
「あ〜〜〜っ!」

ちなみに今回の田中さんと山田さんは前回のとは別の二人です。ご容赦を。

「…頭の中、『死ね』でいっぱいだよ。」
「私は『好き』でいっぱいだけどな。」
「…ありがと。」
「…にゃ。」
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