1800円。前予約。
立ち見盛況。
客層がやはり普段映画館に来ない層がいて、時をかける少女のときと同じく「くさい」(におう)感じもいなめないが、まぁ仕方ない。彼ら彼女らは普段映画館に来ないからこそ、「暗くなると眠くなりそう〜」とかきゃっきゃ言ってて、あぁ彼らの非日常なんだなぁと感じていて、でこういうふうにして映画の間口をひろげるのも悪くない、と思った。が、予告編がアニメが多勢を占めてげんなり。実写に彼らをつれてこようとしなきゃ! 興行的には(短期的には)適切なターゲティングができる彼らにこの予告編は最適なんだろうけどねぇ。
で中身は。
上田がちゃんと描かれている!
信州上田FCだっけ、がクレジットにもあったし、温泉っていったら別所温泉かねぇ。電車も上田電鉄の駅っぽいかと一瞬しか写ってないけど思った。さすが映画の町上田ですね。これで上田参りする人たちが来て温泉入りにきてくれるといいと思います。
あとは、「飯富さん」とかいう名前とか、なんて戦国マニア心をくすぐるのと思った。
内容は、セカンドライフでわりと想像できるよね、の世界で、スピルバーグほかわりとこの手に類する題材は描かれているためはっきりいうと斬新さはない。でも絵と演出力で話題なのかな。オープニングからしてすっげー村上隆の世界に見えたけど。
みんな絶賛しすぎなのでこういうときは天邪鬼にネガティブに書いてみると、家族とかコミュニティとかの話に踏み込んだけど、これはぜんぜん消化できてない。ちょびっと人間の優しさというか協力する姿を出したけど、は?で?みたいに何も語られなさすぎじゃないか。これでコミュニケーションの映画とか言っちゃうのは宣伝ミスだと思う。主題においたのは(描かれているのは)大家族のそれだけで、あとの人たち(ほかのあばたーとか)いったい何なのって感じ。あ、セカンドライフのコミュニケーションはこんなもんですよって示したのかな。なんてアイロニカル。