今日も元気で頑張るニャン

店で自宅で仲間になったニャンコ達。彼等と過ごすまった~りした日常とその奥にある信頼と愛情を、とりとめもなく綴る物語。

チビ ~ドラマチックな救出劇(前編)~

2016-10-11 22:40:49 | (故)チビ (店・享年1才推定・雄)
チビの不幸な事故から1ヶ月ちょっと経ちました。
その間にテツとの死別というメガトン級のショックがあったりして、チビがこの世に生きた証をしっかりと書き留める作業が滞っていました。

5ヶ月半という短い共同生活だったけど、まだまだ人への不信感が消え去ってはいなかったけど、毎日を一生懸命に生きているその健気な姿がとても印象的な子猫でした。
      
         少しづつ人に馴れてきたチビ、たまに喉を鳴らすことも


この春から始まったチビと、ニャーとシャッポの平和な生活。
そんなに長くは続きませんでした。
夏になるとそれまで気まぐれの"通い"だったダイフクが、この店に本拠地を移そうとしたのか毎日現れるようになって、他の3匹を追い払い始めたのです。

(※大型でボスキャラのダイフクの話は、いずれ改めて紹介します。)

特に店に人がいなくなる夜はダイフクの天下で、3匹は店にいられなくなり、朝はまず不明、昼過ぎなって安全を確認してから戻ってきたり、一日中消息不明の日もありました。そのうちニャーが襲われて通院騒ぎに、シャッポやチビも、襲われる寸前にかろうじて(スタッフに)助けられたり。そして店内のここかしこにダイフクの執拗なマーキング。スタッフがいない限り、店内に3匹の安らげる場所はなくなってしまいました。

ニャーは炎天下の駐車場に彷徨う日が続き、チビとシャッポは裏の駐車場や表の駐車場と、ジプシーのような日々。

このときに、もっとしっかりと手を打っておけばよかった。
当時はダイフクも何とか仲間になれないかと、そんなことを考えていました。。。

あれはダイフクに襲われそうなチビを助けてから間もない8月27日、朝の10時半頃、SC裏の遊歩道に落ちているチビを偶然、スタッフのAiさんが発見したのです。

戻りたくても2mの擁壁があって戻れない。
自分が現場に駆けつけたときは、チビは擁壁伝いにバス通りと反対方向へ移動して、公園の丘陵の入口でピーピーと鳴いていました。

それから応援を呼んで、チビの好きな食べ物、ダンボール箱、猫じゃらしなど道具も用意して何とか保護しようと努めたのですが、まだ人間不信の残るチビ、しかも興奮状態、とても簡単にはいきませんでした。

いつにもまして鳴き続けるチビ。とにかくいろんな方法で何度も何度も保護を試みては失敗、「あー、こやつは何てすばしっこいんだ」と恨めしくなりながらも諦めるわけにもいかず、途方に暮れながらの救助活動を続けました。


しかし3時間ほど経った頃、苦心のかいなく、チビは公園の丘陵へと消えたのです。


         ↓チビが落ちた遊歩道、手前がバス通り
      チビは擁壁と川の間を、向こうの公園の方に移動した
      

  ↓公園の入口。左手が公園の丘陵(チビは右手から移動してきた)
          SCと丘陵の間の道が手前に続く
        ちょうど街灯があるので夜も少し明るい
      

           ↓SCから見る公園の丘陵
      手前にある擁壁(フェンスの下)に沿って道が続く
      

          ↓SCの擁壁に沿って奥へと続く道
     公園の入口と続く空き地(下写真右手)が救出劇の舞台
      
        ※この道の奥の方に、チビ救出のヒントがあった

       ↓どうしていいのかわからず途方に暮れるチビ
     (この写真は、最悪の場合に備えて念の為に撮ったもの)
      


(SCの地形的な説明は、9月29日の記事にも詳しく書いてます。)


チビを見失っても、もちろん諦めるわけにはいかなかった。
諦めるということは、チビの過酷な運命を決定的なものにするからです。
午後はSC裏に広がる公園の丘陵と、その向こうにある住宅街を何度も何度も見回りました。
チビのことだから必ず鳴いているに違いない、その声を頼りに探し続けました。
しかし、そのうちに日が暮れて・・・。

夜になって、何とも言えない雰囲気が店を覆いました。
居合わせたスタッフ、ニャーもシャッポも。
チビが明らかに救いを求めているのに、まだしっかりと懐いていないチビに近づけば逃げてしまう。チビも我々も、どうしようもないジレンマに陥っていたのです。
「しかたないよな・・・、」
諦めの気持ちと諦めきれない気持ち。
翌日に備えて、警察署や保健所の連絡先を調べ始めました。

店を閉めてから1時間ほどして、スタッフのK君が帰宅しました。

そのK君の携帯から電話が、
「チビがいますよ。例の場所(昼の救出劇の場所)に戻ってきてる。」

その電話が切れる前に、店を飛び出していました。



・・・文章力のなさで、とりとめもなくしかも予想以上に長くなってしまった。

この話は「後編」に続きます。

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