ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

でも、ドクター・ストレンジは、なかなか興味深いことを示唆していたと思う

2017-03-07 10:27:21 | 映画
また一週間が過ぎてしまいました。
つくづくドクター・ストレンジの時間の魔法がほしい。

というわけで、先週書いた「ドクター・ストレンジ」ですが、
肩の凝らないエンターテイメント、というのは確かだけど、
興味深い台詞がたくさんあったなあと思い返し、
でも、具体的に、誰がどういう言葉で何を表現していたかまでは覚えていない・・

そこでネットで調べてみたのですが、やはり皆さんも定かには記憶してらっしゃらないようで、具体的な台詞は見当たりません。

大事な部分だけ思い出して書き出すと(私が興味深いと思った部分)以下のような感じかな(多少ネタバレ)。

① 私たちの体は、肉体とアストラル体とに分けられる。
 
 エンシェント・ワンに突き飛ばされて幽体離脱したストレンジは、さらに、ミラー次元など現実とは異なる次元を見せられて心底驚き、弟子にしてくださいとエンシェント・ワンに頼み込むわけです。
 この部分は、「スターウォーズ」のダースベイダー誕生を思い出させますね。
 結局、彼は大いなる力の前にひれ伏すのです。たまたまそれがエンシェント・ワンという、善の側の導師だっただけで。もしかすると悪の側についていたかもしれない。

② 魂はアストラル体に宿る。従って魂を癒せば肉体も癒される。しかも、アストラル体は、それ自体で動き回ったり戦ったりすることができる。
 
 戦いで怪我を負い、NYの病院にテレポーテーションしたストレンジは、追ってきた敵とアストラル体で戦う(肉体はベッドの上)。アストラル体で戦った結果負けると、肉体も死ぬ。

 アストラル体でホントに戦えるの?

③ この世界は一つではない。多くの世界(多元宇宙)の中の一つに我々は住んでいる。

 量子論ではすでに、パラレルワールドはあると考えられているようですね。
 その世界を行き来する方法や、遠隔地にも一瞬で行ける魔法が出てきます。
 これって、ドラえもんのどこでもドアだよね。

④ ドクターストレンジは時間の魔法を使って盗まれた本のページを見る。悪の世界に君臨するドルマムゥと対峙するため、時間のループに彼を誘い込むわけです。同じ時間が延々と繰り返されるので、ストレンジは何度殺されても生き返るというわけ。
 
 これが最後の戦いのシーンなのですが、そもそも時間を操るのは、ドルマムゥの得意技なんじゃないの? 真の敵は時間だ、とか言ってるわけだから。
 ストレンジのにわか仕立ての魔法で、あれほどの巨大な悪に対峙できるのか?
 

 結局、彼らは同じ土俵の上で戦うわけですが、同じ土俵なら、悪のほうがはるかに巧妙でスキルもあり、ストレンジに勝ち目はない・・と思うのだけど。

 魔法アイテムがいっぱい出てきます。彼らの魔法って道具が頼り。「ハリー・ポッター」でも魔法アイテムはたくさん出てきました。
 西欧人てアイテム好きだね。

 一番いいのは、彼らと同じ土俵の上では戦わないこと。 
 魔法アイテムに頼らずにすむ魔法を身に着けること。
 それには、彼らの魔法以外の魔法、あるいは別の何かが必要なのだと思います。
 現実世界もまたしかり。

なーんてことをちょっと考えたのでした。
もう一度見たいけど、DVD待ちかなあ。
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