少年の日々

はじめて考えるときのように

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悪人

2010年09月12日 | Weblog

GR DIGITAL III


ひとにはそれぞれ守るべきものがあって、

その守るものはなんだっていいのだけれど、

それを中心に行動している。


悲劇なのは、その守るべきものがない人が、

この世界では"強い"人となっていることだ。



守るべきものがなければ、

すべてをあざ笑うこともできるし、

いざという時は逃げられるし、

自分をだまし続けても、

自分さえよければそれでいい。



その人が本当に"強い"かどうかは、分からない。

それでも、守るべきものがある人を簡単にどん底に落としうる。



もうひとつ、悲劇は、守るべきものが、人によってあまりにも

異なるということだ。


ある人にとっては、守るべきものが、別の人にとっては、

憎むべきものになりうる。



僕らは、バランスを取って、ちょっとずつ、自分をだまして、

他人をだまして、なんとか守るべきものを、守り続ける。


たとえ、「悪人」と呼ばれる人が、世間から疎まれたとしても、

その人の守るべきものが他人と違うだけかもしれないし。




その人の属性に「悪人」という肩書が加わった。



その属性は、独り歩きして、人々の想像力を増幅させるだけの

力を存分に持っている。



属性はあくまで属性なのに、その人とは切り離されていく。
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