(帰り道、ねこ吉はあしながおばさん?いや、あしながバアサンになっていた。)
昨日は本山プラザで童謡、唱歌を歌う「コーラスの集い」があった。
2月から月2回、昨日で3回目の参加だ。
かなり高齢の人も来ていて、リハビリ、ボケ防止の感のある集いだ。
「むすんでひらいて」を歌いながら、歌詞と反対の動作をしたり、「あんたがたどこさ」パートを分けて歌ったり・・・。
ねこ吉は運動神経が鈍いので、よく間違える。
いや、もうボケの症状が現れているのかも・・・。怖い!
「あんたがたどこさ」を歌っていて、娘の高校時代を思い出し・・・。
それは、高校に入学して初めての古文のテストだった。
「肥後の国が現在の何県か判らなかったぁ~。」と、
娘はがっかりして家に帰ってきた。
ねこ吉はすかさず、「『あんたがたどこさ』を歌ってみ。」と言ってやった。
「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後何処さ、熊本さ ギャ~、悔しい!」と
地団太を踏んでいた。
前回の集いで、隣に座ったお爺さんが、「あんたら、何処で童謡を覚えた?」と聞いてきた。
かなりうざいお爺さんだった。
「母と一緒に歌って覚えたと思います。いや、幼稚園で習ったかも・・・。」と答えた。
「キリスト教の幼稚園だったから、賛美歌ばかり歌っていた。」と、隣で友人が言った。
そうだ!ねこ吉もキリスト教の幼稚園だったから、童謡より賛美歌を歌っていたわ。
「主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れはあらじ」
回らぬ舌で、意味も分からず歌っていたな。
やっぱり、母の力は大きいなぁ。
母の好きな歌は「冬の夜」だった。「囲炉裏火はとぉ~ろとろ、外は吹雪。」そのフレーズは耳に残っている。
ねこ吉は、子供たちに童謡、唱歌を歌い継げたかなぁ・・・。
幼い頃、誰にもらったかわからない小さな玩具の赤いピアノがあった。
父が童謡の楽譜を2冊買ってきて、ハ長調の読み方を教えてくれ、ねこ吉は一本指で弾いて歌を覚えた。
ああ、童謡、唱歌を歌えば、思い出が向こうからやってくる。
昨日は本山プラザで童謡、唱歌を歌う「コーラスの集い」があった。
2月から月2回、昨日で3回目の参加だ。
かなり高齢の人も来ていて、リハビリ、ボケ防止の感のある集いだ。
「むすんでひらいて」を歌いながら、歌詞と反対の動作をしたり、「あんたがたどこさ」パートを分けて歌ったり・・・。
ねこ吉は運動神経が鈍いので、よく間違える。
いや、もうボケの症状が現れているのかも・・・。怖い!
「あんたがたどこさ」を歌っていて、娘の高校時代を思い出し・・・。
それは、高校に入学して初めての古文のテストだった。
「肥後の国が現在の何県か判らなかったぁ~。」と、
娘はがっかりして家に帰ってきた。
ねこ吉はすかさず、「『あんたがたどこさ』を歌ってみ。」と言ってやった。
「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後何処さ、熊本さ ギャ~、悔しい!」と
地団太を踏んでいた。
前回の集いで、隣に座ったお爺さんが、「あんたら、何処で童謡を覚えた?」と聞いてきた。
かなりうざいお爺さんだった。
「母と一緒に歌って覚えたと思います。いや、幼稚園で習ったかも・・・。」と答えた。
「キリスト教の幼稚園だったから、賛美歌ばかり歌っていた。」と、隣で友人が言った。
そうだ!ねこ吉もキリスト教の幼稚園だったから、童謡より賛美歌を歌っていたわ。
「主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れはあらじ」
回らぬ舌で、意味も分からず歌っていたな。
やっぱり、母の力は大きいなぁ。
母の好きな歌は「冬の夜」だった。「囲炉裏火はとぉ~ろとろ、外は吹雪。」そのフレーズは耳に残っている。
ねこ吉は、子供たちに童謡、唱歌を歌い継げたかなぁ・・・。
幼い頃、誰にもらったかわからない小さな玩具の赤いピアノがあった。
父が童謡の楽譜を2冊買ってきて、ハ長調の読み方を教えてくれ、ねこ吉は一本指で弾いて歌を覚えた。
ああ、童謡、唱歌を歌えば、思い出が向こうからやってくる。