いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

疑惑汚染国会。 contaminated the diet of doubt

2017-06-17 19:49:30 | 日記
 (1)通常国会はグチャグチャになりながら事実上閉会した。法案成立率は95.5%で昨年より6%増(報道)ということだが、①戦闘地域での自衛隊PKO活動での現地日報を巡って稲田防衛相の珍解釈、珍問答に②森友学園問題での昭恵夫人を通じた安倍首相寄付の言った、言わないに続いて、③加計学園問題での「総理のご意向」、「官邸の最高レベルが言っていること」文書の有無で当初菅官房長官が怪文書として否定しながら、閉幕直前の終盤国会で一転文書の存在を認めるが事実関係は否定しての半年弱の通常国会は疑惑汚染国会(contaminated the diet of doubt)だった。

 (2)国民が負託した国会の評価成績(achievement)としては、わずかに天皇退位問題で特例法で来年以降に現天皇の退位、皇太子の新天皇即位を規定したことがせめてもの好材料だが、これも天皇の思い(普遍的な退位法)とは一致しないものだった。

 受動喫煙法案は法案提出が検討されながら厚労相と自民党が対立して国会審議されることはなかった。受動喫煙の健康影響が社会問題化している中で、これぐらいは時代の要請として決断、成立してもらいたかった。

 法案成立率の「95.5」%がそっくり反転しての「落第点」の今国会の評価成績だ。

 (3)PKO日報問題も当初防衛省は存在しないとしながらあとになって複数の文書存在を認め、今度は日報に記載されたPKO派遣判断の重要要因となる現地戦闘状態を稲田防衛相は法律上の意味での戦闘ではないなどとわけのわからない珍問答をくり返してあきれさせた。安倍首相、政府は加計学園問題で全く同じ軌跡をくり返した。

 これが疑惑の始まりで、安倍政権、官邸が森友、加計学園問題での安倍首相にかかわる疑惑隠しに終始した半年弱の通常国会で、さながら国会法廷の審理を延々と見せられた半年弱だった。

 (4)政府、政権の目論みで通常国会を会期末で締めて疑惑を放置したまま幕を閉じた。政府、政権の疑惑を追求することは国会の役割、使命であるけれど、こうも問題、疑惑続出に終始してしかも疑惑解明につなげられないとなると、国会の役割、使命が空洞化して国民の負託、期待に応えていない現実を浮き彫りにした。

 このような政府、政権、国会で憲法改正など審議できるのか、安倍首相は改憲支持勢力で衆参3分の2以上を占める現状から解散総選挙は考えないだろうが、憲法改正論議前に国会構成の国民の審判、判断が必要だ。

 (5)今のような政府、政権、国会では国民の負託にまともに応える状況にはないことを自ら証明したおそまつな半年弱の通常国会だった。
 政権選択した国民にももちろん責任はあるが、負託、期待に応えられなかった政府、政権、国会の直接責任は大きい。
 これが民間企業であれば株主総会で会長、社長以下報酬返還による総ざんげ責任だ。
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