いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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テレワーク,週休3日制。 telework , 3 days off a week

2017-07-25 20:20:47 | 日記
 (1)政府は「働き方改革」を今夏にとりまとめるとしているが、加計疑惑で閉会中審査の安倍首相も内閣支持率急落危険水域の20%台突入で内閣改造を控える政府もそれどころではない模様で、話題にもならないどうなるのやらわからない様子だ。

 そもそも働き方改革など政治、政府からどうこういわれる話ではなくて、本来自由で自主的な国民の働く意欲、意思、能力にあわせた話で迷惑なことだ。

 (2)ということで、企業ではすでに週休3日制(3 days off a week)にテレワーク・デイ(telework day)を実施するところが出てきている。2020年東京五輪の開催日を3年後に控えた7月24日に開催都市の東京首都圏の混雑渋滞解消を目的としたテレワーク・デイが実施された。

 職場に出勤することなく各自が自由に自宅などでIT機器を使って仕事をするもので、この日は900以上の企業・団体、6万人が参加(報道)した。

 (3)都内の混雑渋滞緩和にどれほど貢献できたのか結果は出ていないが、仕事の性質上から向き、不向きもあり、テレワーク導入予定は企業の16.6%程度(報道)にとどまっている。

 社会全体で仕事の「取り組み」方改革、「意識」そのものを変えることも必要だ。もう相当昔の話になるが、特別な人材を指定して1年間出社する必要もないかわりに自宅などで商品開発、アイディアを考える、提案する労働形態が話題になったことがあったが、ストレスなどで結局は成功しなかった例もある。

 (4)職場以外の場所、自宅などでIT活用して仕事をすることは一時的には気分転換、めずらしさもあってあるいは自己都合の便利さもあっていいが、これが恒常化するとなるとノルマ達成、環境の変化に順応することはむずかしくなって、ストレスなどの弊害も考えなければならない。

 やはり人間社会ではIT活用社会ではあっても人と人とのつながり、コミュニケーションが大事な仕事の社会だ。

 (5)最近週休3日制を導入する企業も出てきている。その分労働時間を他の4日勤務日に上乗せして賃金は変わらないというものだが、ギュッと詰めた短期間集中労働で成果を高めたいというものだが、1週間4日働いて3日休むで気分転換、集中力が持続するのか、これが恒常化するとなると気分、集中力のコントロールに苦労すること、ストレスも考えられる。

 (6)労働賃金は変わらないものだから、週休3日制の効果は毎週まとめて自宅での負担、役割にあてられるという特殊事情に適したもので、仕事上は週3日休むことによるハンディ、不利はつきまとうことになる不規則性(irregularity)だ。

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