いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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弁護士出身政治家。 a politician from the ranks of a lawyer

2017-03-15 20:09:17 | 日記
 (1)稲田防衛相が足元の自衛隊員から「頼りない」との発言があったとの報道を見て、女性の時代を代表する存在として頑張ってほしいとの感慨もあったが、防衛相就任以来の態度、言動を見ていると適任者(a well qualified person)でないのはもう動かしようもないものだ。

 安倍首相の理念、考え、思想に近いとして重用(安倍首相が自ら政界に誘ったといわれている)されてきたが、防衛相として疑惑の森友学園理事長との関係を問われて「記憶だけで」(本人談)事実と違う自らに都合のいい発言をして、野党から指摘、追及されると一転そういうことなら、そうでしょうと答弁を撤回、陳謝するというに至っては、国民の負託を受けた政治家として失格と言わざるを得ない。

 (2)自らけじめをつけて責任を取らなければならない。国と国民の安全、生活、権利を守るべき防衛相が「記憶だけで」自らの言動を正当化する態度には、危険極まりない国益不利益な存在だ。

 「記憶だけで」防衛業務を遂行されては、国民、近隣諸国、国際社会にとってはたまったものではない。冒頭の自衛隊員の「頼りない」発言も致し方のないところだろう。
 トランプ大統領はイスラム難民拒否の姿勢を同入国禁止の大統領令で鮮明にして、核軍備も強化に転じる方針をあきらかにして威嚇外交を展開しているが、このトランプ大統領が「核」のボタンを持ち歩くことに懸念はないのか、稲田防衛相と同じような不安、危険性はある。

 (3)近年の弁護士あがりから政治家への主流の流れに乗った稲田防衛相の政治転出だ。前大阪市長の橋下徹さんも同じような経歴で、ともに弁護士としての社会正義のパラダイム(paradigm)遵守というイメージとはほど遠い利己主義が前面に出てのパフォーマンスの軽さがつきまとう。

 弁護士の世界は、近年、弱者救済の使命感よりは相談弱者からその利益さえも奪い取る悪質な事件が目立つようになって、社会正義の弁護者というイメージは崩れている。

 (4)それにあわせたかのような弁護士あがりの政治家転出の主流であり、もちろんその中に社会正義のパラダイム実現に政治家として使命感を持ってあたる人材もいるとは思いたいが、いわゆる法の網の目をくぐる政治家としての利己主義ばかりが目につく弁護士あがり主流の政治家群像だ。

 稲田防衛相が弁護士出身(a politician from the ranks of a lawyer)として「記憶だけで」当の疑惑問題に対して自らに都合のいい言動をくり返し、あげくに野党に指摘されて答弁撤回、陳謝に負われるなどとは、「人格」として極めて問題が大きい。
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