いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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裁判と出直し市長選。 trial and call again a mayer election

2016-12-07 19:35:28 | 日記
 (1)市議時代に経営コンサルタント会社社長から市事業導入を巡って30万円を受け取ったとする同市長の贈収賄疑惑で1審は無罪、2審は逆転有罪判決を受けた(その後上告)岐阜県美濃加茂市長が、市長職にとどまる意向を示しながら一転辞職し、出直し市長選(call again a mayer election)に出馬する(報道)意向であることがわかった。

 同容疑では市長本人は一貫して無罪を主張しているが、2審有罪判決を受けて「潔白を証明するため」(同本人談)出直し市長選で市民に潔白の支持判断を求めるためだ。

 (2)市民の高い支持による潔白の判断を背景に司法との対決、決着姿勢を鮮明にするものだ。疑惑をかけられた政治家が納得のいく説明もせずに「みそぎ」として使う手法だが因果関係はまったくなく、訴えられた疑惑は裁判の公判で争われるものだ。

 市民には具体的な公判中のやり取りはわからずに判決結果でしか読み解くしかないものであり、その市民に当選支持で疑惑否定のお墨付き「みそぎ」を受けたとする展開はそれぞれに独立した司法と行政の意味のない混同であり、市民の投資(税負担)を余計に使って意味のない自己肯定(当選すればだが)の出直し市長選を実施するだけのムダ使いでしかない。

 (3)仮に出直し市長選で当選を果たしても、現在上告中の最高裁で有罪判決を受ければ失職することになるのだから、疑惑は疑惑でていねいに裁判の公判を通して主張して証明して真実(本人の言う無罪)を勝ち取るしか方法論(methodolory)はない。

 一部には同市議会では市長の2審有罪判決を受けて辞職勧告決議案の提出の動きもあり、これに先手を打って辞職、出直し市長選に打って出たとの見方もあり(なにやら韓国の朴大統領を巡る政治混乱と似た構造)、市長自身の贈収賄疑惑を市政の中に持ち込んで数(市民支持)の力で裁判の行方に圧力をかけようという筋違いの選択、手法でしかない。

 (4)国民から直接選ばれた韓国の朴大統領が退陣の決断について与党勢力が多数を占める有利な国会の決議に委ねるという間違った選択、構造の権力志向と同じだ。
 美濃加茂市長の贈収賄裁判は、贈賄側も収賄市長も主張が変遷したり、記憶にないなど説明不足で、物的証拠のない証言の信ぴょう性が争われている裁判で審議が尽くされておらずに、さらに2審裁判では被告市長への尋問も行われずにこれまでの証言をもとに(記憶にないもある)逆転有罪判決が出されて贈賄、収賄、裁判三すくみの疑惑トライアングル裁判と書いたが、上告の最高裁では「三者」が真実解明に向けて誠心誠意尽力する姿勢が求められる。

 (5)そういう中での被告市長の突然の辞職による出直し市長選の意向表明だ。善意に解釈すれば司法での無罪の主張が通らずにやむにやまれぬ潔白証明(verification of integrity)を市民の選択に委ねたといえるが、それぞれが独立した司法と行政の立場を超えて政治権力で裁判判断に圧力を加えるような不必要で筋違いの権力志向に打って出た勇み足とも受け取られる。

 (6)訴えられた疑惑は裁判、公判で晴らすしかない。
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