いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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神経軍事戦。 military operation by a war of nerves

2017-04-21 19:51:58 | 日記
 (1)いざという有事の時に米軍は日本を守るのかの論議は、建前と本音が交錯して軍事機密としても答えがない。
 米軍空母群を北朝鮮近海に派遣して緊張高まる中、力による平和を主張して米国は100%日本と共にあると言われても釈然としない。

 国際世論に反して核実験、ミサイル発射を強行する北朝鮮は米国が北朝鮮敵視、対決姿勢を強めることに反発して、防衛手段として対抗していると主張して堂々巡りの展開になって、米国との対話を望む姿勢の北朝鮮にとっては硬軟思うツボのところもある。

 (2)北朝鮮の後ろ盾の中国も北朝鮮問題は対話、話し合いによる解決を唱えており、力による平和を主張するトランプ米国とは相容れない対立が続いて、米軍空母群の北朝鮮近海への派遣で朝鮮半島の緊張を高めている。

 トランプ大統領は選挙戦中から日米安保条約は有事の時に(in time of emergency)米軍は日本を守らなければならないが日本は米軍を守らない不平等条約だと批判しているが、トランプ米国が同条約主旨に不満のまま同条約のとおり有事に際して日本を守るのかはわからない。

 (3)トランプ米国、米軍が有事に際して北朝鮮に対して攻撃をすることは間違いはないが、そうなれば韓国、日本への被害影響は甚大になることも予想されるので、米国第一のトランプ米国がそれをどう考え、北朝鮮対策を練っているのかが問題だ。

 今回の米軍空母群の北朝鮮近海派遣による朝鮮半島緊張で、日本政府は在韓日本人に対して有事が発生した場合韓国政府が指定するシェルターに72時間退避する方針を検討(報道)している。

 (4)米軍から攻撃する場合に事前に在韓米国人の退避行動を始めると想定(報道)して、米軍による反撃が72時間で一段落する米国の想定にもとづく日本政府独自の在韓日本人のシェルター退避計画だ。

 本来は日米韓軍事同盟として3か国連携で事前の準備、対策があっていいところだが、米国が軍事行動を始める場合は日本政府は事前協議を行うよう求めている(報道)段階であり、上述のペンス副大統領の米国は100%日本と共にある発言ほどには以心、信頼関係は安心できるものではない日本政府独自のシェルター退避計画のように思う。

 (5)有事の時に、いざという時に米国、米軍は日本を守るのかの答えのない命題(proposition)が背景にはある。米国、米軍にとっては軍事作戦は最高軍事機密として極秘プロジェクトであり事前にはあきらかにしない、日本といえども例外ではないとの論理だろう。

 100%日本と共にあると最高軍事機密との建前と本音が有事の対応を読み込めない不確定、不安を覚えるものだ。
 
 (6)北朝鮮問題は中東情勢と違って朝鮮半島を巡って米国と強い同盟関係にある韓国、日本への直接影響も強いものがあるだけに、神経軍事戦(military operation by a war of nerves)が強い。

 意地と意地の葛藤が続けば後戻りのできない状況の中で、何かの拍子にはじけることもある神経戦だ。
 
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