いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

暗い夜明けの国会。 dark dawning of the diet

2017-06-15 20:16:39 | 日記
 (1)安倍首相、政府、与党一体となった「共謀罪」による「共謀罪」のための「共謀罪」法案の民主主義破壊の成立劇だった。
 政府は参院で審議中の共謀罪法案を委員会審議中に野党が法相問責決議案を提出したのに対抗して、同委員会審議、採決を省略していきなり参院本会議での採決(中間報告)に踏み切った。

 (2)政府、与党も与党だが、野党も野党で審議中断、問責決議提出という総国会軽視政治劇で日本の国会は立法府としての体をなしていない。
 それにしても野党の問責決議提出を見越しての政府与党の「共謀」による同委員会審議、採決省略によるいきなりの参院本会議での「中間報告」で決着をつけるという前代未聞(10年ぶりー報道)の対応は制度上の欠かんを示すものだ。

 (3)物理的抵抗による委員会審議開催が不可能なわけでもない情況の中で委員会審議、採決を省略するなどとは、国会審議の精度、内容、時間を欠き国会審議の構成要件を著しく欠くものだ。

 安倍首相、政府、与党の「共謀」による安倍首相の加計学園問題関与疑惑逃れの同法案会期内成立で国会幕引きを狙うもので、政治責任の放棄だ。

 (4)政治責任を政府、与党、国会自らが放棄したのだから、今の政府、与党、国会は国民の負託を受ける、国民を代表するものとは認められない空虚(emptiness)なものだ。

 日本政府、政治は、民主主義を放棄した。安倍首相は国会を解散して国民に信を問わなければならない。安倍政権、与党はこれで何をやらかすかわからない政治体であることが国民の目にもはっきり示した。

 (5)この安倍首相、政府、与党がこれから共謀して進めるのが憲法改正だということで、それなら準備の段階で意図、企(たくら)みを検証しなければならない。
 国連特別報告者はこれまでの安倍政権の特定秘密保護法そして今度の共謀罪法案に対しては、報道、人権保障にかかわる懸念を表明している。

 安倍首相はいづれも強行成立後には決まってこれからていねいに国民に説明して理解を得るといいながら、一度もそうしたことはなく終わったこととして見向きもしないできた。

 (6)もはや安倍首相の目には憲法改正しか映らないのだろうが、さすがの安倍内閣支持の小市民的国民意識(the petite bourgeoisie)にも何をやらかすかわからない安倍政権、与党に対して手段を選ばないまともな政治運営は期待できないとの危険、危惧があって当然の、今日の暗い夜明けの国会(dark dawning of the diet)だ。
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