いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

政府機関説。 an opinion of the government organization

2017-07-23 19:55:08 | 日記
 (1)米国の政治がどれほどのものなのかは、正直なところわからない。トランプ大統領のことは例外として、これまでも強力な軍事力と情報捜査力(CIA)に経済力を背景に世界政治に強い影響力を示してきたが、仏、独、英のようにEU統一に高い政治的思想、影響力、理念を働いてきたようなこともなく、国内的にも人種差別問題や銃社会の危険性に対しても有効な政治的圧力を発揮することもなく問題は悲劇を繰り返し抱えながら、米政府ワシントンが何となく世界の中枢軸のように奉(まつ)られている感慨だ。

 (2)たしかに組織的にはいまでも世界情勢に目を配って強い影響力のある巨大な政府機関を整備しているが、中身はよくわからない(機密性)伏魔殿を構成している。
 今回のように大統領が民主党から共和党に交代するとなると政府機関の職員も何千人と大異動するといわれて、行政機関の政策推進の「継続性」のない政治スタイルである。

 トランプ大統領が就任早々に次から次と大統領令を出しながら実効性がともなわなかった理由に、政府担当責任者(長官)やそれを実務推進する大量の政府機関職員の異動が順調に進まなかった(報道)ことがあげられている。

 (3)日本の政治ではまず考えられないことで、自民党首相の政権交代や一時連立政権、09年の民主党(当時)による本格的政権交代でも政府機関の職員が大量に異動するということはなく、政策ルーティンの「継続性」がはかられているのが常識となっている。

 せいぜい首相の理念、思想、意向が反映される政府機関のトップ人事が交代する程度のものだ。日米の行政組織、政府機関の構成、意思決定、執行システムの違いによるものだ。

 (4)日本の財務省人事で、森友学園国有地格安払い下げ問題の国会答弁で、記録がない、指示していない、消去されたとすべて実体の伴わない否定をしてみせて取り合わなかった財務局長が国税庁長官に就任したことが話題になっている。

 (5)世間では安倍首相、文科省への擁護の論功行賞との見方もあって、いろいろと取り沙汰されている。人事は政府機関内の問題であり周りがとやかくいうような問題ではないからどうでもいいが、記録がない、指示していない、消去されたということを平然と公言する感覚の職員が国税庁長官でどうなるのか、国民投資の納税者として不安、不信、疑念がつきまとう茶番だ。
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