いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

太陽系守護神の怒り。 anger of a tutelary deity of the solar system

2017-09-08 20:15:32 | 日記
 (1)太陽(solar)表面の大きな爆発(フレア)が確認された。NASAの太陽観測衛星の映像では太陽の右下あたりに閃光(せんこう)がくっきりとみてとれる。
 06年12月以来の大きさ(報道)といわれて、電気を帯びた大量の粒子が地球に到達して影響が懸念されている。

 人体への影響はないが過去のフレア発生ではカナダで大規模停電が発生(同)している。

 (2)太陽もいいかげんに地球上の北朝鮮の度重なるミサイル発射、核実験に怒り心頭に発しているかのようなこの時期の大規模爆発(フレア)だった。明日の北朝鮮の建国記念日にあわせたミサイル発射の可能性にも科学的判断影響を与えるともいわれている。

 太陽系宇宙空間の守護神は太陽であり、その一部に属する小さな惑星の地球の守護神はどこにいるのか、混迷が続く。

 (3)かっては地球の守護神として君臨していた米国はすっかり保護主義、米国経済第一主義に転化して、難民、移民を追いだすトランプ大統領令にメキシコ壁建設にやっきであり、その米国を北朝鮮はミサイル発射、核実験で挑発、威かくして朝鮮半島を不安に巻き込んでいる。

 北朝鮮を巡る利害関係で正反対の立場にある米国、日本、韓国と中国、ロシアは北朝鮮への圧力、制裁強化でも、異次元の制裁強化を求める日米韓とあくまで対話による解決を主張する中露では一向に北朝鮮の挑発と威かく突出を抑えることなどできないでいる。

 (4)安倍首相はロシア極東の国際会議にあわせて今回で19回目という異例の多さのプーチン大統領との会談で北朝鮮の圧力、制裁強化での協力を申し出たが(報道)、プーチン大統領は対話重視を主張して平行線(同)に終わった。
 北朝鮮の核実験だけは容認しないという中国も米国などの北朝鮮石油禁輸の致命的といわれる制裁強化には沈黙を続けている。

 (5)首脳同士何でも話せる関係構築と言いながら、ロシアはしたたかで日本、安倍首相の思うようには事は運ばない。北方四島返還問題もロシア極東経済開発優先でその道筋が見えているのか、北朝鮮同様に足元を見透かされたロシアの権謀術数にはまりはしないか注意が必要だ。

 (6)地球の守護神不在の中でそれぞれが既得権益優先、保護を目論んで露骨なかけ引きが続き、その間に北朝鮮だけがミサイル、核開発の技術、性能向上を着々と進めてそれでスパイラルに米国を挑発、威かくする不安定な世界構図だ。

 太陽系守護神の太陽ならずとも目を醒ませといいたくなる不条理(unreasonableness)な地球世界だ。

 (7)太陽系宇宙は謎が多いが、地球も謎だらけで、そこに生活する人間世界も謎が支配する。太陽系守護神の太陽の爆発、怒り(anger of a tutelary deity of the solar system)を見て小さい惑星地球人として考えることはないのか。

 

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