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鳥獣戯画と高山寺展(京都)

2014-11-18 18:26:15 | アート・文化
2014年11月16日(日曜日)
京都国立博物館で開催中の「鳥獣戯画と高山寺展」を見に行って来ました。



朝9時半の開場のところ、大人気のため、朝9時に開場時間を早めたそうです。
当日、博物館に到着したのが、9時ギリギリだったのですが、博物館前には信じられないくらいの大行列ができていました。
また、開館してから、博物館の敷地内に入ってびっくり!
門から展示場の建物までの間(広い庭)まで、長蛇の列ができていました。
くねくねと並んでいたので、どのくらい並んでいるのか、はっきりとはわからなかったのですが、公式Twitterを見ると「現在240分待ち」などと書かれていて、気が遠くなりました。
実際は、展示場に入れたのは、12時過ぎでした。



でも、待っている間、所々に動物の絵が置いてあって、ちょっと楽しめました。



実際の展示物は、高山寺ゆかりの品々とともに、鳥獣戯画の巻物が展示されていました。
仏教の経典や論語など、文字ばかりの書物もありましたが、やはり、人気は鳥獣戯画でした。
鳥獣戯画の巻物の展示コーナーだけ、さらに行列スペースを設けてありましたから、その人気の凄さに、あらためて驚きました。

鳥獣戯画は、現在のマンガ文化の原点と言われるだけあって、今見ても面白いと思います。
NHK Eテレの「びじゅチューン」という、世界の美術品をモチーフにした井上涼さんのショートアニメを紹介する5分間の短い番組があるのですが、その番組内でも、「鳥獣戯画ジム」という作品がありました。
ダイエットのために鳥獣戯画の巻物の世界に入り、動物に扮した人達が巻物の中で過ごすうちに、現実より巻物の中の世界に夢中になっていく…という感じのストーリー。
私は、このアニメを見てから、実物の巻物を見ましたが、なるほどな…と、思いました。

ここまで鮮明に修復するのに、大変な労力を要したそうで、並んででも見て良かったと思いました。

グッズ販売コーナーも大人気で、売り切れの商品が続出してました。
一巻数千円もする鳥獣戯画の巻物のミニチュア版も4種類とも売り切れでした。
かろうじて、図録が買えて良かったです。
図録には、付録で、鳥獣戯画絵巻の豆本がついてました(^-^)

あと、缶バッジも買いました。



紅葉がキレイな時期でしたので、時間に余裕があれば、岡崎公園の美術館とかにも行きたかったけど、国立博物館を見終わったら2時過ぎだったので、とてもそんな余裕はありませんでした。

【オマケ】
国立博物館の庭の紅葉






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