
今回は造園技能士検定試験の「作業試験」についてです。(ちなみに画像に映っているのは私ではありません)
試験の内容としては、『2×3メートルの敷地内に四つ目垣、縁石、飛び石、鳥居支柱(街路樹などに取り付けられている2本足の支柱)、低木植え付けを行う。』というものです。(私が受験した2級の場合。1級はさらに難しい課題です)
この作業を8月末の猛暑の中、直射日光を浴びながら行います。
はっきり言って技術だけでなく体力・精神力も試される試験です。
一応制限時間は3時間。30分の延長は認められるものの分刻みで減点されていき、30分を過ぎてしまうと未完成でもそこで終了。99%不合格です。
ほとんどの人は本番前に自宅や会社の敷地、講習会などで練習してきますが、私が初めて練習で作った時に要した時間は約5時間。その上、竹垣や敷石、支柱などの寸法も合格点をもらえるかどうか怪しいもの・・・。
こんな状態から時間を詰めて(2倍近くも・・・)、さらに寸法も正確にしていかねばならない事を考えると気が遠くなりそうでした。
しかし、人間、回を重ねると馴れてくるもので、数回練習していくと時間も寸法もなんとか収まるようになってきました。
そして本番の試験。試験開始の合図とともに気分はフルスロットル!常に全力投球な感じで行かないと、とても時間内には終わりません。
ところが最初の課題である竹垣の支柱を立て終わった頃、検査官がぽつりと「柱が傾いてるよ」。
確かに落ち着いてよく見てみると、やや傾いていました。
こうなるともう全力投球ぐらいでは間に合いません。
もはや脳内のどこかおかしなスイッチが入ったかのような「120%」モードに突入しました。
その後その「暴走モード」をキープしたまま試験開始から3時間後、気が付けば一緒に試験を行ってきた30人程の中でも一番最初に作り終わり、結局制限時間内に終わっていたのは私ともう一人の2名だけでした。
で、そんなこんなで約3ヵ月後の合格者発表。見事合格していました!
ちなみに、前回「要素試験」編でふれた「悲劇」がなんであるかというと、この「技能士検定」は「学科」と「実技」に別れている事は前に紹介しましたが、どちらか片方が合格していると、次回は免除になるのです(次々回は無効)。
しかし、「要素」と「作業」はどちらも合格していないとダメなのです。
つまり、「要素」が不合格で「作業」が合格でも「実技試験」は不合格。次回また「要素」「作業」の両方を行うハメになるのです。 実際にこのケースになる受験者は多く、私の同僚も要素試験であと一本当たっていれば一級合格というところで不合格。翌年また過酷な作業試験も受ける事になってしまいました。
また別の話になりますが、私が技能士検定についてネットで検索していたら「資格取得マニア」の人がこの技能士検定を受けた時の体験を掲載しているサイトを見つけたので興味深く見てみました。
その人曰く、「実務経験の無い人には大変難しい」とありました。
そりゃそうでしょう。もともと「ちゃんとした造園の技術を持った人を認定するための資格」なんですから、そう簡単に造園関係の人以外に取れるものではありません。
私が受験した時にもそんな感じの人がいました。
試験では、ちゃんと穴を掘って埋める作業手順になっている竹垣の支柱をいきなりカケヤ(ハンマーの大きなもの)でいきなり打ち込み始めた人がいましたから。ちゃんと講習受けていればそんな行為はしないはずなのですが、もっとも、講習のお知らせは造園会社に勤めてないと回ってきませんから多分素人だったのでしょう。(その人は結局、途中でリタイヤしてしまいました)
色々と苦労して手に入れた「造園技能士2級」ですが、造園会社を辞めた今となっては無用の物・・・なんて事は無く、将来何かあって再就職なんて時には十分役に立つものですから本当に取れて良かったなと思います。
試験の内容としては、『2×3メートルの敷地内に四つ目垣、縁石、飛び石、鳥居支柱(街路樹などに取り付けられている2本足の支柱)、低木植え付けを行う。』というものです。(私が受験した2級の場合。1級はさらに難しい課題です)
この作業を8月末の猛暑の中、直射日光を浴びながら行います。
はっきり言って技術だけでなく体力・精神力も試される試験です。
一応制限時間は3時間。30分の延長は認められるものの分刻みで減点されていき、30分を過ぎてしまうと未完成でもそこで終了。99%不合格です。
ほとんどの人は本番前に自宅や会社の敷地、講習会などで練習してきますが、私が初めて練習で作った時に要した時間は約5時間。その上、竹垣や敷石、支柱などの寸法も合格点をもらえるかどうか怪しいもの・・・。
こんな状態から時間を詰めて(2倍近くも・・・)、さらに寸法も正確にしていかねばならない事を考えると気が遠くなりそうでした。
しかし、人間、回を重ねると馴れてくるもので、数回練習していくと時間も寸法もなんとか収まるようになってきました。
そして本番の試験。試験開始の合図とともに気分はフルスロットル!常に全力投球な感じで行かないと、とても時間内には終わりません。
ところが最初の課題である竹垣の支柱を立て終わった頃、検査官がぽつりと「柱が傾いてるよ」。
確かに落ち着いてよく見てみると、やや傾いていました。
こうなるともう全力投球ぐらいでは間に合いません。
もはや脳内のどこかおかしなスイッチが入ったかのような「120%」モードに突入しました。
その後その「暴走モード」をキープしたまま試験開始から3時間後、気が付けば一緒に試験を行ってきた30人程の中でも一番最初に作り終わり、結局制限時間内に終わっていたのは私ともう一人の2名だけでした。
で、そんなこんなで約3ヵ月後の合格者発表。見事合格していました!
ちなみに、前回「要素試験」編でふれた「悲劇」がなんであるかというと、この「技能士検定」は「学科」と「実技」に別れている事は前に紹介しましたが、どちらか片方が合格していると、次回は免除になるのです(次々回は無効)。
しかし、「要素」と「作業」はどちらも合格していないとダメなのです。
つまり、「要素」が不合格で「作業」が合格でも「実技試験」は不合格。次回また「要素」「作業」の両方を行うハメになるのです。 実際にこのケースになる受験者は多く、私の同僚も要素試験であと一本当たっていれば一級合格というところで不合格。翌年また過酷な作業試験も受ける事になってしまいました。
また別の話になりますが、私が技能士検定についてネットで検索していたら「資格取得マニア」の人がこの技能士検定を受けた時の体験を掲載しているサイトを見つけたので興味深く見てみました。
その人曰く、「実務経験の無い人には大変難しい」とありました。
そりゃそうでしょう。もともと「ちゃんとした造園の技術を持った人を認定するための資格」なんですから、そう簡単に造園関係の人以外に取れるものではありません。
私が受験した時にもそんな感じの人がいました。
試験では、ちゃんと穴を掘って埋める作業手順になっている竹垣の支柱をいきなりカケヤ(ハンマーの大きなもの)でいきなり打ち込み始めた人がいましたから。ちゃんと講習受けていればそんな行為はしないはずなのですが、もっとも、講習のお知らせは造園会社に勤めてないと回ってきませんから多分素人だったのでしょう。(その人は結局、途中でリタイヤしてしまいました)
色々と苦労して手に入れた「造園技能士2級」ですが、造園会社を辞めた今となっては無用の物・・・なんて事は無く、将来何かあって再就職なんて時には十分役に立つものですから本当に取れて良かったなと思います。











「造園技能士」というものすら知りませんでした(;^_^ 庭木をチョキチョキしている方達は、この過酷な試験を突破された方々。見方が変わりますね。
資格は運転免許しか持っていないのですが、今思い返すと、教習所に通ったのがウソのようです。今だったら絶対無理。時間的に・・・とかではなく、面倒で(;^_^ ダメですねぇ・・・
それがですね、植木をチョキチョキしている方達の中でもこの資格を持っている人ってあまりいないんですよ。
特に年配の方達は働き盛りの頃にまだ試験が存在してなくて、記事にある通りかなり体力使う試験なものですから結局資格をとらないってパターンが多いのです。
現に私が勤めていた造園会社の社長も私なんかより遥かに高い技術・知識持ってても技能士の資格は持ってませんでしたし。
それでも「プロの植木屋」の証である事は確かですし、あと20年もすれば一定の技術を持っている植木屋全てがこの資格を持つようになるでしょうね。
そうすれば一般の方が仕事を依頼する時の重要な判断材料になりますね。
「あの植木屋さんなら一級技能士の資格あるから安心」とかいう風にね。
でもやっぱり、資格って苦労して取ればそれだけ
思い入れもあるし、なにより自信になりますねぇ。
そういう自分も、トラックの免許を取ったのは
何かあったときの為ってのが大きいかも……
自分も最初は「ちょっとキツイなぁ・・・」とは思いましたが、毎回合格者は出ているのだから決して不可能な事では無いと自分を勇気づけました。
この勇気づけは自動車免許取った時にも使っていました。
大型免許の方が技能士検定なんぞよりも実用性があって良いですよね〜。
その代わり更新の度にあの深視力検査をクリアしなければなりませんがね・・・。