ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

出会いと握手

2010-09-30 14:25:43 | 【出会い☆】
生きていると いろんな人に出会い、いろんなことがあります

どんな出会いでも、素敵な出会いにしていくのは きっと自分次第


私は 今の活動を始めてから、『一期一会』をよく感じるようになりました。

コンサートに来て下さるお客様や、たまたまイベントで偶然聴いてくださったお客様、

色んな場面で音楽を聴いていただけてとても嬉しく思いますが、

聴いた後、涙を流しながら私のもとに駆け寄って話しかけに来て下さったり、

杖をついて一生懸命、感想を言いに来てくださるかたや、

目をキラキラ輝かせて嬉しそうに近づいてくれる小さな子供たちなど、

ピアノのおかげで世代を超えたあったかい出会いが本当に多くて感謝の気持ちでいっぱいになります


そして私は別れ際に 出会えたことに感謝して握手をしていただいています
(時間が無かったり忙しそうな方には遠慮していますが

震災前日に会った友達のように もう二度と会えなくなってしまうかもしれない、

後悔しないように今の気持ちを伝えたい という想いがいつも心のどこかにあるのかもしれません。

でも不安が不安を引き寄せてしまってはいけないので

また会えることを願って 笑顔で握手をするようにしています



以前、ブログに書きましたが今年の夏は 主人方のおじいちゃんの弟さんが入院したので

お盆に帰った時、お見舞に行きました


病室の窓から外を見て

「あそこの学校は耐震の為に今工事をしてるんやで。あっちも・・・」

とても物知りでいろんなお話をしてくれて元気そうで安心しました


戦争の時、海軍で大変だったお話をよく聞かせてくれたから、

また元気になったらいろんなお話を聞かせてもらわなきゃと思って、

最後に握手で別れました。

「パンパンに腫れてるやろ・・」

「でも顔色もいいし、元気そうで良かったです」って言うと喜んでいました。



そしてつい先日

あれから退院して 

少しして亡くなったと聞きました。



あの時の握手が最期の握手になりました。


「あの時、よく行ってくれたね。」


そういえば、この言葉はここ数年で何回か色々なかたに言われました。



どんな時でも 優先順位は間違いたくない、

ここっていう時はちゃんと会いに行きたいしあの時行っとけば・・って後悔したくない。

そういう時は、心で思うより先に

勝手に準備して向かっていることが多い気がします。



人の命は年齢に関係なくって 人生の終わりは誰にもわからない。

地震や災害、事故を通して強く思うようになりました。



今朝は大雨でしたが、朝早くからスーパーへ買い出しに行ったり 主婦らしく頑張っていたら・・

坂道で自転車でひっくりかえって戦利品も私もびしょびしょに・・


歩道のはずなのに何故か後ろに車が来ててびっくりしたけど、

奇跡的に 戦利品も無事で、私も無傷でまだ生きててラッキーでした



油断禁物のメッセージを受けて いつ終幕が来ても 後悔しないように 

やっぱり いろんな出会いや今を大切に感謝して

そしてどんなことからもメッセージを感じて 楽しみながら生きていきたいなって改めて思いました


雨の日の自転車は 本当に危ないので 皆さんもくれぐれも気を付けてくださいね!!


来週は済美高校へ

2010-09-28 10:07:51 | 【コンサート情報】
来週は、済美高校で

キャリア教育の授業として 講演コンサートをさせていただくことになりました。



一人ひとりの生徒さんを真剣に想うあたたかい先生からご連絡をいただき

このようなご縁をいただきとてもありがたく思います。



愛媛県松山市にある済美高校といえば

以前このブログで高校野球の記事でも何度か紹介しましたが

2004年の春の甲子園で初出場初優勝 、

夏にも準優勝という野球でも有名な高校で


愛媛にいたときは何度も応援に行っていたので

今回行かせていただけることになりとても嬉しいです。



いままで小・中学校にはたくさん行かせていただきましたが、

高校へ行かせていただくのは これが初めて


今回 高校一年生を対象に授業させていただくことになっているのですが

私が阪神淡路大震災にあったのもちょうど高校一年生の頃だったので、不思議な感じです



震災以外にも今までいろんなことがあったので、

みなさんを感じながら その時必要なメッセージを音楽と共に伝えたいと思います。


久々の愛媛へ足を運ぶことができることも嬉しいですが

かわいい高校生の皆さんとの出会いが本当に楽しみです


一人ひとりが光を見つけられるような あったかいひとときになるよう頑張ります

人間力大賞・番外編~ジュニア版&出会い~

2010-09-25 16:18:04 | 【活動】人間力大賞2010
先日のブログでは人間力大賞の授賞式典のことを書きましたが、

実はその日、人間力大賞ジュニア版(18歳以下)の授賞式もありました。


高校生とは思えない本当に素晴らしいスピーチで

最近の高校生はみんなこんなことを考えているのか、それとも

特別に問題意識がすごい人たちの集まりなのかしら・・。

と会場の一人ひとりがきっと感じていたと思います。


私が人の為にと本気で考えるようになったのは、きっと震災後からだと思う。

高校一年で震災にあった時、友達も家もピアノも亡くして初めていろんなことに

気付かされて、生かされたこの命ですべきことは・・と考えだしたと思うけど、

きっとここにいる高校生の皆さんはそんなことがなくても自主的に活動してる。

なにが違うのかな。環境が違うのかなぁ。出会いが違うのかなぁ・・。


そういえば私はここ数年、たくさんの小・中学校に、自殺やいじめを防ぐため

命と今の大切さが自然に伝わるから経験を語って欲しいと

講演コンサートに呼んでいただくことが多いけど

私が小さいころってそんな人の人生を疑似体験をできるような授業あったかなぁ・・

などといろんなことを考えました。


そんな素晴らしい皆さんには、古田さんから表彰状とサインボールが

手渡されていました。






いいなぁ~~☆☆☆


思わずつぶやいてしまった大人げない私


そして、人間力大賞グランプリ(青年版国民栄誉賞の方)授賞の渡辺大樹さんと一緒に

記念にパシャ



バングラデシュでストリートチルドレンの支援をされている渡辺さんは

受賞時も一言目に「早くバングラデシュにいきたいです」とおっしゃるほど、

バングラデシュの皆さんへの強い想いが伝わってきましたし、

お話にも感動しました。

きっとバングラデシュの方々も大喜びされると思います。

これからも素晴らしい活動でみんなを笑顔にしてくださいね!


私も耳にしただけで優しくなれるような曲作りやコンサートで

笑顔溢れる平和な世界を目指してこれからもがんばります☆



そして同じく会頭特別賞を授賞された石井更幸さんとも記念撮影。



アルビノという難病を抱えながら、同じ病に悩んでいる全国の

仲間や家族との交流会を企画して心のケアに取り組んでおられる千葉の石井更幸さんとは

レセプションでお話させていただきました。

外見が人と違うからと身内でさえ受け入れてくれず

いじめを受けたり大変だったようですが

色んな想いをされてきたからこその真の強さと優しさを感じて

出会えたことがとても嬉しくなりました。

アルビノの石井さんは目も青くてとても真摯な英国紳士のようで

心の大きなあたたかいかたで・・

大切なことを伝えていくために

神様に選ばれた方のような気がしてとても神々しくさえ見えました。

石井さんはアルビノを知ってもらうため、そして差別をなくすため一生懸命伝え続けています。


他にもいろいろな活動をしているかたがたくさんおられて

このような場で私も同じ舞台に立てたことがとてもありがたかったです。


正直 私は 未だに自分の活動のどのことを取り上げられたのかがわかりません。


思い返せば

2年間のコンサートで貯めた募金で新潟の被災地へ復興コンサートに行ったことも

神戸で毎年メモリアルコンサートをさせていただいることも

命や今の大切さを伝えるコンサートをしていることも

想いを伝える作曲活動も、眠っているたくさんのピアノを生き返らせたい

願いをこめてはじめたお客さまとの飛び入り即興連弾も簡単ピアノ教室も・・・。


どのことも心のままに ただその時心が感じたままに行ってきたこと。


それが結果的に音楽療法に適していたり、いじめや自殺防止に役立っていたり

勇気や希望を与えるきっかけになったり・・不思議だけどすべて

天国の私のピアノが導いてくれているようなきがして

聴いて下さる方々がきっと綺麗な心で感じてくださっているからこそなので

本当にありがたいことです。



悲しかったり 辛かったり 逃げ出したくなったり・・・

今まで私にもいろんなことがありました。


どうしようもなく苦しい時、音楽を聴こうとコンポを付けたら

震災復興の為に作曲して賞をいただいた『Twinkle memory &Bright future~きらめく想い出・輝く未来』がたまたま流れてびっくりしました。

(自分の曲を聴くことなんて今まで全くなかったのに

応募したときのまま、ダビングしたものがコンポに残っていたのです。)

その時は両手が包帯ぐるぐる巻きで体のあちこちにも原因不明の異常が出ていて

いつまで生きれるんだろうってすごく怖くて

もう一生ピアノが弾けないかもしれないと思って一晩中泣いて・・・

でもそのおかげで私にとって大切なものがなにかはっきりわかりました。

(今思えばこれも立派な音楽療法だったと思います)


いろんな経験のおかげで すべてのことに きっと意味があって

成長できるチャンスなんだって気付いたそのときから少しずつ

考えかたを変えて、人のせいにせず、自分を見つめ直して

自分が変われば周りも変わっていくのを感じはじめました。



雲の上はいつだって晴れてるけど、それに気付くタイミングは人それぞれで

自然に感じられるその日がくるまで 思い切り泣いてもいいと思う。



たとえ今立ち止っている人がいても

いつかきっと 動き出せるから 

無理しないでゆっくりでいいから

ただ生きていてほしい。



乗り越えた時には きっと人の痛みのわかる 

大きな心になっていて 誰かの生きる力になれると思うから。



私も今は主人の仕事で神戸に引っ越してきて、

故郷なのに久々すぎて分からないことも多くまさに新天地。 


たくさん応援してくれた皆さんにも会えなくてちょっと寂しいけど、

またいつか聴いていただけるように

皆さんのお役に立てるようにマイペースでがんばります。



今日は久々に自分のCDを聴いてみようかな。

初心に戻って頑張ります。

明日の毎日新聞で・・

2010-09-24 19:09:41 | 【メディア】新聞・テレビ・ラジオ出演等
昨日、毎日新聞の取材を受けました。

私が活動を始めた当初も、同じ方が取材してくださり、

当時、愛媛版でも関西版でも大きな写真付きで掲載されたのですが、

家族も私さえも新聞をめくりにめくって

どのページに載っているか必死で探して見つからず・・最初のページから探すことにしたら





・・・一面に載ってるやん!!!(左上の写真)

という灯台もと暗しだったことを思い出しました。

関西版も愛媛版も一面の記事で恐縮ながらも

神戸を離れて1年半の寂しかった日々を経て初めて行うメモリアルコンサートの記事だったので、

神戸のみんなにも近況を伝えられるありがたい記事となりましたし、

記事を改めて客観的に読んで自分のできることをもっと考えるようになったような気がします。



もう4年も前のことですが、それからも何度も取材してくださり、

いつも素敵な記事で伝えてくださっていてほんとうにありがたいです。



明日、毎日新聞の朝刊(兵庫版)で紹介されることになりました。


神戸、明石、阪神地区で見られるそうですので

よかったらご覧くださいね。

人間力大賞2010受賞式典(9/18)

2010-09-24 15:10:19 | 【活動】人間力大賞2010
最近急に涼しくなり、少し体調を崩してしまっていました。

季節の変わり目なので皆さんも気を付けてくださいね。


さて9月18日(土)人間力大賞2010の授賞式典が行われました。

(※人間力大賞とは・・1938年に米国青年会議所によって始まったTOYM(Ten Outstanding Young Men - 十人の傑出したアメリカの若者たち)が起源。
過去の授賞者にはジョン・F・ケネディやエルヴィス・プレスリー、橋本聖子、千住明など。青年会議所の主催で日本では青年版国民栄誉賞とされ今年で24回目となる。)



会場は東京渋谷にある表参道ヒルズ




立派な会場にはたくさんのかたがたが来られていましたが

愛媛時代からお世話になっているイラストレーターの横ヨウコさんとやのっぷさん夫妻、

働くしあわせプロジェクトの作曲を依頼してくださった船井総研の石田和之さん、

いつもあたたかく見守ってくださる優しいH夫妻、和歌山から駆けつけてくれたMちゃん、

そして昨年コンサートに行かせていただた新潟の小千谷でお世話になった優しい方も

わざわざ応援にきてくださり、東京は慣れていなくてドキドキだったけど

みんなの優しい笑顔に再会できて心が安らぎ とっても嬉しかったです


今年は全国から140名ものエントリーがあったそうですが、

20名のファイナリストとしてノミネートされ、出席させていただきました。



選考委員の奥田瑛二さんは今回映画制作中で来られていなくて
(どんな映画が完成するのか楽しみです)

作曲家の三枝成彰さんも今回はお会いできず残念でしたが

安藤和津さんや、音楽家の城之内ミサさんや坂井シェフや三浦雄一郎さんなど

テレビでも素敵だなぁと拝見していた方々がたくさんいらっしゃいました。



名前を呼ばれたらブルーカーペットへ移動し、

先日取材撮影に来てくださった想いを語ったVTRが放送されます。

ドキドキ・・・、ついに名前を呼ばれその時がやってきました。

紹介VTRの最初に流れる肩書は、今回、青年会議所のかたにお任せしたところ、

『作曲・即興セラピスト 中谷幸代』と素敵な肩書を書いてくださっていました





震災後、譲ってもらった実家の大切なピアノの前でのVTRが流れました。

バックには実話の絵本の『さっちゃんとピアノちゃん』とオリジナルCD、

宝物のピアノの破片も一緒に写っています。





本当に素晴らしい活動をされている方々が全国にたくさんいらっしゃる中、

ピアノと想いだけで自然に導かれるように歩んできたこの活動が 

このように表彰されることになり不思議な感覚でした。 


私は 会頭特別賞をいただきました。








この賞は、今まで私の音楽を聴いて応援してくださった

たくさんの皆さん、そしてどんな時も支えてくれた家族や友人のおかげなので

この賞は私ひとりでもらったものではないと思っています。



きっと皆さんに出会っていなければ 色んなきづきも今ほどなかったでしょうし

このような活動になっていなかったと思うのです。



今までコンサートで、帰り際にお客様が 涙を流しながら

「実は最近、○○なことがあって落ち込んでいたけど

あなたの音楽とお話で生きる希望と勇気をもらいました、本当にありがとう」

と、普段はきっと話さないような 生の心の声を聞かせてくれたり

アンケートに大切な想いを綴ってくださったお客様がたくさんおられました


それぞれにいろんな想いや悩みを抱えて生きています。


でも、皆さんにどんなことがあってもそれは成長のチャンスなんだって

感じられるようなきっかけになるようなコンサートをしたくて

コンサート後はみんなが今に感謝できるといいな、と思って 

命や今の大切さを伝えるトークコンサートに変わっていきました


コンサートの帰り際、老若男女問わず なぜか頬をピンクに染めて

ホカホカ~っていう平和な笑顔でニコニコ帰って行かれる皆さんを見ていると

大きなパワーと元気をいただいて、ずっと続けてくることができました



そして、神戸の一人として今更ながらも震災のあの時はありがとうをちゃんと伝えたいし

助けてもらったことを伝えることで

今リアルタイムで起こっている災害のことや被災地の方々のために

一人ひとりが何ができるかを考えるきっかけになってもらえたら・・と

思うようにもなりました



防災だけでなく、私の今までのいろいろな経験は自殺やいじめの防止にも役立つと思って

今と命の大切さを自然にかんじられる心の音楽と実話を子供たちにもぜひ聴かせたい

と人権の授業等に呼んでくださった感性豊かな先生方もたくさんいらっしゃったおかげで

未熟ながらもいろいろな経験をさせていただき 

生徒さんたちとの即興連弾等でも新たな発見もあったりして、

ピアノと共にいろんな前向きなメッセージを伝えたい、

楽譜のない自由なピアノの世界があることもを伝えて

一人ひとりがピアノに気軽に触れて心豊かに楽しんでもらいたい、

という想いも 一層強くなりました



あの日 どうして助かったんだろう・・

どうして私はここにいるんだろう・・助かったこの命ですべきことは・・・??


ずっと曇りがかっていた心の鏡を 

この数年で皆さんが一緒に磨いて少しずつクリアーにしてくださったような気がします



これからも日々に感謝して 皆さんの声に耳を傾けて、

そして心を磨いて その時々に必要なことを感じながら 

皆さんのお役に立てるような音楽とお話をお届けできるよう

初心を忘れず、心を込めて頑張ります。




最後になりましたが、お忙しい中応援に来て下さった皆さん、

あたたかい応援メッセージをくださった皆さん、

推薦してくださりお世話になった青年会議所の皆さん、

選考査員の方々、今まで出会って私の音楽を聴いてくださったすべての皆さんへ・・

皆さんのおかげで貴重な経験をさせていただき 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。



あらためて、これからもよろしくお願いいたします。


新聞掲載&ご報告

2010-09-19 21:30:18 | 【メディア】新聞・テレビ・ラジオ出演等
昨日は表参道ヒルズで人間力大賞の授賞式典があり、無事終了しました。


今日は朝からいろんな方々からたくさんメールやお電話をいただきました。

昨日のなごりでまだ東京にいた私は何が起こったかよくわからっていなかったのですが
今日の愛媛新聞で昨日の授賞式の様子が掲載されているそうです。

今まで応援してくださった皆さんのおかげでこのような貴重な経験をさせていただき、
私は会頭特別賞をいただくことができ感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも初心を忘れず、想いを大切にピアノと共に伝えていきたいと思います。

感謝の気持ちを込めて取り急ぎご報告いたします。

(今移動中なのでまた次回のブログであらためて書きます。)

カタガキ & 支えてくれているもの

2010-09-14 09:17:16 | 【作曲】想い
昨日の続きになりますが、インタビュー撮影はスムーズに進んだものの

帰り際、念のため何気なく尋ねられた”肩書”。

カタガキ・・・私にとっては一番難しい質問でした。


命の大切さや今の大切さを伝えるトークコンサートや作曲のお仕事、

施設での音楽療法や被災地での復興コンサート以外にも

耳コピアレンジピアノレッスンや、

一人ひとりに適した鍵盤(キーボード・電子ピアノ・ピアノ)選びや、

結婚式等では新郎新婦やご両親の想いを一緒に奏でるサプライズ即興連弾、

皆さんのお宅からどうしても手放さないといけないピアノや

弾き手のいなくなってしまった寂しそうなピアノのあるお宅で

ピアノの声を感じて即興させていただいたり、

持ち主や遺族の方と即興連弾したものを録音して、

ピアノの想いと音色を残させていただいたり

自分にできる範囲でいろんなことをさせていただているので、

一言では表さないといけないこういう時に本当に悩みます。


どの活動も、みんなもピアノも幸せな優しい気持ちになればいいな

という想いで活動しているものの

”肩書”というものはあまりこだわりはなく、

ピアノが命を守ってくれたからきっと形はなくなっても私の中で生きてて

だからこそいろんなピアノの気持ちがわかるような気がしたり

即興もそれぞれのピアノの声としていろんなメロディが溢れてくる気がするので、

『ピアノ人間』だと思っていますが

長々説明しないと分かりにくいし、肩書とは言い難い名前なので

かなり昔にコンサート後のアンケートで皆さんに質問したものを参考に

改めて見なおしてみるといろんな発見がありました。



インスピレーションピア二スト、即興ピアニスト、心に語るピアニスト、

鎮魂の奏者、感謝のしずくをつなぐピアニスト、感謝のピアニスト、ピアノのマジシャン

作曲ピア二スト、語りべピアニスト、鍵盤即興詩人、平成のモーツァルト、

メッセージピアニスト、吟遊ピアニッシモ、マジックピアニスト、伝えていく使命のある人、

ピアノ天使、癒しのピアニスト、心のピアニスト、一人ひとりの心に響くピアニスト、

魂のピアノ奏者、慈愛の奏者、想いを繋ぐピアニスト、ヒーリングピアニスト、

ハートフルメッセンジャー、幸せ運ぶピアニスト、心の作曲ピアニスト・・などなど


コンサートを見ながらきっと一生懸命考えてくださったのだと思います。

ありがたいネーミングばかりでまだまだ他にもありましたが

(照れるような恥ずかしいものもあったのでこの辺にしておきます

他の方の意見を参考にきちんと考えておくのも今後の活動において必要だと思うので

今回いいきっかけになりました。


アンケートはいろんな項目があって毎回隅々まで読んでいたものの

改めて見直すと裏までびっしり感想を書いてくださっているかたも

たくさんおられたことにびっくりしました。



皆さんのアンケートからまたインスピレーションをいただいたり

過去の自分を見なおしたり、想いの進化を感じたり、新たな発見もたくさんありました。


私はピアノがあってこそ皆さんに想いを伝えられる気がするので

言葉だけでしっかりと心に伝えることができる皆さんはすごいなぁと尊敬します。



もう何百枚にもなったアンケートひとつひとつが宝物で

新天地でも私の心を支えてくれています。



今もう一度同じ質問をしたらどんな答えが返ってくるかなぁ。


なにかぴったりのものがありましたら

今の自分を客観的に見るためにも、これからの為にも是非教えていただけたら嬉しいです。



アンケートを通して、皆さんの笑顔が浮かび

遠く離れていてもたくさんのエネルギーをいただき感謝です



今後も一人ひとりの心に届くメッセージと音楽を奏でられるよう、

これからも『心の鏡美しく』をモットーに心を磨いてがんばります


故郷でのインタビュー撮影

2010-09-14 00:20:52 | 【活動】人間力大賞2010
先日は、今週末、表参道ヒルズにて行われる人間力大賞の授賞式典で使用される

インタビュー撮影がありました

(※7月24日に行われた最終審査の様子が人間力大賞のHPに掲載されています→クリックで見られます)

この撮影だけの為に、わざわざ山梨の青年会議所の方々が神戸まで日帰りで取材に来てくださいました

おだやかな優しい方々が来て下さり、撮影終了後少し時間があったので

出会いに感謝して お二人のイメージで即興させていただいたり

一緒にピアノを弾いて即興連弾を体験していただいたり

短い時間でしたが、笑顔の溢れる楽しい時間となりました


帰りの時間が迫るお忙しい中、近所の公園の慰霊碑にも行きたいと言ってくださり

公園に着くと子供たちが遊んでいて穏やかな時が流れていました。


私の住む神戸市東灘区はとても被害の大きかったところで

たくさんの方が亡くなられた場所なので


ここにも大きな亀裂が走ってて・・

あそこに見える高速が倒れていたところで・・

あのマンションでは・・・

など当時の事を話すと驚いておられました。


慰霊碑の前でみんなで手を合わせました。


この地に足を運んで、

テレビの向こうで起こっていた出来事を改めて感じられたそうで、

今ではすっかり綺麗で平和な神戸の街だけど

この人も震災を乗り越えたんだろうな・・とか

神戸の人々を見ながら色んなことを感じておられたそうです。


優しい方々とのあたたかい出会いに、そして故郷神戸の昔と今を感じていただけて

とてもありがたく思いました。



慰霊碑の前で初心を思い出し、いろんな想いが駆け巡りました。

生きているといろんなことがあるけれど

当たり前のように過ごさせていただいている今にあらためて感謝して、

大切な想いを胸に これからもピアノと共に精いっぱい生きていきたいと思いました。




世界一の花火

2010-09-10 00:39:05 | 【その他】日々のつぶやき
今年9月9日、10日はどうしても行きたい場所がありました。

それは、新潟県中越地震から5年目となる昨年、

愛媛や神戸、宮崎県等で行ったコンサートで募金箱を用意し、

2年かけて皆さんからのあたたかいご支援によって

心の復興を願って無料コンサートをさせていただいた新潟の被災地の一つ、

新潟の小千谷
での片貝祭り。


毎年9月9日、10日は片貝祭りで、小千谷の皆さんの想いのこもった

こ~んなに大きな、世界一大きい四尺玉が披露される日なのです。

(昨年訪れた時の写真↓コンサートに行くまでこんな素晴らしい花火が

1週間後に打ち上げられるとは知らなくて日程が合わず見れなくて残念でした)



以前、DVDを見せていただきとっても感動した梅原司平さんのコンサートと

優しい歌声のレインブックさんのライヴがちょうど同じ日に小千谷であるときいて、

ぜひ生で聴きたいしこのタイミングで行けたらいいなぁと考えていたのですが

今回はどうしても行けなくなり、とても残念でしたが

昨年出会った小千谷のあたたかい方からとっても貴重なお写真が届きました。





立派な花火ひとつひとつに子供が生まれた喜びや、還暦のお祝いなど

6000人の街のみなさんが花火貯金などもして想いをこめられている大切な花火らしく、

四尺玉の花火は直径800メートルにもなるそうで、私には想像もつかないし

生で観たらまたさらに感動と共に伝わってくるものがあると思います




小千谷の優しい方は、今年の1月17日に

神戸でさせていただいたメモリアルコンサートにも新潟から大雪の中かけつけて下さった

とてもあたたかなかたで、

その後神戸で出会った大阪大学の素敵な学生さん達も

今回大阪から小千谷に花火を見に来られていたそうです。

小千谷では私との出会いも楽しみにしていてくれていたらしく

お電話越しにご挨拶をしました

素直なかわいい学生さんの心はお電話でも伝わってきました

感動の花火を見てまたさらに心豊かに

そしてあたたかく大きな波動を感じたのだろうなと思います

いつか会えるといいな


私も来年こそは、小千谷の片貝祭りに行きたいと思います


昨年の新潟でのコンサートから一年が経ちましたが

「また絶対来てね」と言ってくださった皆さんのあったかい笑顔が忘れられず、

あの時に配らせていただいた『はるかのひまわり』が元気に咲いたお写真を

送ってくださったかたもいらっしゃって緑豊かな穏やかな新潟がとても懐かしいです。


小千谷でも栃尾でも川口でも・・皆さんのお役に立てたら。。という想いだけで

初めて訪れた新潟で3か所もの場所で無料コンサートをさせていただけたのも

私の想いを分かって受け入れてくださった新潟の優しい方々と、

愛媛や神戸や宮崎やいろんな地域の皆さんが新潟の方々を思って

募金してくださったおかげなので、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、新潟の方々にもコンサートでそのことを伝え、

募金してくださった他の地域の皆さんの優しい想いが伝わったからこそ

今でもこうしてあたたかい繋がりがあるような気がします。



またいつか行けた日には、少しでもまた皆さんのお役に立てるよう頑張ろうと思います


守ってくれるもの

2010-09-02 02:48:23 | 【その他】日々のつぶやき
昨日は防災の日でした。

テレビで関東大震災の悲惨な映像を見ながら、

自分自身の震災の時とだぶって色んなことを思い出し、

もうこれ以上、犠牲者が出て欲しくないので

今日は私が日常でしている簡単な防災を いくつかご紹介したいと思います。



私の家は震災で全壊しましたが、家がそのまま無事だった方々は食器棚の中がすべて落ちて

割れて足の踏み場がなく大変だったと言う方も多かったので

私はもしも地震が来ても食器棚の中身が飛び出ないよう、

逃げるための足場が確保できるよう、こんなものを使っています。



大きなS字フックです。

色々考えた結果、これがいいかなと思って付けていますが

普段もフックを引っ張れば開けやすいしとても便利です。


大地震の場合は予期しない縦揺れもあるし、

これもあっけなく飛んでいくかもしれませんが何もやっていないより

気休めでも自分の心が少しだけ安心するような気がするので

いざという時パニックにならないように付けています。

食器の下に滑り止めシートを敷いたり、

食器棚のガラスに飛散防止シートを付けたりしておくのもいいと思います。



また大きな地震の場合は倒れたりする危険もあるので、

棚の足元にはこんなものも使用しています。




転倒防止用でホームセンターなどで売っています。


普段は綺麗な観葉植物などの飾り等も

地震が起こると飛んできたり凶器になることも・・・。



これにはどんな防災のしかけがあるかわかりますか?


正解は・・



グラスの底にゼリーのようなコレを付けているので

吸着して簡単に滑ったり落ちたりしません。

飛んできたら危ないテレビやプリンターなどにも使用しています。

(100均でも売っています。)



今年は猛暑で保存食や非常用の水も腐ることもあるそうなので

保存食を置く場所も気を付けたほうがいいそうです。



地震で家や形あるものを失ってからシンプルに考えるようになり

命さえ守ることができれば きっと後はなんとかなると思っているので


今、地震が来たらここに逃げようといつの間にか無意識に想定して生活しているくらいで

最小限のことしかしていませんが


ささいな心がけで、命が助かったり

いざという時 心を支えてくれると思うので

大切な家族や 一つしかない命を守れるように

どんな時も落ち着いて行動できるように

これからも日ごろから防災意識を持って心がけたいと思います。