努力うさぎは卒業する

物語と詩を書いています。
ときどき更新します。
ショートショートのお話作りをしています。

もふもふさんとうちでのこづち五十話

2016-10-19 11:03:20 | 物語
もふもふさんが日まわりから帰って家の中に入ると、
童子谷先生が帰っていきました。
「やあ、もふもふさんお帰り」
そう言った童子谷先生の口もやっぱりぶどう色です。
ちゃぶ台の上のぶどうの房を見ると、
形はなんとか保っていたものの明らかに実が減ってすかすかでした。
その視線に気付いた童子谷先生は
「いやーもふもふさんすまないねえ。一粒だけと思っていたんだがあまりに美味しいもんだから」
と頭をかきながら言いました。
「もっふー」
もふもふさんはそう言うと、
童子谷先生に渡そうととってあった二房のぶどうを二階にとりに行って童子谷先生に頭を下げながら渡しました。
その板、どこで聞きつけたのかおばちゃんがやってきました。
そして散々ぶどうを食べて、一房おみやげに持って帰りました。
おばちゃんが帰った後、もふもふさんはすっかり無くなってしまったぶどうの箱をながめながら
「もふっ」来年はもっと沢山送ってもらわないといけないな、と思いました。

(つづく)
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« もふもふさんとうちでのこづ... | トップ | もふもふさんとうちでのこづ... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。