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国際刑事裁判所、アフリカ諸国の脱退ドミノ?〜アフリカの犯罪をアフリカで裁けるか?(7)

2016-10-29 07:30:09 | アフリカ情勢
アフリカで繰り返された紛争と混乱。「戦争に対する罪」、「人道に対する罪」が繰り返し問われてきた。そして罪人のショッぴかれる先、それが国際刑事裁判所(Cours pénal Internationale)であった。

(Wikipediaより)


アフリカ側から見れば、国際刑事裁判所にショッぴかれてきたのは、圧倒的にアフリカ人。アフリカの犯罪がアフリカで裁かれていない現実だ。なぜアフリカ人がヨーロッパに連れていかれて裁かれるのか?

この問題はアフリカ人にとって、独立と自立に関係する極めて重要な問題だ。ンボテも過去全6回シリーズでこの問題を取り上げてきた。

アフリカの犯罪をアフリカで裁けるか?
第一話 不処罰とアフリカ
第二話 あすはわが身?
第三話 イセーヌ・アブレ元チャド大統領特別法廷(前編)
第四話 イセーヌ・アブレ元チャド大統領特別法廷(後編)
第五話 勝者の理論
第六話 チャドの独裁者イセーヌ・アブレ元大統領、特別法廷で判決

なぜアフリカの問題をアフリカで解決できないのか。なぜアフリカ人がヨーロッパにショッぴかれて裁かれるのか?2016年6月のAU総会でも、国際刑事裁判所への信託は善か非かが大きなテーマでとなった。幸か不幸か、ドラスティックな決定はされていない。

第27回アフリカ連合総会、ここがポイント!(2)〜委員長はだれの手に?
第27回アフリカ連合総会、ここがポイント!(1)〜またまた話題満載のサミット


さてそんな中、南アフリカ、ブルンジ、ガンビア・・・ここへきてほんの数週間で、国際刑事裁判所からの脱退を表明する国が相次いだ。ドミノの様相を呈するのであろうか?

南アフリカはパンアフリカニズムの急先鋒だ。ブルンジは大統領任期問題の疑義で国際社会から冷遇される状況。明日は我が身、自分がハーグに移送される番か?どうであれ、脱退を表明。

ガンビアについては、あまりにおかしな政体をもった国であることはすでに述べてきたが、
ガンビアという国(8)
国際刑事裁判所判事長はファトゥ・ベンソーダ女史、彼女の出身国こそガンビアだ。アフリカ人がアフリカ人によって裁かれない。そんな矛盾に答えようとする人事だった。ガンビア脱退でベンソーダ判事も資格喪失になるのだろうか。


アフリカの問題をアフリカで裁けるか。大きな命題の前で、国際刑事裁判所からの脱退ドミノはいかに?

(おわり)
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