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【速報】「やっぱいまのナシ!」ジャメ大統領が敗北を否定〜ガンビアという国(11)

2016-12-10 16:30:44 | アフリカ情勢
(日本時間12月10日0830にアップした速報記事、同日1630にアップデートしました。)

当地時間12月9日22時半すぎ、またすごいサプライズが速報された。22年に渡ってガンビアを独裁し、さまざまなお騒がせを起こしてきたヤヒヤ・ジャメ大統領。先般、1日に行われた大統領選挙ののち、独立選挙管理委員会が野党アダマ・バロー候補の当選を発表すると、自ら潔く敗北を認め、当選者バロー候補に祝意を伝え、平和裡の権限移譲を表明した。過去の愚行はさておき、多くの市民や国際社会はこの動きを歓迎した。

ガンビアという国(10)〜ジャメ大統領、大統領選挙の敗北を認め政権移譲。最後のサプライズ?!

ところがそれから一週間あまりたった昨夜、ジャメ大統領が国営テレビに再び現れて演説を行った。そしてなんと大統領選挙の結果を棄却する、と発表したのだ。



(速報を伝えるフランス国際ラジオ放送(RFI))


「わたしは選挙管理委員会が独立、公正、信頼に足るものとして誠実に結果を受け入れた。しかしわたしはこの全てを棄却する。選挙管理委員会の発表には受け入れがたい過ちがあるからだ。」

「繰り返させてもらう。わたしは選挙結果を受け入れない。」そして改めて選挙を実施することを呼びかけた。

(ジャメ大統領演説、Voice of Africaウェブサイト)


ジャメ大統領は、独立選挙管理委員会の開票に重大なミスがあったと述べた。選挙結果は大量に生じていた不投票に関して触れられておらず、その多くが誤った通知により、投票することができなかったのだ、と主張する。


この発表はガンビア内外を大きく揺るがしている。市民や国際社会はバロー氏の当選を好感し、政治犯が釈放され、軍や治安組織は新大統領への忠誠を宣言。バロー氏は退任後のジャメ氏をあえて追求し、旧体制の「魔女狩り」を行うことはしない、と述べていた。

アダマ・バロー氏はツイッターでこう述べている。



例えていえば、トランプゲームでカードを切ったら、それでゲームに負けていまい、「あ、ちょっと待った、今のなし!」っていってるようなもの。やっぱりガンビアという国は、いや、ジャメ大統領は最後までお騒がせだ。

ガンビアの時計は、22年の時を経て、ようやく健全な将来に向かって回り出したと思われた。しかし再び「ジャメの不思議な国」に迷い込んでしまったようだ。果たしてこの顛末、どうなっていくのだろうか。

(つづく)
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