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アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

大型連休で意識不明の大渋滞?!

2017-04-19 13:00:23 | アフリカ紀行
日本ではまもなくゴールデンウィーク。ともなれば、全国各地の行楽地へ向かうクルマの渋滞予想が気になるところ。そろそろ道路当局の発表がある頃だろうか?

この問題、洋の東西を問わず、大きな社会面のトピックとなっている。たとえばフランスでは、バカンスシーズンになると、特に毎週末、日ごと・区間ごとに色分けされた渋滞予想がテレビで発表される。


そこへ行くとアフリカ。道路事情もクルマの所有率も上がらないこの地では、そんな話は遠い未来?!

ちょうどこの週末、キリスト教のお祭りであるpâques(パック=英語ではイースター)を迎えた当地・コートジボワール。例年、pâquesは当地の人にとって、お盆のような帰省のタイミング。特に同国の政治・経済の中心地アビジャンと、内陸に位置する首都ヤムスクロウを結ぶ高速道路で繋がれた同国中部の人にとっては、極めて大切な親族や地縁、旧交を温める機会となっている。

とはいっても、普通ならただの一祝日。なので人々の移動日程は集中し、結構な混雑を記録する。ところが今年のpâquesは土日が絡んで三連休。中部を地元とする人々には絶妙な帰省日程となったことから、ゴールデンウィークさながらの「大型連休」となった。


そんな中、突如現れたありえない事態とは、、、?

当地コートジボワールのメディアは、こんなニュースを伝えている。
2017年イースター休日: 帰りがツラい。100キロ越えの大渋滞
PAQUINOU 2017: le difficile retour. Embouteille monstre sur plus de 100 Km



「道路事情もクルマの所有率も上がらないアフリカでは、大渋滞なんて遠い未来?!」なんていうなかれ。イースター連休の最終日、アビジャン・ヤムスクロウ高速道路で、なんと100キロ越えの渋滞が発生したというのだ。100キロ越えの渋滞というのは、お盆や帰省シーズンを含めても、日本でさえなかなか聞かない。巻き込まれた人のインタビューでは「10時間近くも動かなかった。」とあきれ顔。

「行きはいくらでも時間を潰せるからいいさ。帰りはお尻が決まっているからみんな必死。」と、当地の人。「いや、下りこそひどいもんだ。」と別の人。メディアでは、この渋滞の原因について、「二つの料金所がしっかり機能しなかった」ことをあげている。何より、連休でこんなにもたくさんのクルマが動く、モータリゼーションが進んだことに注目しておくべきだろう。


さて当地の人とこの話題に及んだ際、異口同音に聞かれたのが「ああ、つまるところ、バウレ族の大移動だよ。」「もはや風物詩だね!」との反応。

高速道路で繋がれた同国中部あたりは、同国主要部族の一つ、バウレ族の人々のテリトリー。そして彼らの多くがイースターを祝うキリスト教徒だ。そういったことで、この大渋滞は、バウレ族の部族大移動と捉えられている。

(関連記事)バウレ族の名前

大渋滞ということで、「詰まらない」お話はここまで。日本の皆さま、渋滞を避けたよい連休を!

(おわり)
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