ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

ポールポジションはヨコハマ!?〜もうTICAD VIIのお話

2016-09-21 07:30:05 | アフリカ情勢
先般の記事でもお知らせした、2016年8月末の第六回アフリカ開発会議(TICAD VI)。初のアフリカ、ケニア・ナイロビ開催となり、アフリカでの注目度もいままでとは多少違ったものになった感がある。

TICAD VIでナイロビに行ってきました!



またこのことからアフリカ系メディアでもそこそこTICAD VIは取り上げられ、しばしば中国とのライバル関係として報じられることも。

TICAD VI・日本と中国のライバル関係をどう思う?〜RFIおもいッきり生電話?


さて、そんな中。「来年のことを話すと鬼が笑う」というが、すでに3年後のTICAD VIIについての記事がアフリカ誌'Jeune Afrique'に出ていてビックリ。記事はこちら。

ポールポジションはヨコハマ!?〜第六回アフリカ開発会議(TICAD VI)
'Yokohama en pole position pour la 6e conférence de Tokyo pour le développement en Afrique'


記事にはこう書かれている。

第六回アフリカ開発会議(TICAD VI)が8月27〜28日、初のアフリカ開催としてナイロビで成功裏に終了したことは記憶に新しいところだが、そのそばから、次回開催地をめぐるつばぜり合いが日本の開催者に投げかけられている。

東京に帰るのか、第四回、五回とホストした横浜に帰るのか。あるいは名乗りを上げた第三の都市、神戸か?
「アフリカに最も近い日本の都市」と代表団がナイロビ入りした横浜。一歩リードしたポールポジションにありそうだ。



ンボテは別にTICADの盲目的擁護者でも、傍観者でもないが、この記事で思いついた感想を少々。

第一に、TICADがアフリカ系主要メディアに思った以上にフォローされているということ。これはいままでのTICADではあまり見られなかった。

第二に、「TICAD、いつまでやるの?」から「こんどはいつ、どこでやるの?」という論調になっている点。これはTICADがメディアのみならず、アフリカ側関係者にも定着してきた、あるいは内製化されてきたという点で注目される。

第三に、ホスト都市が話題になっているという点。これまでは横浜くらいしか関心を示してこなかったと聞く。次回、引き続き横浜はホストしたいという意向が固まっているのだろうか。また神戸は本当に関心を示しているのだろうか。もしそうであれば、アフリカを受け入れたいという都市が増えることは素直に喜ばしいと思う。


ということでTICAD VIIはまた3年後に、日本のどこかにやってくるというお話。アフリカメディアで初めて知ったのでした笑。


(おわり)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。