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アフリカ、二つの音楽祭(1)〜セネガル、サンルイ・ジャズ・フェスティバル

2017-04-29 21:00:48 | アフリカ音楽・アート・文化
日本では大型連休スタートの時節??・・・週末お出かけ情報というにはあまりに遠いが、当地西アフリカでの音楽祭のお話。

今週、二つの大きな音楽祭が開かれている。

一つはセネガル北部、世界遺産となっている町、サンルイ(Saint Louis)で開かれる伝統の「サンルイ・ジャズ」。過去には渡辺貞夫(高中正義の名前も聞いたことがある)などが招かれた。第26回目を迎えた今年は、4月24日〜5月1日に開催。



サンルイ。セネガル川が大西洋に注ぎ込む河口に位置し、かつてフランス統治時代には総督府が置かれた。「星の王子さま」でお馴染みのサン・テグジュペリも、郵便飛行でしばしばこの街を訪れた。

セネガル物語(5)~ちょっぴり悲しい過去

町のランドマークとなるホテルは、その名も「ラ・ポスト(La Poste)」。そのコロニアル調のノスタルジアな風景に、セネガルの庶民生活が溶け込む街。

ンボテももう10数年も前だが、休日にサンルイに旅して、ジャズフェスティバルに足を運んだ。なんとダカールからカールを乗り継いで10時間以上ももかけて。その旅ストーリーの方が今でも思い出される。あの時の写真、ダウンロードしたパソコンがコンゴで電気ショックに会い、全て喪失した。思い出は心に刻まれたまま。

(カールの図。diarios de un fotografo de viajes.comより。)


今年の音楽祭ではコンゴ民主共和国からアコースティック・サウンドのロクア・カンザ、反骨精神に溢れるセネガル、ジョー・ワカムをはじめ、内外のソウル・ジャズ・アーティストが集合する。一方で、セネガルの伝統的吟遊ミュージシャン、グリオによるタマのパフォーマンスなんかもある。また今回はジャズ界のレジェンド、マイルス・デービスや、サハラ・ブルースの巨匠、アリ・ファルカ・トゥーレなどを偲ぶ演奏も行われるとか。


フリーな雰囲気で気軽にジャズを楽しめる伝統のサンルイ・ジャズ。近年の異変はテロへの恐怖から厳重な警戒の中行われているそうだ。昨年、ブルキナファソ、コートジボワールがテロの舞台となり、次は、、、セネガル国内でもジハーディスト分子が検挙されている中、関係者に不安が走る。


時代は変われど、音楽が聞くものに与えるエネルギーやメッセージ、ヒーリングの力は変わらない。大陸を超えたジャズの祭典は今年も力強く開催される。

(つづく)
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