ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

イギリスミステリー『その罪のゆくえ』

2015-07-30 07:58:53 | 本の紹介
byリサ・バランタイン。高山真由美訳。ハヤカワ文庫。

公園で8歳の少年が煉瓦で撲殺され・・・容疑者として近所に
住む11歳のセバスチャンが拘束され、裁判にかけられることとなった。
イギリスでは11歳の少年であっても裁判にかけられることになっている。
その際、事務弁護士と法廷で弁護する勅選弁護士、二人がつくことになっていた。
この物語の主人公は事務弁護士のダニエル。ダニエルにはクスリと男に依存して
育児放棄した母親がいて、母が病院送りになった後は施設で過ごし、里親の家庭に。
セバスチャンも母親に暴力をふるう父がいて、つねに母を気にしており、そのくせ自分はろくな
世話をうけていない家庭に育っている。ダニエルはセバスチャンにつらかった幼い時の自分を
投影している。セバスチャンを理解し、彼を信じ、救ってやりたいとさえ思う。
セバスチャンの裁判の行方と、ダニエルの過去がからんで物語は展開していく。
スリルとサスペンスに満ちた心象描写、衝撃的なラスト。


黒イチジクのショコラケーク。

2015-07-27 12:59:34 | ティーフード
黒イチジクのドライフルーツを使って、焼き菓子を作ってみました。
チョコレートと甘酸っぱいイチジクが口の中で溶けて、ちょうどいい甘さの大人のケーキに
仕上がりました。


材料(18㎝長方形ケーキ型)
無塩バター・・・80g
サラダオイル・・・20g
砂糖・・・90g
卵・・・2個
ラム酒・・・大1

薄力粉・・・60g
アーモンドプードル・・・15g
ココア・・・18g
ベーキングパウダー・・・小1/2
ブラックチョコレート・・・50g(刻んでおく)

黒イチジク・・・50g(1つを縦横4つに切ってラム酒大1をかけておく)

作り方
1、常温で柔らかくしたバターをハンドミキサーで練る。
2、1にサラダオイルを少しずつ入れてさらに練る。
3、2に砂糖を少しずつハンドミキサーで混ぜる。
4、3に溶いた卵を少しずつ加え、さらにハンドミキサーで混ぜ合わせる。
5、4にラム酒を加える。
6、薄力粉、アーモンドプードル、ココア、ベーキングパウダーを合わせてふるいにかける。
7、5に6とブラックチョコレート、黒イチゴをさっくり混ぜ合わせる。
8、7をクッキングペーパーを敷いたケーキ型に流しいれる。
9、160度に予熱したオーブンで、8を35分から40分くらい焼いて出来上がり。

シャンプー、好きなんだけど・・・

2015-07-26 10:58:26 | ベル
7月24日、午後2時・・・京都の気温は34度。
パパが車を洗うというので、ついでにベルもシャンプーすることに。



水を弾きとばして・・・ブルンブルン。
タオルで拭かれるのがちょっとばかり苦手で・・・

草でこすりつけようと・・・



それはちょっと・・・ね。

あっさりレアチーズケーキ

2015-07-24 15:09:30 | スィーツ
夏なので、レシピを改良してあっさりしたチーズケーキを作ってみました。
飾りのブルーベリーと相性がいいです。

材料(18㎝ケーキ丸型)
クリームチーズ・・・150g
砂糖・・・60g
生クリーム・・・200㏄
ラム酒・・・大1
ゼラチン・・・5グラム(50㏄のぬるま湯でふやかしておく)

レモン汁・・・大1

ナビスコリッツビスケット・・・25枚
無塩バター・・・50g

ブルーベリー・・・1パック(洗っておく)

作り方
1、リッツビスケットをフードプロセッサーでこなごなに砕く。
2、無塩バターを電子レンジで20~30秒くらい加熱して溶かす。
(完全に溶かさなくてもいい)
3、粉々のビスケットに溶かした2のバターを加えて混ぜる。
4、ケーキ型に3を固く敷き詰め、冷蔵庫で冷やす。
5、常温で柔らかくしたクリームチーズをハンドミキサーで練る。
6、5に砂糖を入れて、ハンドミキサーで混ぜ合わす。
7、6に生クリームを入れて、混ぜる。
8、7にラム酒を加えてさらに混ぜ合わす。
9、8にゼラチン液を入れる。
10、9にレモン汁を入れてすばやく混ぜる。
11、4に10を流し入れて、ブルーベリーを飾る。
12、11を3時間以上、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり。

ブダペスト・ウィーン・プラハの旅8

2015-07-19 08:09:34 | 旅行
6月17日(水)

この旅行最終日の夕食は・・・

ガイドブックに載っていた『ツェルニチェ』という伝統的なチェコ料理が
食べられるお店を選びました。

ビールはライトとダークの2種類。
なのでライトにしました。


ターキーのサラダ。






雉のローストは独特のコクがあって、美味しかった。

プラハ城のちょっとユニークな日本人ガイドさんに教わったチェコ語。


こんにちは・・・「どんぶりでん」丼でん

さようなら・・・「なすくれたのん」茄子、くれたのん

ありがとう・・・「じゆーきゅーばん」19番

と、発音すればいいのだそう。
なので・・・
わたしたちはお店のひとたちに呪文のように繰り返していました。
もちろん笑顔で・・・

楽しかった旅は終わり・・・
翌日、帰路の途に。

ブダペスト・ウィーン・プラハの旅7

2015-07-16 09:00:47 | 旅行
6月17日(水)

プラハの街は中心部をヴルタヴァ川が流れていて、それを軸に左岸と右岸に分かれています。




1915年、当時のレトロな市電に乗って・・・
ヴルタヴァ川西側のプラハ城周辺地区へ。



聖ヴィート大聖堂。





フラッチャ広場に面する西の正門には・・・



衛兵が常駐。
1時間ごとに交代。



カレル橋を通って・・・旧市街へ。
旧市街広場の時計塔に上りました。



お昼は


鹿肉のスモーク。


合鴨のロースト。


デザートはやっぱり、アプフェルシュトーデル。

ホテルの近くにミュシャ美術館が・・・





イギリスミステリー『さよなら、ブラックハウス』

2015-07-13 14:43:54 | 本の紹介
byピーター・メイ。青木創訳。ハヤカワ文庫。

 エディンバラ市警の警部、フィンは故郷、ルイス島で起こった殺人事件の捜査のため、
帰省した。被害者はフィンもよく知っている、島内で一番の嫌われ者、アンガス・マクリッチ。
アンガスは船小屋の梁から首を吊られ、腹から内臓が出ていた。
フィンは8歳の時、両親を自動車事故で亡くしてから叔母に育てられ、18歳で大学に進学のため
逃げるように島を出た。叔母の葬式に1度島に帰ったきりで、それ以後、足を運んでない。実に18年ぶりの
帰省だった。アン・スケールと呼ばれる島での伝統行事、鳥殺し、その過酷な体験。
過去と現在が交差しながら、フィンの中に封印された忌まわしい記憶が少しずつ蘇ってくる・・・

ルイス島は実在しているのこと。インターネットで見ると、風光明媚な島の画像が見られて興味深かった。

ブダペスト・ウィーン・プラハの旅6

2015-07-12 08:12:31 | 旅行
6月16日(火)
夕食は・・・



1499年創業、チェコで最古のピヴニッツェの『ウ・フルク』。
ピヴニッツェとは、チェコ語でビール中心のビアホールのことです。



ビールといえば・・・



ウ・フルク・ラガー(黒ビール)
ここでは自家醸造のこのビール1種類だけ。
ほんのり甘く芳醇なコクのある飲み口。


チェコ風スープ。



ビーフの煮込みとつけ合わせのクネドーリキ(蒸しパンのようなもの。ソースをこれですくって食べる)
サワークリームが添えられている。



デザートはチーズケーキ。濃厚なチーズの風味が美味。

ホテルは・・・建物が国文化財に指定されている。




アールヌーボー調の外観、それに合わせた内装も素敵。








ブダペスト・ウィーン・プラハの旅5

2015-07-06 15:04:54 | 旅行
6月16日(火)

ウィーンからチェスキー・クルムロフへ、バスで。約270km



ヴェルタヴァ川の流れる、赤い屋根と白壁の美しい家並みの街。
中世の趣が漂う世界遺産の街。



チェスキークルムロフ城・・・13世紀に南ボヘミヤで絶大の勢力を持っていたヴィートコヴィツ家の分家、
領主クルモロフに築城された。



お昼は格式のある古いレストランで。







メイン料理は鱒のグリルをいただき・・・



デザートはティラミスを・・・

お城の中のお店を散策・・・






アメリカミステリー『歪められた旋律』

2015-07-05 08:47:54 | 本の紹介
byジェニファー・ヒリアー。高山真由美訳。扶桑社ミステリー。

ピュージェット・サウンド大学の心理学部の教授、シーラは研究室の助手、イーサンと
関係を持ちながら、銀行家のモリスと婚約。結婚式を間近に控えて、イーサンに一方的に
別れを告げた。その瞬間、イーサンはシーラに憎悪ををいだき・・・

時を同じくしてイーサンが付き合っていたかもしれない学生が失踪、溺死体で見つかった。

心に問題を抱えているシーラ、アルコール依存症からようやく脱却したはずのモリス、
イーサンの恋人、アビーらをも巻き込んで・・・
イーサンのストーカー行為はだんだんエスカレートしていき・・・


ブダペスト・ウィーン・プラハの旅4

2015-07-02 16:05:51 | 旅行
6月15日(月)


ホテルのレストランの入口に・・・謎のおじさんが・・・



ベルベデーレ宮殿の入口に・・・謎の彫刻が・・・



これはアメリカの美術家、ジェフ・クーンズによるHULK(Friennd)というアート。
ビニール製のバルーンではなくて、なんとスティール製。


シェーンブルン宮殿を見学。



今にも雨が・・・

しばらくして、とうとう本降りに・・・
なので、雨宿りを兼ねて・・・



カフェ『ザッハー』に。
ここではザッハトルテが発祥だとか。しかしライバル店『デーメル』のザッハトルテのほうが古いとか、互いに御本家争いで裁判沙汰に
なったが、結局、和解。その違いは・・・
『ザッハ―』のザッハトルテはスポンジの真ん中にアプリコットの層がある。
『デーメル』のザッハトルテは三角のチョコレートが飾られている。



アプフェルシュトーデルもいただきました。



林檎のフィーリングを薄いパイの皮でくるんで焼いた、アップルパイに似た焼き菓子。
一緒にメランジェというカプチーノに似た飲み物もいただきました。
どれも美味しかったです。

美術史美術館にも行きました。

夜はモーツァルトコンサートへ。









ポップオーバーを作ってみました

2015-07-01 08:53:02 | ティーフード


ポップオーバーって、シュークリームのシューの皮よりちょっと固めでしっかりしている感じ。
中は空洞になっていて、ジャムや、クリーム、餡など入れて、シュークリーム風にしてみて、スィーツに・・・
また、野菜やハム、チーズを挟んで、サンドイッチ風に、カレーやシチューを入れて、スナックに・・・
色んなバリェーションで楽しめます。

作り方もいたって簡単・・・

ここではマフィン型の焼き型をつかいましたが、アルミカップを使ってもできます。



材料(マフィン型6個分)

薄力粉・・・70g
強力粉・・・40g
卵・・・2個
牛乳・・・200㏄
バター・・・大1
塩・・・小1/4

作り方

1、卵を溶きほぐし、牛乳と電子レンジで30秒くらいかけて溶かしたバターを加える。
2、1をよく泡だて器で混ぜ合わせ、ふるっておいた薄力粉、強力粉、塩を入れて、さらに混ぜ合わす。
3、3を冷蔵庫で30分くらい休ませる。少しくらいだまになっていてもOK。(時間がない時は休ませるのを省いてもいい)
4、オーブンを210度に予熱しておく。
5、3を型に流しいれるが、8分目くらいでとめておく。多くいれると膨らまない。
6、5を210度で15分、180度に下げて15分~20分くらい焼いて、出来上がり。