ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

そのほかのサプリメントについて 「EM菌」

2011-07-06 | 放射能関連情報
これも多くの方からご質問いただきました「EM菌」についてです。
 このEMについて日本のあるボランティア団体が、15年も前からベラルーシの子どもを助けるということで、ベラルーシ国内に広めようと努力されていました。私はちょうどそのころ、この団体でボランティアをしていました。最初この団体の活動を聞いたときは、チェルノブイリの子どもたちを里子として、日本の里親家庭のもと、保養滞在して放射能を体内から排出させる、という活動をしていると聞いたので、ボランティアをすることを承諾したわけです。
 確かに何十人もの子どもたちのためにビザ申請の書類を作成したり、ミンスク・モスクワ間の飛行機を予約しに行ったり、里親さんがベラルーシ訪問されたときには、土産物まで代わりに買いに走ったり、と保養活動のお手伝いをしました。
 しかし実際には保養の手伝いより、EM菌をベラルーシに広めるためのボランティアのほうが多かったです。

 当時の私が最初に聞かされたのは「EM菌をまくと放射能がなくなり土壌改良される。水源も汚染がなくなる。」ということでした。それでいろいろな資料を翻訳させられました。
 結論から言うと、EM菌がベラルーシ国内の放射能汚染地域の土壌改良に使われてはいない、ということになります。
 実験は行われたのですが、私が知っている限りではうまくいきませんでした。
 それは沖縄生まれのEM菌が、寒冷地であるベラルーシの土壌ではうまく活動しなかったからです。
 EM菌はさまざまな微生物を配合したものです。微生物ですから温度と湿度の条件が大事です。EM菌は温度が15度以上でないと活動しません。ところがベラルーシは乾燥気候なうえに、夏でも水温が15度を越えることがめったとない、という地域です。
 そのためEM菌はうまく活動せず、結局ベラルーシ国内での土壌・水質汚染改良としては、この方法は立ち消えになってしまいました。(あくまで私が知っている範囲内のことですが、本当にベラルーシ国内で大々的にEM菌をまいて土壌改良をしたと、聞いたことが一度もありません。)
 
 その後EM菌を子どもたちに飲ませて、体内放射能を減らすほうに支援の方向が変わりました。しかしやはり人間が口にする物ですから、法律などの規制もありなかなか日本からベラルーシへ輸出する、ということが難しく(スピルリナと同様、薬局で販売するとなるととても高価になったでしょう。)一般ベラルーシ人のためには浸透しませんでした。 
 私自身EM菌を飲んだこともあるのですが、本当に体内の放射能が減ったのか、測定をしませんでしたので、結局分かりません。(お腹が痛くなる、というようなことも起こりませんでした。)
 私がEM菌を飲んだことがあるのは、私が持病などを持っていて、それを治すために自分でお金を出して買って飲んだのではありません。
「これから、どんどんEMをベラルーシで勧めていくから、あなたも勉強のため飲んでおきなさい。それにTさんはベラルーシに住んでいるのだから、放射能がたまっているかも。」
とボランティア団体の代表の方が私の家に置いていったからです。

 ベラルーシ人の被験者を使って実験的に投与したことはあると思いますし、データもあるでしょう。
 しかし、私自身は知りませんし、お答えのしようがないです。というのも、私はこのボランティア団体を2年でやめたからです。
 
 始めた当初は里親保養活動のお手伝いをする、という話だったのにEM菌という本当に効くかどうかよく分からないものの手伝いをすることにどんどん変わっていったからと、このボランティア団体の代表者の方のお話を聞いていて、理解できなことが多々あったからです。
 例えば、EM菌は「愛があれば、効果が出る。」とか「信じれば効く。信じない人には効果が表れない。」といった説明をしていました。
 しかしそんなことを言われても、ベラルーシ人にどうやって説明したらいいのでしょう? ましてや日本語で説明書きがしてあっても外国の得体のしれない液体だと、思う人もたくさんいるからです。
 
 さらにEM菌を土にまくと、野菜の成長スピードが速く、すぐ収穫でき、放射能は実に入っておらず、しかも格段においしい野菜ができる、と話していました。
 これについて京大原子炉実験所の今中哲二助教が、プランターのトマトで実験したのですが、EM菌をまいた土と、まいていない土とを、隣同士に置いて育てて比較したのですが、全く違いはなかったそうです。
 この実験結果を今中先生から直接聞いたとき、私は
「効果を信じていれば、効果があって成長に違いが出てくる、と私には話していましたけどね。」
と言いましたが、今中先生は
「でも私は科学者だから。」
とお答えになりました。私も今中先生に全く同感です。
 信じる、信じないに限らず、同じような効果を出してほしいと思います。

 しかしこういう意見を出すと、今度はこの団体代表者の方はこう反論されるんですよね。
「東大と京大はEM菌を批判ばかりしている。それはEM菌が(自分の大学ではない地方の大学である)琉球大学で開発されたのが気に入らないからだ。」
 確かに大学間にもいろいろ事情があるのかもしれませんが、さまざまな条件で実験した研究結果を発表するのは必要ですし、意見を言うのも大事かと思います。

 他にも私の自宅をこのボランティア団体のミンスク事務局にしていたことがありました。そこで資料をたくさん保管するように、とダンボール箱に入った本をたくさん置いていったのですが、インドの予言者サイババの本や何とかの「予言書」といったタイトルの本がほとんどで、しかも「Tさんもそれ読んでおいてね。」と言われました。
 EM菌について開発した琉球大学教授が書いた本もありましたが、チェルノブイリのボランティアに関係ありそうな本はほとんどなく、宗教書や精神論の本ばかりでした。
 
 他にもこの代表の方の発言に「?」と感じることが多かったです。例えば子どもたちのための飛行機のチケットを購入して、金額はこうなりました、と報告すると
「ああ、この数字の並び方はいい並び方です。」
と言ったり、ベラルーシでEM菌のことを研究することになったベラルーシ人科学者に
「この間沖縄の海でスキューバダイビングをしたら、珊瑚たちから『EMは私たちの仲間。ベラルーシに広めるのをがんばって!』というメッセージを受け取りました。」
と笑顔で話したりしました。(それを私は通訳していたんですがね・・・。)

 でもこのボランティア団体をやめたくなったのは、他にも理由があります。
 EM菌をベラルーシの子どもたちに飲ませたい、という気持ちは分かるのですが、私に向かってこの代表の人は
「ベラルーシ人って、ちゃんと薬を飲む民族ですか? 医者から薬を出されても適当にしか飲まないような民族ですか? もしちゃんと飲まないような不真面目な民族気質なら、EM菌をわざわざあげても飲まないでしょ? どうなんですか、ベラルーシ人って?!」(Tはベラルーシに住んでいるのだから、ベラルーシ人のことがよく分かっているだろう、というきき方でした。)
 私は「ベラルーシ人って言ってもいろんな人がいますよ。ちゃんと薬を医者に言われたとおりに飲む人もいるし、飲まない人もいるでしょう。ベラルーシ人だからちゃんと飲む、とか飲まない、とか言い切れないと思います。」
と答えました。

 とにかくベラルーシ人への上から目線の態度が目に付きました。「助けてやってるんだ。」「あんたたちベラルーシ人は貧乏で、自分で自分を助けることができないから、外国人が助けるやるしかない。」といった姿勢が言動に多かったです。
 子どもたちに対しても
「お勉強なんかより健康のほうが大事。学校なんか休んででも日本へ保養に来ればいいのよ。」
 私はボランティアなのに当時勤務していた大学を「適当に休講にすればいいでしょ。(私たちの団体がやっている活動のほうがよっぽど大事。)」

 この団体で、ボランティアを始めたときにこの代表さんからは「私たちは企業じゃないし、みんな平等です。意見があったら言ってくださいね。」と言われたのですが、実際に私が自分の意見を述べると 
「Tさんは子供がいないから、里親さんたちの気持ちが分からないのよ!」
と言われました。当時は私は結婚していたのですが、まだ子供がいませんでした。

 私が「こうしたらもっとよくなるのではないですか?」と意見を言うと
「Tさん夫婦はミンスクでうちの団体を利用して儲けようとしている。」
という噂を日本国内で流されました。
 当時はメールなどもないので、私がこういう人です、と噂を日本で立てられると、里親さん一人一人に反論もできません。
「私は儲けようなんてしてないんですけど。」
と代表の方に言うと、両手が震えだして、しどろもどろの言い訳・・・。
「Tさんは私たちが支援しているベラルーシ人に比べると、貧乏じゃないからねえ。」
と言われたこともあります。

 さらにこの団体に限らずチェルノブイリ支援関係の団体は、お互いの批判ばかりしていました。
 どこそこの団体がやっているこれこれの活動は、意味がないとか、保養滞在には効果がない。あの管谷先生のことすら「ああ、あの子どもの首切ってる人?」という人もいました。
 目的はチェルノブイリの子どもたち支援で同じなのに、どうしてお互い悪口を言い合っているのかというと、結局は寄付金の取り合いになっているからです。

 私は2年でこの団体のボランティアをやめることにしましたが、それを里親さんに言うと
「もう7年もベラルーシの子どものために尽力して、何度もベラルーシへ行っている代表の○○さんのことも考えて思いなおしてください。」
と言われました。本当にがっかりしました。これが「○○さんのために考え直して」ではなく「ベラルーシの子どものために考え直して」だったらまだよかったのに。
 結局里親さんたちもベラルーシの子どものためではなく、○○さんのためにボランティアをしているのか、と思ってしまいました。

 里子さんが日本で万引きなどの問題を起こしたときも里親さんはロシア語が分かりませんから、叱ることもできません。そのまま代金払っておしまい、になっており子どもたちは代金を払ってくれたんだ、買ってくれたんだ、と思いました。
 すると代表の人から私に連絡ができて里親さんから子どもたちへの叱責の言葉をロシア語に訳し、空港に到着したら当事者の子どもたちに言っておいて、と言われました。うんざりしながら空港へ迎えに行き、その子供2人に
「万引きしたって本当?」
ときいたら、してない、と言い張る。その後一ヶ月も経ってその子のうち1人から私(ミンスク事務局)に手紙が来て、これを訳して日本のお母さんに渡してと頼まれました。そこには万引きのことは何も書いてなくて、「日本滞在が楽しかった。」とか里親さんへの感謝の言葉などがありました。翻訳を伝えましたが、代表の人は
「ああ、もうあの子のことはほっといて。」
と無視していました。

 いよいよ私がやめることになり、ミンスク事務局も閉じることになり、預かっていた事務局のお金(もちろん多くの方からの寄付金)の引き継ぎもちゃんとしたいので、代表の方に連絡しましたが、本人からは無視。代わりの人、というのが現れて
「事務局に置いてあるものって何ですかあ?」
と私に尋ねる。「○○さんが置いていったもの全部ですよ。里親さんが○○さんに託した里子さんへのプレゼントも(住所が書いてないので、私は分からない)ずーっと預かってますが。」
と言って、サイババの本といっしょに返しました。
 寄付金で善意の方から集めたお金なのに、それに対してきちんとした引継ぎをしない人が代表をしています。
 
 私は事務局の家賃として月3000円いただいていたのですが、合計すると約2年の間に5万円ぐらいになっていました。以前「Tさん夫婦はこの団体を利用して儲けようとしている。」
という噂を立てられていたのがとても不愉快だったので、やめたときにまとめてその5万円を返そうと思いました。しかしたぶん
「受け取れません。」
と言い出すだろうと思ったので
「これを寄付します。」
と渡しました。寄付をした人には礼状や、活動報告が載ったリーフレットが届くのですが、全くもらえませんでした。それどころか
「ミンスク事務局の運営費に使途不明金があり、ちょうど金額が同じなので、その穴埋めに(Tさんが出した寄付金)を使いました。」
という連絡が会計さんから来ました。
 何なんでしょ? この使途不明金って。そんなものがあるならあるで、引継ぎのときに指摘するべきです。ボランティアがやめた後にそんなこと言い出すなんて、いいかげんな団体だな、と言うのが私の率直な感想です。
 結局私を悪者にして片付けているわけです。
 
 このような過去の経験があり、私はこの団体が勧めているEM菌については、私自身は飲みたいと思いませんし、効果のほどについても「信じる人だけ効果が出る。そうでなければ出ない。効果がなかったのは信じなかったからだ。」というような説明をされる効果を信じられません。もちろん私から人に勧められません。

 他にもこのようなブログがあります。教えてくださった方、ありがとうございました。

http://blog.livedoor.jp/emxgolden/


 一部抜粋です。
「2008年1月に販売された清涼飲料水、EMXゴールドについてのブログです。
EMXゴールドは、ホテルコスタビスタの地下でEMXとまったく違う原材料・工程で製造されています。(公式には発表されていませんが・・)
世界中で愛飲されたEMXは商標権終了に伴い、同じ中身、同じメーカーで「萬寿のしずく」と名称を変更しました。」

 私はこの団体を離れてだいぶんになりますからEMに関しては最近どのような活動をしているのかも知らずにおりました。
「萬寿のしずく」っていう名称に変更されていたんですね。知りませんでした。しかしどうしてこんなネーミング?
 
 他にもこのような記事があります。
「EM研究機構はチェルノブイリ原発事故から今日まで、その風下で被災したベラルーシに於いて、ベラルーシ国立放射線生物学研究所と共同で、EMによる放射能対策について研究し、様々な成果をあげています。その要点は以下の通りです。
1)被爆者がEM・Xゴールドを1日30cc〜50ccを目安に飲用を続けると、30日内外で、外部被爆はもとより、内部被爆(放射物質が体内に入った状況)も正常に戻る。その後、飲用を中止しても再発は起こらない。・・・」

 本当に飲用を中止しても再発は起こらないんですか? その後放射能に汚染された食べ物を食べ続けても? 
 体質そのものが100%変わって、放射能被爆を全く受け付けなくなって、死ぬまでそのままなのですか? 

 私は科学者ではありませんが、どうしても信じられません。
 この記事を読んだ他の方はどう思われるか分かりません。全て信じている人もいるでしょうし、再発は起こらない、というのはともかく一時的には放射能が排出される効果は信じる、という人もいるでしょう。
 私は土壌改良については、日本は温帯湿潤気候で、ベラルーシより微生物が活動する条件があるのですから、EM菌が役立てばいいなあ、と思います。
 実験する余地はあると思います。しかし土壌改良にせよ、人体にせよ、あくまでEM菌はまだ実験段階だと思います。
 実験は実験です。人間(日本人)にとっていい結果が出ることもあるでしょうし、そうでないこともあります。
 そのことを理解したうえでEMを購入したり摂取されるよう、このブログを読んでらっしゃる方には、私からは申し上げたいです。

 余談ですが、私は上記のボランティア団体をやめた後、別の団体(同じく里親保養滞在)のボランティアを5年間していました。
 この2つ目の団体の代表も1つ目の団体の悪口ばかり言っていました。
 その頃、私はチロ基金の活動も始めていましたが、この2つ目の団体のほうは寄付を集めるのに「会員制」で、一人たった300円の会員費を出せばそれが寄付になる、としており、なぜか「チロ基金も会員制にしなさい。」とアドバイスなるものを私に何度も言っていました。
 ところがこの団体には特別会員というのもあって、その会員になると1年に1万円の会費になるのです。さらに里子のおばあちゃんが作った刺繍入りのタオルを日本に持って行って、
「特別会員の人は500円の価値がないと思ってもそれを5000円で買わないといけない。」
と言って買わしていました。
 そのくせ、ミンスクに来ると私に会員や寄付した人を批判しまくっていました。(最近あの人は活動に積極的ではない、とか高い金額で刺繍タオルを買ってくれないからダメだ・・・とかです。) 
 こんなことだから私の悪口も日本で言っているに違いない、と思っていると、案の定、私がHPでこの団体の活動を記事にしていろいろPRしたのに
「Tさんはパソコンばっかりやっているから、何年経っても子供ができないんだ。」
と会員さんたちに言っていたそうです。

 ちょうどその頃、私はベルラド研究所の前所長さんと知り合い、ビタペクトのことを教えてもらっていました。
 里親制度で里子が日本に保養滞在するには大変なお金がかかります。子ども一人当たり何十万円もかかります。しかし1ヶ月保養を日本でしても、再び元の汚染地域で暮らし、汚染された食べ物を食べると1年後には元通りの体内放射能値に戻ってしまいます。
 ビタペクトも1年に1回だけ飲んで、体内放射能値が減っても、やはり汚染地域で暮らし、汚染された食べ物を食べれば元に戻ってしまいます。けれど、効果は同じですが、ビタペクトなら1個300円です。
 はるかに安いですから、例えば1人の子どもを日本で保養させるのに往復飛行機代や滞在費を入れて30万円かかるとすると、同じ予算で1000個のビタペクトが買えることになります。つまり1000人分です。

 これならチロ基金のような弱小基金でもできると思ったので、私は2番目にボランティアをしていた団体もやめて、チロ基金でビタペクトを配る活動を始めました。
 ちなみに2番目の団体の代表の方にも預かっていたお金の引き継ぎをしたいと申し出ましたが、やはりご本人は取りに来ませんでした。
 会員の方から集めた寄付金なのに、代表の方がどうしてちゃんと引継ぎしないのかよく分かりません。
 しかもこの代表の人は、ベラルーシへ来るときは集めた寄付金(会員費)をなぜか全て小額紙幣のドル札に両替しており、そのため札束がレンガのようにぶ厚くなってしまい、手荷物のかばんに入れられないからと、トランクに入れてそのトランクを空港で預け荷物にしていました。
 この人のトランクが(私が知っている限り)紛失や盗難にあわなくてよかったです。
 善意の寄付金に対してこのような扱いをする人が、チェルノブイリの支援活動をしているケースもあるのです。
 
 このような経験があり、その後も他のチェルノブイリ関係のボランティア団体から「Tさん、うちのミンスク事務局やってください。」と頼まれたことがあるのですが、全てお断りしています。
 自分のチロ基金の活動だけで精一杯ということもありますが、日本の団体とベラルーシの団体の中間に位置したくないというのも理由です、何かトラブルが起こると「通訳がちゃんと訳さなかったから。」と言われることもありますしね・・・。日本とベラルーシの団体同士は友好関係であり続けたいから、責任を通訳に押し付けることはたまにあります。

 それと日本の団体がお互い何だか仲が悪そうというイメージが、私の頭の中にできてしまっています。(現在はそんなことは減ったと思いたいです。)
 これまた別の団体の代表さんから言われたことがあります。
「こういうチェルノブイリのボランティアしようって言う人は、変人ばかりですから。みんな一癖ある。」
 それを聞いて、そういうこの人も「一癖ある変人なんだな。」と思いました。
 そしてこの人も私のことを「一癖ある変人だと思っているんだな。」と思いました。まともなお付き合いはできないな、とも思いました。
 数年前、この人から「チェルノブイリを支援している日本の団体はお互い反目し合わずに、協力していこう。」という手紙をいただきましたが、私は
「まだお互い反目し合っているのか。」と思いましたし、この人もチロ基金のことを「反目している」と思っているんだな、と思いました。反目とか言う以前に、一癖ある変人だと思われているから、まともなお付き合いができないと思っていたのですが。それがいきなり「協力しよう!」と言われても・・・。

 変人と言うより、皆さんものすごく熱心なのですよね。チェルノブイリの子どもを助けたい! 助けたーい!!! という熱い気持ちがあるのは分かります。そうでないと代表なんて長年勤まらないですよ。
 そういう熱心さとか信念の固さとかいったものには敬意を感じます。しかし、ちょっと異なる意見を言うだけで、理解ができてない、とか裏切り者! 協力を言い出しておいて、その不熱心さは何だ! といった感じの発言を、同じボランティア仲間に発するのはどうでしょうか?
 自分と同じ真っ赤な熱意をボランティアしているんだから絶対持て! と押し付けるのもどうかと思います。
 今、震災後の日本でボランティアを懸命にされている人も大勢いると思います。すばらしいことです。しかしボランティアが純粋に澄み切った美しい精神だけで行われているのではない、と私は自分の経験から思うので、今から始めようと思っている人はちょっと前もってそういうことも分かっておいてから参加してほしいな、と考えるときがあります。

 とにかくチロ基金は本当に細々と活動を続けており、しかもチェルノブイリ支援だけをしているわけでもありません。
 しかし自分の経験から言って、寄付を強要したり、(当基金では「一口いくら」という形の寄付も受け付けていません。それは1口1万円と定めてしまうと、1万円以下の額は受け取れない、というふうに取られるからです。幸いベラルーシルーブル安、日本円高が続いていますから、日本人の感覚では少額の寄付であっても、ベラルーシでは大きな金額になり、いろいろな活動ができます。)
「寄付金集めてます!!! 口座番号はこちら!!!」と宣伝しまくったりするのはやめようと思い、本当にひっそりと(^^;)しています。(全く寄付金いらない、と言っているわけではありませんが・・・。)
 関わる人が増えてあまり大きな組織になるとかえって小回りがきかなくなると思い、小さい基金のままでいいと考えており、私が責任を持ってできることだけしようと、本当に細々と(^^;)続けております。でもこれでいいと思っています。 
 
ジャンル:
東日本大震災
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