NAZEN福岡事務局通信No.55を発行しました。
カラー版をアップします。
10月20日、福島で「被ばくと帰還強制・住宅支援打ち切り反対! 甲状腺エコー検査縮小許さない! 戦争と『労働破壊』の安倍をたおそう! 怒りの大行動」が実行委員会の主催で行われました。「ふくしま共同診療所」の布施幸彦院長(写真右側)を先頭に、集会・デモには50名が結集。県庁への申し入れでは避難者の帰還の強制と住宅支援打ち切り反対、甲状腺エコー検査を含めた検診と医療の充実を求めました。そのあと記者会見し、翌日には地元紙の福島民報、福島民友で報道されました。福島からの闘いの報告に胸が熱くなります。
一方、国連総会第1委員会(軍縮)では10月27日、核兵器禁止条約の制定に向けた交渉を来年始めるという決議が採択されたものの、日本は核保有国の米ロ英仏とともに反対。核による世界支配を強めたい米と、独自の核兵器を持ちたい安倍政権の思いが表れています。NAZEN福岡は今年5月のオバマ米大統領・安倍首相の広島訪問絶対反対闘争の地平を引き継ぎ、被爆者とともに怒り、核と原発をなくし、朝鮮侵略戦争止めるために全力で行動します。
●11月 東京―ソウル国際共同行動へ!
隣の韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が就任後初めて20%を切りました。労働法制改悪に怒る労働者の怒りが韓国民主労総のゼネストにつづくストライキと結びつき、デモで殺された農民の死は労働者階級全体の怒りへと広がっています。日韓の労働組合が呼びかける「国際共同行動」は自国の労働法制改悪と戦争を止める力は労働者自身にあると訴えています。戦争で儲けようとする権力者を打倒し、国際連帯でともに生きぬく社会をつくりましょう。さよなら原発!全国集会「川内原発は、2度と動かさない」にも取り組みましょう。
反戦京大生、被爆者と共に11・26集会を!
京大4学生への無期停学処分の撤回を求める署名への協力、ありがとうございます。10・3京大集会へ持って行き、集約先に渡しました。京大当局は署名の受け取りを拒否しており、学生たちは怒りに燃えています。反戦を闘う京大同学会委員長 作部羊平さん、長崎被爆者の城臺美弥子さんとともに11・26集会にご参加下さい。(田宮)
生きる・働く・学ぶ・闘う
10月2日、JR九州の株上場に抗議し、集会とデモが行われました。動労総連合と動労総連合・九州とともに国鉄1047名解雇撤回と株式上場による外注化・非正規化の拡大、安全破壊、地方切り捨ての経営を弾劾しました。労働運動の再生が本当に必要です。つづく24日の博多駅前街宣にも参加しました。団結!闘争!
梨花女子大学(日本でいうと御茶ノ水女子大学のような名門校)では大学の金儲け主義に怒った学生たちが総長辞任を求める学内占拠! 学校側は警察権力を1600人も投入し鎮圧しようとします。しかし教授・教職員も決起! 10月19日、総長自ら辞任を表明。10月10日夜にはソウル大学でも学生1千人が総長室に突入し、占拠闘争へ。日本では京大同学会や全学連が未来を切り開く反戦運動を繰り広げています。
11・6東京 11・12~13ソウル 国際共同行動
◎11月5日(土)労働者国際連帯集会 午後1時 千葉市商工会議所14階ホール
◎11月6日(日)全国労働者総決起集会 正午 東京・日比谷野外音楽堂
◎11月12日(土)、13日(日)労働大改悪阻止!全国労働者大会・民衆総決起(韓国ソウル)
呼びかけ/国鉄千葉動力車労働組合、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同、全国民主労働組合総連盟ソウル地域本部
さよなら原発!全国集会 「川内原発は、2度と動かさない」
◎11月13日(日)13:00~16:00 鹿児島中央駅東口広場 13:00 ~14:00 集会 14:00 ~16:00 パレード
主催:ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会
川内原発動かすな! 改憲、戦争のアベ倒そう! NAZEN福岡5周年集会
11月26日(土)13時30分~ふくふくプラザ視聴覚室
講演 作部羊平さん(京大同学会委員長・工学部/全学連書記長) ●特別提起 城臺美彌子さん 資料代500円