★すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡~NAZEN福岡ブログ★

被曝労働者なしには1日も稼働しない原発に反対です。
原発再稼働・新設・海外輸出を許さない。全原発を直ちに廃炉にしよう!

●福島原発事故を2度と繰り返さないために闘おう!

雨でも!九電株主総会・会場ホテルニューオータニから~九電本店二周づつデモ!!

2012年06月27日 | NAZEN福岡

 6月27日(水)、九電の株主総会がホテルニューオータニで開かれました。会場前では朝、8時から原発の廃炉を求める人々や団体が集まり、NAZEN福岡も共に情宣活動を行いました。
 
(参加者の手作りの横断幕はこの日のデモの先頭になりました)

 10時、株主は総会の会場へ。


(雨の中、走るサウンドカーとカサやカッパを着てデモに参加する人々)

 私たちは外でデモ!どしゃぶりの雨の中、「原発いらない!」と声を上げ、会場のホテル周辺をぐるりと2週し、ホテルの向かいにある九電本社周辺をまた、ぐるりと2週して九電前へ。
「原発いらない!」と再度、力強くシュプレヒコールして、マイクアピールに入りました。

 7月16日(月・休日)、さよなら原発! 7・16福岡集会を、さよなら原発! 7・16福岡集会実行委員会の主催で開催します。原発の再稼働など許さない行動を継続しましょう!継続は力なり!

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● さよなら原発! 7・16福岡集会  
 ホームページ http://bye-nukes.com/fukuoka 
日 時:7月16日(月・休日)
    16:00 集会開始 17:00デモ出発
場 所:福岡市・冷泉公園 
住 所:福岡市博多区上川端町
    地図:http://tinyurl.com/6rr76od
主 催: さよなら原発! 7・16福岡集会実行委員会


北橋市長のガレキ受け入れ表明を私たちは絶対に許しません!(ビラ)

2012年06月22日 | NAZEN福岡

NAZEN福岡が6月20日に北九州でまいたビラの表を掲載します。

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反対の声を無視し、放射能汚染がれき焼却を受け入れる北橋市長を私たちは絶対に許しません。       

                    元凶は福島原発事故!全ての原発を廃炉に!!

 

 去年の3・11福島原発事故で、「健康に直ちに影響はありません」という政府の対応を目の当たりにし、「こんな政府と資本家のすることに従っていたら殺されてしまう。原発を止め、社会を変えなくては生きてはいけない」と、私たちは思い知りました。

 日本経団連をはじめとする資本家と野田政権は、今度は「放射能安全神話」をねつ造し、福島県民を高い放射能汚染のただ中にうち棄てています。そして、3・11事故の責任追及・真相究明を怠ったまま、大飯原発の再稼働を決定する暴挙を行いました。

 今回の北九州市の震災ガレキ受け入れは、この「福島での棄民政策」と「原発再稼働」と一体の攻撃です。絶対に許してはなりません。

 行政権力が「放射能汚染を故意に拡散させ、市民を強制被曝させる」という今回の暴挙は、「資本家が生き延びるために労働者は死ね」という攻撃です。

 放射能は「閉じこめ、隔離する」のが原則です。北橋市長らは試験焼却で「科学的に安全が証明された」と言うのは、それ自体が非科学的な大嘘です。「人体への影響が無視できる放射能」というのはそもそも存在しません。放射能に関するあらゆる基準値(たとえば「一般公衆は年間1ミリシーベルト以上被曝してはならない」など)は、受忍限度を示す数値であり、安全を示す数値ではありません。そんなことすら「知らない」北橋市長らには、何も語る資格はありません。

 しかも今回の試験焼却のデーターを見る限り、バグフィルターのセシウム捕捉率99・9%というのは全く根拠がありません。青木泰氏(廃棄物の専門家・環境ジャーナリスト)が言うには、「概算では87.5%程度」でしかない。実際、試験焼却で4万2千ベクレルの放射性セシウムが行方不明であり、「主灰に付着」だけでなく、排ガスなどで環境中に出たと見るべきです。

 ガレキ焼却で問題になるのは「内部被曝」であり、どんな微量であっても人体には危険です。北橋市長らの言う安全とは、「たとえ10年後にガンで死ぬ人が出ても、ガレキ焼却との因果関係を証明できず、自分らの責任を問われることはない」という無責任極まりないものでしかありません。1%の財界のために、99%を危険にさらすものです。

 8月からと言われる本焼却で、最大総量で約70億ベクレルの放射性物質が北九州に持ち込まれ、焼却され、埋められます。私たちにとって、生きるための闘い、子どもたちを守るための闘いがこれから本当に始まります。すさまじい放射能汚染環境下に置かれ、健康被害を訴えることすらはばかられる状況の中で闘っている福島・東北の人びとと連帯し、毅然として闘い抜きましょう。北九州の地から、すべての原発をなくすための闘い、福島の子どもたちを守るための闘いをやり抜こう。 

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汚染ガレキ焼却受け入れ表明を許さない行動を!(北九州)ガレキと原発の再稼働はつながっている!

2012年06月21日 | NAZEN福岡

 6月20日(水)、北九州市の北橋市長がガレキ受け入れを市議会で表明しました。私はその様子を傍聴席で確認しました。この日の傍聴席は多くが議員紹介用でした。137席の傍聴席のうち94席が賛成という話でした。反対派ばかりで傍聴席がいっぱいになるのを防ぐため、受け入れ賛成の支持者でうめつくそうとしたのです。前日にその話を知り、「なんてことだ!」と思い、早い時間から並びました。相変わらずのものものしい警備体制でした。荷物検査があり、傍聴者は飲食禁止。ペットボトルなどはロッカーに入れるよう、職員に指示されました。もちろん、市長には飲み物が用意されています。ナンセンス!

 階段を上がり、傍聴席に入ると、ガレキ受け入れに賛成する人々と反対する人々がガヤガヤと雑談。ピリピリとしたフインキの中、市長、登場。と同時くらいに、議会が始まる寸前に一人の女性が「市長!」と傍聴席で声を上げ、退場になりました。「まだ始まっていないのに、退場なんて!」と、傍聴席は一瞬ざわめいたものの、そのまま議会は始まりました。

 市長がガレキ受け入れを表明のために話し始めると、人々が次々と市長に語りかけました。その人々は、申し入れ行動や、検討会、タウンミーティング、説明会、県庁や市役所で会う人々でした。通常、傍聴席から話しかけるなんてことはしない人々が、本気で声を出していました。県、市に何度申し入れしても、役所に話しに行っても、「反対派」とレッテルを貼られ、無視され、ときにはなだめられ、排除されてきた人々です。受け入れを勧めていく北九州市に立ち向かう「声」は次々と「退場」させられていきました。徹底した排除に怒りで胸が破れそうでした。「議会を混乱させているのは市長だ!」と発言して、私もまた退場させられました。ガレキを放射能で汚染した東電は責任を取らず、汚染されたガレキを燃やしてはいけないと声を上げる人々が排除されていく。こんなこと許せない!

 退場させられたあと、小倉駅前でガレキ焼却を許さないと書いたチラシを集まった仲間と共に配りました。5月1日、市の検討会があったときはほとんどの人がガレキ問題を知らない様子で、チラシの受け取りはよくありませんでした。それがこの日は手を出してチラシを受け取る人がいました。街頭や市役所前での抗議行動、街頭宣伝では熱心に話しかけてくださる方や質問が増えてきています。問い合わせも増えています。よくやくガレキの広域処理の問題が認知され始めています。このような中、市長は早々と受け入れを表明。これが民意でしょうか?

 このままだと8月に本焼却が始まるといいます。しかし、あきらめることはできません。ガレキの新たな処理方法も提案されています。広域処理でなんとしてもさっさと焼却しようとするのはガレキを片付けて、見えなくして、福島原発事故の影響を小さく見積もり、各地の原発を再稼働させ、新たに外国に売ろうとする国の政策です。汚染ガレキ焼却は原発推進につながります。地域の仲間や人々、全国、世界の反原発で闘う人々とどんどんつながり広がり、声を上げていきましょう。共に闘い、生き抜こう!

(事務局・田宮)


被災者の怒り!労働者の怒り!わたしたちの怒り!

2012年06月12日 | NAZEN福岡

 6月10日(日)、東京で国鉄闘争全国運動6・10全国集会が開催されました。国鉄分割・民営化に怒り、解雇撤回闘争を二十数年闘う当該と、それを支え共に生きようとする人々のがっちりとした結びつきを感じさせるすばらしい集会でした。詳しい内容についての報告は国鉄全国運動・九州からあると思いますので、感想として熱い思いだけ述べます。

 集会では各地の闘う労働組合の報告が熱く語られました。
「被曝労働をさせるな!」
と、動労水戸から報告。それは待ったなしの状況で生きぬくための叫びでした。
 各地の報告を聞いていて共通するのは、個人の利益追求ではなく労働者階級全体のために生きぬき、闘っているということでした。専業主婦も高齢者も障害者も被災者も個人事業主も、およそ99%の人々が労働者階級という階級に属しています。よく使われるコトバですが、1%の資本家のための社会システムの中で私たちは暮らしています。1%の資本家のために今、大飯原発が再稼動されようとしています。警察や機動隊、民間の警備会社や企業、マスコミまでもがこの1%を守るための装置として機能しています。99%の人々が分断されることなく共に闘えば、原発も放射能汚染ガレキの焼却もなくせます。



 6・10集会では「国鉄闘争と連帯して闘う被災地・反原発の闘いから」NAZEN福岡結成集会で講演してくださった「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」佐藤幸子さんの発言がありました。佐藤さんは福島から参加したたくさんの方々と共に壇上に上がりました。今月7日に経産省前で福島の女たちがダイ・インしたことや大飯にも行ってきたと報告。そして
「どんな人とでもつながろう!」
と力強く言いました。
 被災者の怒り!労働者の怒り!わたしの怒り!みんなの怒り!この怒りを原発の再稼動も放射能汚染ガレキの焼却も許さない闘いにしようと声を上げようと改めて思いました。
(事務局 田宮)

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★会場の外では診療所グッズが本格始動しています★


↑このピンクのバックもグッズです♪


NAZEN福岡・事務局通信を手渡し、一緒に撮っていただきました★
福岡にみんなの熱い思いを持って帰ります!


タウンミーティングに参加した事務局・Wさんの感想です

2012年06月08日 | NAZEN福岡

6月6日、放射能汚染がれき受け入れ是か否か!

北九州タウンミーティング(市主催)に参加して。

1000名の参加した市民の圧倒的な声は、放射能汚染を拡大するな! でした。

主催者側の予想をはるかに上回り、大ホールも、外のモニター会場もぎっしり。市民の声・質問を聞くと言いながら、応答者として壇上にいるのは、その声を「安全」という言葉で圧殺するためにいる学者たちだけ。狙いはみえみえでした。でも次々に発言した「放射能汚染がれき受け入れ反対」の市民たちの必死の訴えは、圧倒的な拍手で迎えられ、賛成意見はたったの1人でした。北橋市長の思惑は完全にふっとび、「討議時間を延長しろ」の会場からの怒りのコールを背に逃げ出し、強引に終了する始末でした。

終了後も、福島からの避難者たちをはじめ憤懣やるかたない多くの市民は会場にとどまり、お互いに怒りを述べあい、反対の意思をますます強めていました。

今後の予定は、8~9日の4カ所の説明会、10日の市民検討会・デモ、13日から市議会です。

反対意見について、(一部のみ、簡略して)

  • 受け入れがれきの平均値は28ベクレルなのに、試験焼却したがれきは、たった8ベクレル。徹底的にふるいにかけて放射能を落として持ってきて、結果は“安全”と言われても信用できるわけがない。
  • 受け入れに関する費用は、試験焼却分だけ(総量4万トンのうち80トン)で1400万円。その費用を被災地のために使ってほしい。福島のお母さんたちは、九州や北海道から野菜を取り寄せて子どもの健康を気遣っている。その九州が放射能で汚染されたらどうするのか。
  • 市の説明は外部被曝のみで、内部被曝についての言及が全くない。自分は日明焼却場から600メートル位しか離れていないところに職場も住居もある。具合が悪くなった。その因果関係の証明ができなくても、メンタルの部分も含めて健康被害だ。内部被曝については、しきい値などないというのが現代の定説だ。
  • (市側の100、200ミリシーベルト以内なら、いや1万を超えるシーベルトの被曝をしてもなんともない子どもの例が報告されている、の回答に、会場が唖然とする中で)

チェルノブイリ事故では160キロメートル範囲でのがんの発生率は、その他の地域に比べて2倍という報告が出ている。

 

今日のタウンミーティングに参加して一番感じたこと。

「身勝手」「非国民」の悪罵をはねのけて闘ってきた福島や東京からの避難者たち、そして地元北九州の人たちの真剣なまなざし、行動が、反・脱原発闘争を闘っている多くの仲間たちとようやくつながったなー、ということでした。わたしも一緒にがんばりたい。(事務局 W)