長内那由多のMovie Note

映画レビュー、俳優論など映画のことを中心としたブログ

『96時間レクイエム』

2017-06-09 | 映画レビュー(か行)


リーアム・ニーソン主演アクションシリーズ第3弾。
今回はファムケ・ヤンセン扮する元妻が何者かに殺害され、ブライアン・ミルズが殺人容疑をかけられるという“ニーソン版『逃亡者』”となっており、もはや原題“TAKEN”も邦題『96時間』も関係ない状態に。追う刑事にフォレスト・ウィテカーを担ぎ出してニーソンの向こうを張らせるも、これまでに培ったニーソンの無双キャライメージがたたり、少しもスリルが高まらないのはご愛敬だ(そもそも『逃亡者』は90年代前半に絶頂期を迎えていたハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズという配役の妙が成功の要因だった)。

アクション俳優として遅咲きだったニーソンの明らかな老いも気になる。彼自身は度々このアクション俳優としてのバブルを一時的なモノと公言しており、本作の不発はアクション俳優としてのキャリアの引き際としては良いかも知れない。

謎解きもスリルもないまま、オチは黒鶴瓶(ウィテカー)による一言。
「オレは始めから(犯人が)わかってたよ」
じゃあなんとかすれ~!!



『96時間レクイエム』15・米
監督 オリビエ・メガトン
出演 リーアム・ニーソン、フォレスト・ウィテカー、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス、ダグレイ・スコット
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