縄奥ニュース・音楽まとめサイト

日々の面白いニュースやコラム、政治経済や事件事故のまとめの他に音楽や面白い動画をUPします。

逮捕された井田敏和容疑者(69)=同市北代田町=

2017-05-18 14:54:53 | ニュースまとめ・総合

小1女児触る、腕章男を逮捕 「防犯腕章」どこで入手? 群馬


産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 ■目的は…住民ら戸惑いの声

 前橋市の路上で16日、下校中の小学1年の女児(6)の体を触わったとして逮捕された井田敏和容疑者(69)=同市北代田町=は、ボランティア団体などに属していないにもかかわらず「防犯腕章」を身につけていた。着用目的も入手経路も判然とせず、3月に千葉県で登校時の小3女児が遺体で見つかった事件の記憶も新しいだけに、見守り活動を続ける近隣住民からは戸惑いの声が聞かれた。 

 井田容疑者が所持していた腕章は、緑色地に「防犯」と書かれ、市危機管理室によると、見守り活動を行う団体の住民に各自治会長が貸与するという。市担当者は「所属しない人が腕章を手にすることはない」と断言した。地元自治会関係者によると、犯行現場一帯の見守りを行う「北代田町安全パトロール」には防犯委員や老人会などから有志を募り、今年度は計34人が4つの通学路で見守り活動を行っている。しかし井田容疑者は所属せず「自主的に活動しているとの認識だった」。さらに「自治会で協力をお願いした人ではない。どんな経緯で腕章を手にしたのか不思議」と困惑気味だ。

 井田容疑者は児童の帰宅時間になると自宅近くの通学路に立っていたという。同容疑者を知る男性(80)は「数年前に引っ越してきた。独り暮らしでおとなしい印象」と振り返る。メンバーの女性(76)は千葉の死体遺棄事件を挙げ「通学路の安全を守るのは町内会の役割と思って活動していた。(容疑者は)いつもこの辺に立っていた」。16日の犯行後にも声をかけたが、変わった様子はなかったという。

 同じ小学校に通う小学2年の女児の父親(44)は「早期に逮捕されてよかった。学校からは注意喚起のメールが届いた。不審者を知らせる防犯メールは頻繁に届く」と強調した。一方、犯行時刻が白昼で人通りのある場所だったことから、「悪気はなかったのでないか」「自主的に見守り活動を行っていて、ありがたい」と擁護する住民の声も多数、聞かれた。“安全安心”を象徴する「防犯腕章」-。通学路の安全確保が全国的な課題となる中、その保管方法も問われそうだ。

コメントを投稿