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増税で1箱500円時代に=20年前の倍、愛煙家に痛手-たばこ

2017-12-17 16:24:51 | ニュースまとめ・総合
増税で1箱500円時代に=20年前の倍、愛煙家に痛手-たばこ



2017年12月17日 14時21分

時事通信社

 2018年度税制改正大綱で決まったたばこ税増税を受け、紙巻きたばこは値上がりする見通しだ。

 増税分が全て価格に転嫁されると、日本たばこ産業(JT)の代表的な銘柄であるメビウス(旧マイルドセブン)は、21年10月に1箱500円となる。250円だった00年前後の2倍で、愛煙家には痛手となりそうだ。

 与党が先にまとめた税制改正大綱では、18年10月にたばこ税を1本当たり1円引き上げ、21年10月までに計3円増税する。メビウスは現在、20本入り1箱が440円で、今回のたばこ増税分は計60円になる。

 JTとフィリップモリスジャパン(東京)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(同)の大手3社は、財務省の認可を得た上で、小売価格に転嫁する公算が大きい。19年10月に消費税率が10%に引き上げられれば、さらに値上がりする可能性もある。

 しかし、世界的に見れば日本のたばこの税や値段は高いとは言えない。EY税理士法人(同)によれば、16年に最も売れた銘柄を国際比較すると、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も安い。税額もOECD平均の半分以下だ。

 国内たばこ市場で1割程度のシェアを占めている「加熱式たばこ」も増税される。18年10月以降段階的に引き上げ、たばこ税の割合を紙巻きの7~9割程度にする。

 ただ、増税分がそのまま価格に転嫁されるかは不透明だ。ある大手メーカーは「紙巻きと異なり、値上げに消費者がどう反応するか、知見がない」として、対応を決めかねている。 

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