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【WEB編集委員のつぶやき】「反日・親北」の文在寅政権を生んだズレた韓国、つぶやかずにはいられなかった

2017-05-13 17:13:51 | ニュースまとめ・総合
【WEB編集委員のつぶやき】「反日・親北」の文在寅政権を生んだズレた韓国、つぶやかずにはいられなかった



2017年5月13日 8時39分

産経新聞

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、さぞ喜んでいるだろう。

 韓国大統領に文在寅氏(64)が就任し、約9年ぶりに左派政権が誕生した。北朝鮮がミサイルや核実験を繰り返す事実から目を背け、自らが最側近だった盧武鉉政権では、「南北間に軍事衝突がたったの1件もなかった」と左派政権を賛美する御仁だ。

 文氏は親北姿勢を前面に打ち出し、金大中、盧武鉉政権時代の包容政策の継承を訴えている。

 日米が危機回避に懸命な努力を続け、中国を含めた包囲網が狭まる中、文氏の融和策は国際的合意を分断する危険性をはらむ。

 文大統領を生んだ韓国世論もまた全く危機意識を欠いている。文政権に最も期待するのは安全保障ではなく経済立て直しだそうだ。

 韓国メディアは日本の外務省が朝鮮半島情勢に関する情報に注意を促す「スポット情報」を掲載したことに「大げさだ」と批判。安倍晋三首相による「朝鮮半島有事」にからむ発言や、日本メディアの報道を「朝鮮半島危機説をあおる」「行き過ぎた危機意識や対応」と伝えた。北朝鮮が弾道ミサイルを発射した4月29日に、東京で地下鉄が停車した際の反応も、「大げさだ」と報道。まるで危機感がないのはどうしたことか。

 9日投開票された韓国大統領選で左派系政党「共に民主党」の文氏の得票率は41・08%。「自由韓国党」の洪準杓氏が24・03%、「国民の党」の安哲秀氏が21・41%だった。文氏は40%超の得票で当選したが、残り60%は支持していない。「反文在寅」の一本化には時間が足りなかった。

 熱しやすい民意は「ろうそく革命」に陶酔し、朴槿恵氏を罷免に追い込んだ。監獄送りにした後に、「正気」に戻った国民も多かったが後の祭りだった。このデモも反日の親北左派勢力が主導していたのを忘れてはならない。

 文氏は10日の就任式で行った演説で、朝鮮半島の安保危機について「早急に解決する。朝鮮半島の平和のために東奔西走する」と述べた。その上で「必要なら直ちにワシントンに飛んでいく。北京、東京にも行き、条件が整えば平壌にも行く」と述べ、首脳外交を通して北朝鮮問題の解決に努める姿勢を示した。

 産経新聞の名村隆寛ソウル支局長は11日付の記事で、「全方位外交」は歴代政権が主張してきたものと変わらず、バランサー(仲介者)を自任し、米中など大国の間を行ったり来たりしただけに終わった朴槿恵政権の二の舞に終わる可能性も十分にあると指摘した。

 文氏が大統領就任初日に第1弾の人事として発表した首相候補、情報機関トップ候補、秘書室長の3人はいずれも、北朝鮮に深く関わってきた人物で、北朝鮮との対話路線を人事で宣言した。

 「いま、南北首脳会談を持ち出すのは時期尚早かもしれないが、それでも必要だ」。国家情報院の院長に指名された徐薫氏は記者会見で文氏と金正恩朝鮮労働党委員長の会談に言及した。

 徐氏は2000年に金大中大統領と金正日総書記の初の南北首脳会談に実務者として関与し、07年、盧武鉉政権時代の南北首脳会談でも北朝鮮側との秘密接触を任された。

 大統領秘書室長に任命された元国会議員の任鍾皙氏は「南北経済文化協力財団」の理事長などとして北朝鮮への支援を進めてきた。

 首相候補の李洛淵・全羅南道知事は、北朝鮮北東部の経済特区、羅先との交流事業にも精力的に取り組んできたという。 

 そして首相候補となった李知事は韓国政界での“知日派”として知られ、日本政界や外交関係者にも知己が多い。日韓関係に関わる者にはサプライズ人事と見られている。文氏が李氏に白羽の矢を立てたことで、対日関係改善を意識した人事だと印象づける狙いもあったようだ。

 日本に対する文氏の見方は以下のエピソードが物語る。文在寅氏は昨年7月、竹島に上陸した。大統領選の公約には慰安婦問題に関する日韓合意の再交渉を掲げ、投票日前日には「日本に合意は間違いだったと堂々と言う」と絶叫した。1月には、釜山の慰安婦像を訪問し像が寂しがらないように、関心を持って守っていこう」と述べた人物だ。

 安倍首相は11日、文氏と電話会談を行い、日韓合意について「国際社会から評価された。責任を持って実施していくことが重要だ」とあくまで履行を求めた。

 文氏の反日的言動について、選挙用との見方もあるが、「反米反日」「親北親中」の評判は定着しており、同盟関係にある日米が信頼できる相手か不明だ。

 徴用工像問題などあえて新しい問題を創出し続ける韓国。国民に受けが良く、支持率回復のカンフル剤となる「反日カード」は決して手放すまい。かつてそうであったように。
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