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【生前退位】公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

2016-10-18 10:51:55 | ニュースまとめ・総合
【生前退位】公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

2016年10月18日 8時43分

産経新聞


 有識者会議では、天皇陛下の被災地や外国のご訪問など、憲法が定める「日本国民統合の象徴」として公の性格を持つ天皇の公的行為のあり方も議論する。

 これは憲法が例示する国会召集、栄典授与など国事行為の遂行には当たらないものの、陛下は精力的に取り組まれてきた。その結果、公的行為による負担増という事態が生じている。

 天皇陛下の日常は、82歳の今もご多忙だ。昨年1年間の国事行為をみると、内閣から届いた1060件の書類の決裁、首相や閣僚など136人の任命式、文化勲章など73件の授与式に臨まれた。また、これとは別に、新穀収穫を感謝する11月の新嘗祭などの宮中祭祀は19件に上る。

 宮中祭祀は戦前は天皇の公務とされたが、連合国軍総司令部(GHQ)が突きつけた「政教分離の原則」の厳格適用により、コンサートや美術館鑑賞と同じ、天皇の私的行為とみなされるようになった。費用も天皇のポケットマネーに当たる内廷費から拠出される。

 だが、宮中祭祀は歴代天皇が受け継いできた国家、国民の安寧と繁栄を祈る最重要の伝統儀式であり欠かせない。深夜や早朝に及ぶ祭儀もあり、身体的負担は大きいが、天皇陛下は懸命に取り組まれてきた。

 さらに、地方や外国への訪問などが天皇陛下のご日程を圧迫する。陛下は、この公的行為の幅を広げて活動されてきた。

 宮内庁によると、昭和天皇と同じ74歳時点の1年間で比べると、現在の天皇陛下の着任、帰任の大使との拝謁数は4・6倍に、地方などへの訪問は2・3倍に増えた。昨年は15県40市町を訪ね、福祉施設などの関係者を激励されている。床に膝をついて見舞う被災地ご訪問も即位以来、55回(6月末現在)を数えた。

 平成24年2月に心臓の冠動脈バイパス手術を受けられるなど、陛下の体調は万全ではない。宮内庁も、式典でのお言葉や国賓客との面会数を減らすよう調整に努めたが、公務の大幅削減には至っていない。

 陛下は同年12月の誕生日を前にした記者会見でこう述べ、公的行為への強い自負をにじませられた。

 「負担の軽減は、公的行事の場合、公平の原則を踏まえてしなければならないので、十分に考えてしなくてはいけません。今のところしばらくはこのままでいきたい」

 そうしたお考えは国民の共感を呼ぶ一方で、天皇は存在するだけで役割を十分に果たされているとして、公的行為の抑制を唱える意見も少なくない。国民とともにあろう、言葉を交わして向き合おうとされる天皇陛下の真摯な姿勢がかえって負担を生むようでは、国民としてもいたたまれない。

 このほか、ご公務のあり方には矛盾が少なくない。

 そもそも新嘗祭などの宮中祭祀の大祭には、首相をはじめ三権の長も出席することが慣習であり、私的行為と割り切れるものではない。有識者会議では、宮中祭祀の新たな位置付けも含めて検討すべきだろう。
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