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元自衛官の栗原敏勝容疑者「離婚調停で自宅が競売に」県関係機関に窮状訴える

2016-10-25 09:36:50 | ニュースまとめ・総合
【宇都宮公園爆発】元自衛官の栗原敏勝容疑者「離婚調停で自宅が競売に」県関係機関に窮状訴える 現場検証でビー玉や金属片見つかる

2016年10月24日 14時0分

産経新聞


 宇都宮市の宇都宮城址公園で爆発が相次ぎ、巻き込まれた男性3人が重軽傷を負った事件で、焼死した元自衛官、栗原敏勝容疑者(72)が今年5月、栃木県の関係機関に窮状を訴えようとしていたことが24日、関係者への取材で分かった。

 娘の病気の治療方針をめぐって妻と不仲になり、離婚調停の結果、自宅が競売にかけられることになったため悩んでいたという。県警は自殺に至った経緯を調べる。

 県警は24日午前、殺人未遂容疑で、公園と栗原容疑者の自宅を現場検証した。公園の現場からはビー玉やひもでくくり付けられた筒2本が見つかったほか、爆発物のものとみられる金属片が半径数十メートルにわたり散らばっており、県警は威力の強い手製の爆発物を使って自殺を図った可能性があるとみている。

 関係者によると、栗原容疑者は平成25年ごろから、県精神保健福祉会の相談員として活動。以前から、娘の治療方針をめぐって妻と対立していると周囲に打ち明け、「妻からDV(ドメスティック・バイオレンス)で訴えられ、妻と三女はDVシェルターに駆け込んだ。退職金2千万円を妻が宗教につぎこんでしまった」と訴えていたという。

 離婚調停の結果、自宅が競売にかけられることになり、栗原容疑者は今年5月ごろ、こうした悩みを県の関係施設に訴えようとしたという。関係者は「気落ちした様子だった」と話した。栗原容疑者は約1カ月後、相談員として不適切な行動があったとして問題視され、退会したという。

 栗原容疑者の遺体から見つかった遺書には、家庭内の問題に関する悩みのほか「命を絶って償います」などと書かれていた。

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