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ツナ缶の真ん中にゴキブリ1匹 はごろもフーズが自主回収しない理由

2016-10-29 09:27:58 | ニュースまとめ・総合
ツナ缶の真ん中にゴキブリ1匹 はごろもフーズが自主回収しない理由



2016年10月28日 19時17分

J-CASTニュース


山梨県内のスーパーで販売されたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入した問題で、製造元のはごろもフーズは、報道を受けてそのことを公表した。しかし、自主回収をしない方針は変えていない。

テレビの映像を見ると、ツナ缶の真ん中近くに肉に囲まれて黒い塊があるのが分かる。
「混入は偶発的なもので連続性がないと判断」

1.5センチほどのゴキブリとみられ、はごろもフーズによると、手足も切断されない状態でそのまま入っていたという。

きっかけは、スーパーでツナ缶「シーチキンLフレーク」を買った50代女性が2016年10月13日、このスーパーに届け出たことだ。はごろもフーズが持ち帰って調べたところ、翌14日には、ゴキブリに加熱された形跡があって製造過程で混入した可能性が高いと分かった。

女性には19日に謝罪したが、公表や自主回収はしなかった。報道によると、スーパーは山梨県内の保健所に通報し、県が20日に静岡市保健所に調査を依頼していた。27日夕になってメディアに報じられると、はごろもフーズはようやく公表に踏み切った。保健所では28日、食品衛生法に基づいて、同市内の下請け工場への立ち入り検査を始めた。

ニュースのコメント欄などでは、公表が遅れるなどしたことに、疑問や批判が相次いでいる。「この対応では消費者は納得出来ない」「他に出てきたらどうするのか?」「回収もせず販売してたのかよ」といったものだ。

はごろもフーズの経営企画室では、J-CASTニュースの取材に対し、公表が遅れ、自主回収もしていないことについて次のように説明した。

「混入商品の製造日から1年10か月が経っていますが、ほかのお客さまから同様な申し出がなく、混入は偶発的なもので連続性がないと判断しました。このことから公表も自主回収もしませんでしたが、27日夕方にニュースが流れたため、心配になるお客さまもおられると考え、公表はすることにしました」

空の缶を残し、昼休みに従業員が外出

混入した原因については、はごろもフーズでは、次のように話す。

「ツナの肉を入れる缶は、フィルムが巻かれた状態から取り出して、洗って製造のラインに置きます。従業員がお昼休みにラインを止めて外に出ますが、この間に虫が缶の中に入ってしまった可能性があります。そのまま気づかずにラインを再開したため、肉を詰める機械に缶が入ったということです」

一方、従業員が工場に入るときに、エアシャワーを浴びるなどしているが、服などに虫が入っていれば完全には防げないとした。これまでに、工場内に虫が入ったケースについては、極めて少ないながらも、まったくゼロではないという。

混入が分かってからは、昼休みのときは空の缶が残らないようにするなどの再発防止対策をしたとしている。

今回の騒ぎで、スーパーに客がツナ缶の返品に来たり、スーパーがはごろもフーズに返品したりするケースも出ているという。はごろもフーズでは、ツナ缶などを含む全CMを10月28日からストップした。
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