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元部下が証言 石原氏は「市場」全く知らず築地移転決めた

2017-03-15 15:44:38 | ニュースまとめ・総合
元部下が証言 石原氏は「市場」全く知らず築地移転決めた



2017年3月15日 10時26分

日刊ゲンダイDIGITAL
 築地市場の実態を何ひとつ把握していなかった。豊洲市場問題を検証する都議会百条委員会の初日には、移転検討当初の石原慎太郎・元都知事(84)の反応について驚きの証言が飛び出した。

「その都度、石原知事にお話しするんですけど、あまりご理解していただけない。(市場を)よく知っておられないんじゃないかということで、『とりあえず築地を視察してくれ』と申し上げたところ、『忙しくて、そういう時間はない』と」

 証言者は石原就任から2カ月後の1999年6月から約2年間、都の中央卸売市場のトップを務めた大矢実元市場長(74)。先月、メディアに「私が最初に豊洲移転を決めた」と語った都OBだ。

 ようやく日程を取り付けたのが、同年9月1日。

 市場が活気づく早朝4時からの視察を打診すると、石原氏は「そんなに早いのか」と不平タラタラだったという。

 百条委の喚問直後、日刊ゲンダイが大矢氏に改めて証言の真意を聞くと――。

「石原知事は市場のメカニズムや、築地で働く人々の仕事を全く理解していなかった。『せり』や『仲卸』も知らないし、食べ物がどんな経緯で食卓に届くのかさえ分からない様子でした。だから、まず現場を見ていただこうとなったのです」

 石原氏は当時66歳。恐らく生まれて初めて「ターレー」が行き交う市場を見た感想は「古い、狭い、危ない」。

 にわか知識の無責任知事の不用意なひと言が、豊洲移転の方針を決定づけ、20年近い混乱の引き金となったのだから、罪深い。

「石原知事に少しでも築地の文化と伝統への興味と理解があれば、今日の事態には至らなかった」と嘆くのは、週刊現代で「アースダイバーActive 築地市場編」を連載する人類学者の中沢新一氏だ。こう続ける。

「築地市場には、江戸初期に完成した前身の日本橋魚河岸から、300年以上に及ぶ貴重な『魚河岸文化』が凝縮されています。新鮮な魚を並べて売る方式は『自然との接触を保つ』という日本文化の本質が表れています。また、仲卸の“目利き”に裏打ちされた健全な値付けが、運送業が疲弊するネット通販とは真逆の相互扶助のマーケットを守ってきました。そんな、世界でもまれな場所を理解する都知事なら、おのずと改修によって健全な形で築地市場を残したはず。しかし、流通の効率化だけを最優先した豊洲市場の姿には、将来の仲卸排除も垣間見えます。文化人でありながら不勉強な都知事を担いだことが、築地の不幸の始まり。返す返すも残念です」

 石原氏が在任中に築地市場を視察したのは一度きり。人生最初で最後の訪問にせず、魚河岸の人々に直接、混乱をわびるべきだ。
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