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小池知事“激怒” 懲罰第1号に目星 「豊洲ウソ報告書」で醜悪さ露呈

2016-10-12 08:46:12 | ニュースまとめ・総合

小池知事“激怒” 懲罰第1号に目星 「豊洲ウソ報告書」で醜悪さ露呈

夕刊フジ 10月11日(火)16時56分配信



 東京都の小池百合子知事が、豊洲新市場(江東区)の「盛り土」未実施問題で、懲罰第1号の目星を付けた。担当部局「中央卸売市場」が事前に外部から指摘を受けながら、都の内部調査の「検証報告書」に事実と異なる記載をしていたのだ。都幹部や職員の「故意」「悪意」も考えられる深刻な事案であり、担当者や責任者には、更迭を含めた厳しい処分が下されそうだ。

 「本当に残念、遺憾としか言いようがございません。自己検証の限界を露呈した」

 小池氏は7日の記者会見で、ウソ報告書について、こう語った。静かな口調の中に、激しい怒りが感じられた。

 先月30日に発表された検証報告書では、地下空間が設置された件について、「技術会議が独自に提案した事項」との文書が提示され、「仮に地下水から環境基準を超える汚染物質が検出された場合には、浄化ができるように建物下に作業空間を確保する必要がある」と記載されていた。

 ところが、事実は「技術会議の提案」ではなく「都側の提案」で、技術会議に却下されていた。まったく逆なのだ。

 中央卸売市場は9月中旬、小池氏に「技術会議の提案」という説明資料を提出していた。その後、外部から「事実と異なる」という指摘が寄せられたが、市場側は確認作業を怠ったまま報告書をまとめていた。

 技術会議の元委員が「責任を転嫁している」と批判しているが当然だ。公僕としての意識が完全に欠如した「醜悪さ」「邪悪さ」さえ感じる。「東京大改革」「都政刷新」を掲げる小池氏への抵抗ともいえそうだ。

 盛り土をしない方針は、2008年10月から13年2月にかけて段階的に決定されたといい、「いつ」「誰が」「何を決めたか」は現在調査中だが、今回のウソ報告書は1カ月以内の不祥事であり、小池氏は「事実上の犯人」である担当者、責任者を絞り込んでいるとみられる。

 小池氏は5日の都議会一般質問で、「中央卸売市場の体制を刷新し、退職者も含めて懲戒処分などのしかるべき対応をとっていく」と明言している。

 今後、法令違反や職務上の義務違反などを調査したうえで、厳しい処分が下されるとみられる。
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