武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

7月期の各道場の活動状況(辻堂・ゴールドジムジュニア選手クラス)

2017年07月31日 | 幼少年部 稽古日誌

7月期の各道場・各教室の活動状況です。


7月1日は土曜日のゴールドジムのクラス。


まずはジュニア選手クラスからです。




ジュニアの選手クラスとして活動を開始しましたが、現在のところ、登録が一名。Y君とのマンツーマンの稽古が続きます。

小学4年生の小柄な体で、気持ちもやや幼さを残す雰囲気の子にとっては、たった一人で先生とマンツーマンで、1時間15分の稽古をこなすのはなかなか厳しいものがあるかもしれませんが、稽古は信頼関係が一番大切になりますので、大勢で行う稽古と異なり、かなりその個人の特性に見合った内容と雰囲気づくりに気を配りつつ、稽古を行います。


「他に誰か来るの?」、 「最初は見学したい・・」、、などと母親に相談していた子ですが、ドキドキしながら稽古を始めながらも、今ではかなり安心感をもって稽古に取り組んでくれています。


私と直接話をする時間が大幅に増えることで、話を聞いてもらえる安心感や、難しいことを無理強いされることも、それほど厳しく注意を受けることもありませんので、それなりにそつなく稽古をこなしています。


子供たち同士の中では、幼さや甘え、わがままな態度や乱暴な言葉遣いも見え隠れするものの、ほんの数回の稽古を経て、私の前での態度が明らかに変わってきていて、物おじせず私に話しかけることが出来、的確な意思疎通が出来るようになってきたことは関心出来ます。


技よりも体力よりも、何よりもこの気持ちを通す意思の疎通が、今後の稽古の上では何よりも大切であり、その意味では、いい滑り出しが出来ているようです。


先日、もう一人の申し込みがありましたが、そうなればまた、この二人で稽古を行うために、稽古の中の空気感と相互の信頼感を作り上げるところからスタートしていくことになります。

いわゆる、技術練習や体力や根性を作り上げる前段階の環境作りが何よりも大切で、この感性が鈍ってくれば、多少試合で勝てたとしても、武道の稽古として考えると、決していい結果は生まれません。


まずは焦らず、一歩一歩環境作りから。


何だか、横須賀ジュニアの選手クラスを始めた頃を思い出します。


結果も大切ですが、こうした物事の始まりも、とっても大切な心の財産になります。






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