武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

最近の各クラスの様子(追浜一般部)

2017年11月27日 | 一般部 稽古日誌


今現在、17名の登録がある、追浜一般部です。


日曜クラスや久里浜道場からの出稽古参加者に加え、ほとんど休まず頑張って稽古参加している熱心な中学部の子達が一所に稽古に参加しています。







最近、怪我をされる方が増えているような気がしますので、怪我に配慮した稽古メニューに少しずつ変えていく予定です。


稽古はいつも同じレベルで、同じペースで行うのではなく、その日の稽古メニューや全体ムード、参加者のレベルに合わせて内容を変えています。







平均レベルが上がってきたこともありますが、怪我をする方が数名続いた場合、全体的にやや負荷が高くなりすぎていると思われますので、注意していきたいです。


ちょっとした突き指でも、繰り返すと治りが遅くなり、日常生活にも多少なりとも支障が生じることもあります。


稽古を繰り返し、動きに熟練してくると、細かい怪我をかなり減らすことができます。





必死な気持ちで一生懸命に稽古をすることは大切ですが、ただやみくもに動いてしまうと過度な負担が身体にかかり、技を受ける場所や当たる場所をしっかりと想定できないと、思った以上の痛みを感じ、防御反応を覚える前に苦手意識が先に出て、稽古に足が向きにくくなるものです。


打撃練習は、攻撃の練習も大切ですが、防御の練習がとても大切になります。










しかし、自信を付けるためにも、またお互いに正確な防御の練習をするためにも、まずは先に攻撃の練習をしっかりと行ったうえで、その後に防御の練習を、攻撃以上に増やしていくのが正しい順序だと思います。


相手の手技や蹴り技に対する防御を、10回ほど練習してみたひとと、1000回、10000回、10000回とそれなりの回数をこなした人を比較したとしたら、どう考えられるでしょうか。


当たり前ですが、稽古回数が増えれば、防御が格段にうまくなります。


もちろん最初の内は、受け損ねて突き指をしたり、身を打たれてかるい打身(打撲)を負ったりすることもありますが、回数を重ねることでそうした小さなケガも少しずつ減ってくるものです。


そして、より回数を重ねると、防御のタイミングを外さず、手先足先の動きを見るよりも、その "技の起こり” である初動作が見えるようになり、頭で考えなくとも体が動くようになり、いわゆる 「技を習った」、「技を知っている」、「練習をしたことがある」 というところから、「体が自然に反応する」 というように変わり、いわゆる "技が身に付く” というレベルに変わってきます。










たとえ話になりますが、ある仕事についた新人さんが、10日ほど出社して仕事をしてみて、失敗をしないで業務を一人で遂行できるかと言われれば、そんなわけにはいきません。何にしてもそんな新人さんに、まだまだ大切な仕事を任せるわけには行かないのは言うまでもないことです。


また、入社してから50日位出社をして仕事をしてみたとしても、そう簡単に、技術的な仕事が上手く出来るかと言えば、いかがでしょうか。また、客先で上手く話をして相手の要望をくみ取り、話をまとめて相手を満足させられるかと言えば、はなはだ心もとないものがあると思います。


一つのスポーツや仕事など、また趣味など各自が長く長く続けて技能的な事柄を想定して頂ければ、理解いただけると思います。


料理などもそうですが、生涯で料理を作ったことが 「10回、もしくは100回あります。」 といったところで、日常的に料理を作っている料理人や主婦の方々からすると、初心者域を出るものではなく、 「包丁で指を切った、自分には才能が無いのかな?」 と悩んでいる人を見て、 「才能がないからもうあきらめた方がいい」 というような見方はされないでしょう。


少年部でもよく話をしていることですが、何か考え事をしていても、お箸を上手に使ってご飯を食べたり、歯ブラシをもって歯を磨くことができています。しかしいざ、利き腕ではない手で箸を持ったり歯ブラシを持ってみると、相当集中しなければなりませんが、利き手で慣れた動作を行うように、この無意識に動作できることが上達の一つの段階です。



まずはここまで技を覚えてからが上達のスタートであり、向き不向きを判断できるようになる一つの段階だとも言えます。










上記のたとえ話で説明した回数を、自分が参加した稽古回数に重ね合わせて頂けたらと思います。


どうしても格闘技術は、「根性があれば」、「強い気持ちで挑めば」 といった気持ちで稽古回数を度外視して、上手くいかないと悩んだり、上達具合に不安を感じる方が多いため、こうしたたとえ話をさせて頂きましたが、受験までにはまず30回以上稽古してください。

そして次は100回の稽古をこなしてください。

そうすれば、少し成長が感じられます。100回も稽古を続ければかなり上達しているはずですが、自分で自覚できるのは、小さな成長ではなく大きく成長してからです。

小さな成長はどうしても自分で実感できないものです。

その後は、300回稽古を続けてください。その間に何度か受験をしたり大会に出場するといった “挑戦” をすることで、しっかりした実力と指導力と、そして何より大切な、「成長のサイクル」というものが感じられるようになってくるものです。



その成長のサイクルを感じられるようになってくると、心理的に、稽古を継続しやすくなってきます。



「何だか先が長くて大変・・」

と思われる方もおられると思いますが、コツコツと積み上げていければ、それほどの無理もなく、それほどの優れた素質やセンスなどに才能のあるなしに関わらず、多くの方が身につけられるものが沢山あるとも言えます。無意識に箸を使ってご飯を食べたり、器用に歯ブラシを使いながら、それも無意識に素早く歯磨きが出来るように、体を動かし、技を駆使できるようになるものです。



みなさん、一つ一つ、コツコツと頑張っていきましょう!





追浜一般部でも、現在、新しい仲間を求めています。

ご見学や体験も可能ですので、ご希望の方はお問い合わせいただくか、直接、稽古場所までお越しください。


中に声をかけていただければ、案内書をお渡しいたします。





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