道場活動には関係の無い、プライベートな話題です。
5月に生まれた娘を連れて、実家のある京都に帰省しました。
寒い季節の為、まだ7ヶ月の赤ん坊には、京都の底冷えのする厳しい寒さは辛かったかもしれません。
初めて (と言えば聞こえが悪いですが) 帰省するのが楽しみで仕方がないという思いで京都へ帰りました。
が、なにぶん、あまり “良い子” ではない少年時代を過ごした地元では、近隣の親族が集まると、みなさんには今でもあまりいい印象を持たれていないようで、私自身はあまり楽しい気分にはさせてもらえないようです。
しかし、時には厳しい言葉や思いをぶつけられることも、自分を鍛えるためにはいい事かもしれません。
それでも我が家の赤ん坊は、みなにちやほやされて、泣いたり笑ったりと大変な状態でしたが。
帰省中の数日間は、地元にとても詳しい私の兄に連れられて、墓参りや初詣に行ったりと、楽しいひと時も過ごしつつ、、、
そうそう、 “初詣は神社へ” 行くものと考えていましたが、 “お寺に初詣” というのもあるのですね!!
今年は、赤ん坊を連れている関係で、人込みを避けるべく、京都駅近くの東寺 (ご存知の方もおられると思いますが、京都駅南側にある五重塔があるお寺です) へ初詣に行きました。
初詣にお寺??
さてさて、どんなものかと思いながら東寺の門をくぐると、中は結構な人出があります。
まあ、それでも、いつもの八坂神社や伏見稲荷のように、人でごった返す状態ではないので、安心してお参りが出来ます。 その “伏見稲荷” といえば私にとってはとても思い出深い場所です。 以前、スクールウォーズという学園ドラマのモデル校として有名になった私の母校、伏見工業高校の裏手にある神社です。 クラブ活動で、何度も石段を上まで登ったり下りたりしていた当時の記憶が強いため、私にとってはお参りする場所というよりも、トレーニング場所といった印象ですね。
ところで、お寺の初詣では、ガラガラはありませんでしたが、鳥居があり、そして賽銭箱もちゃんと備え付けてあり、小銭をちゃりん! と投げ込んで、手を合わせて、、、
お香を焚いて体にまいて、おみくじ引いて、出店を見て回ってと、京都らしいひと時を過ごしました。
この東寺の古物商の出店は、地元では有名で、いろいろと楽しむ事が出来ました。
私が子供の頃、既に亡くなったばあちゃんと一緒によく出かけていたのを思い出します。 当時はたしか 「こうぼうさん」 と呼ばれていたと思いますが、いわゆるフリーマーケットの先駆けとなるような催しです。 京都ならではの出物が見どころですね。
妙な形の盆栽やら、とても古い時代の、古都ならではの家具や小物、そして中には戦争で亡くなった方の日誌のような行軍記録の直筆の古びた手帳や、銃弾で穴のあいた鉄鉢(鉄のヘルメット)などが無造作に売られていて、、、 「こんなものを売っていいのか??」 などとびっくりしながら見て歩きます。
綺麗な着物が男性用、女性用共に500円で売っていたり、そして、火縄銃(本物だそうです)なんてものも売っていました!!
まあ、数日間の短い間にもいろいろな事がありましたが、それでも、親の喜ぶ顔が見られることだけでも、価値のある帰省だったと思います。


思えば、当時の気持ちとして、何だか閉鎖的な街で、で居心地の良くないその生活から抜け出したく、18歳で家を出て以来、その後、多くの経験を積み、歳月が流れても、何十年も前の少年時代の気持ちにさせられる空間があるというのは、何だか不思議な気がいたします。 これが生まれ故郷というものなのでしょうか。
我が娘は、自宅へ戻ってから見事に下痢に見舞われてしましましたが、寒さが応えたのか、それとも少し緊張してしまったのか、、、
そうです。 京都は盆地で、底冷えのする寒さで有名なのです。
小田原から電車を乗り継いで、海を見ながらの車内で、とても落ち着いたホッとした気持ちになる事が出来ました。
この神奈川の町こそが私の今の故郷です。
娘が健やかに育つ事を願いつつ。