野村證券第2事業法人部推奨(株)

野村證券第2事業法人部
横尾 宣政
講談社
著者の野村證券時代が正に高度成長期にあたり絶頂期でした。
バブル崩壊後に独立し金融取引において逮捕され正に栄枯盛衰を絵に書いた半生が語られています。
(株)屋の悲しい末路としての断末魔が聞こえる思いを持ちました。
(株)で儲かるかは、結局大口投資家と証券会社しか儲からない仕組みが良くわかりました。
個人投資家でもあった祖父は地方にできた証券会社の良い客だったようです。 それは、高度成長に乗り誰でもが儲けられた時代でした。
それが、21世紀になりその(株)を受け継いだ家族に待っていたのは(株)の大幅下落でした。
勿論個人投資家に対する手当てなどありませんでした。
進めた証券マンは転勤しいなくなりました。しかしその(株)は、元値を越えるまで回復したのは奇跡のような事でした。
(株)で儲かるために少なくとも証券マンより頭が良く無かったらまず利益を出すのは不可能かと思いますけど…(笑)
次男坊の推奨(株)は内緒です…