美しい地球と伴に生きる

この美しい地球を「地球という名の牢獄」にしないため、世界のリスク情報の発信や人間としての生き方を考えてみたいと思います。

八咫烏(やたがらす)を知っていますか?;古代ユダヤから続く日本最古の秘密結社

2012年03月06日 22時15分40秒 | 日記
今日の「NHK NEWSWEB」にこんな記事が載っていました。
米 ロシアは選挙違反調査を
3月6日 8時36分
プーチン首相がロシア大統領選挙で当選を決めたことについて、アメリカ政府は、圧倒的多数で勝者が選ばれたものの、不正があった疑いも指摘されているとして、ロシア政府に対し、選挙違反の調査を求める厳しい反応を示しました。
ホワイトハウスのカーニー報道官は、5日、声明を出し、「圧倒的多数で勝者が選ばれたものの、投票日に手続き上の不正があったなどとする懸念の声もある」と指摘したうえで、ロシア政府に対し、独立した形で選挙違反の調査をするよう求めました。
声明では「大統領に選ばれた人物との今後の関わりを期待している」とも述べていますが、プーチン氏の名前は一度も挙げていません。
また、国務省のヌーランド報道官は、記者会見で「特定の候補者に有利な報道がなされるなど、公平な環境の下で選挙が行われたとはいえない」と述べ、アメリカ政府として一様に厳しい反応を示しました。
転載終了


アメリカの内政干渉と汚い工作は酷いものですね。
また、ジャッカル(暗殺者)を放つつもりでしょうか。
その前に、オバマ大統領がパパブッシュの言いなりで動いてきたことが公になったり、オバマ出生証明書のウソが確定するほうが早いかもしれません。
そんなアメリカCIAの汚い工作を電通・共同・時事経由でNEWSWEB版とはいえ載せる価値は全然無いと思いますがいかがでしょうか。


そんな愚かなNHKを相手にしている暇はありません。
今は、正に世界支配層(偽ユダヤ・偽イルミナティ)が実行するNWO(世界支配計画)を阻止すべく戦っているホワイトドラドンの活躍を大いに期待するべきときです。


それに関連して、今日「キズキ」様からコメントをいただき、返信しました。
以下のものです。

「朗報か?;これが真実なら日本の財政破綻は無くなる」 当ブログ1月11日この記事へのコメント(投稿順)
1. キズキ 2012年3月6日 2時19分 [返信する]
これは、事実です。八咫烏が動き出します。アメリカから1円たりともお金がもどらずも、世界のお金がこれから日本に集中します。世界の中心は日本なんです。ユダヤやイルミナティもコントロールされています。ただ残念ながら人口削減計画は行われます。

2. 勝 2012年3月6日 20時11分 [返信する]
コメントありがとうございます。
八咫烏のことは以前に飛鳥さんの本で知った記憶があります。しかし、あまり知らないのでネットで調べてみました。明治天皇すり替え説はいくつかの本に書かれているので知っていましたが、八咫烏が裏天皇を守っているとは知りませんでした。八咫烏のルーツを辿ると本物の失われたユダヤ十部族に繋がるようですね。その八咫烏を欧米は恐れているようですね。欧米が恐れているその力を国際ネットワークを通じて最大限発揮されることに期待したいと思います。お金が戻ってくるのはありがたいと思いますが、人類削減計画が進むとなると、旧世代人類の繰り返しになり、最終的に人類の滅亡につながるのではと思っています。是非ともその悪魔の計画を防ぎたいものです。
興味深い話なので今日の記事に取り上げさせていただきたいと思います。
転載終了


この八咫烏の詳しい説明はこの記事の末尾にいくつか載せていますので、そちらをご参照下さい。

この八咫烏が動き始めたとのことはベンジャミンさんの2009年10月30日の記事に載っていました。以下のものです。


http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2009/10/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8F%E3%82%84%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%A8%E8%A3%8F%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%8C%E5%8B%95%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F.html

10/30/2009
八咫烏(やたがらす)と裏の天皇が動き出した
日本で一番秘密とされている結社「八咫烏」が動き出した。この結社は元々天皇を守るために少なくとも3000年前から存在する。現在のメンバーは出世時に戸籍を入れてないため、どのデータベースにも存在しない。
彼らは明治時代まで日本の天皇を守っていた。その後は裏の天皇を守ってきた。必要があれば日本の殆んどの神社やお寺を動員できる。他にも様々な影響力を持っており、黒龍会と同盟関係も結んでいる。
私も以前彼らのところに招かれ、とても不思議で良識的な儀式を受けたことがある。


以下、ベンジャミンさんのブログへのコメント

奉公の神格モデルは皇紀暦制定前にも存在しており、先住民も渡来人も、その威徳に順い奉公を身に帯び各種の姓((かばね)家業)を設けていた。この姓に巣立つ異能の先達(せんたち)こそ、皇紀元年から世界各地に配置され、天文気象のほか場の歴史を情報化のうえ、生涯を奉公に尽くして悔い無き人生と自覚する達人(たつじん)である。この先達は男女を問わず幼年三歳ころから世界の結界(けっかい)領域を修験(しゅげん)の場とし、成年一五歳に達すると、その動向は広域に及んで、一旦緩急(いったんかんきゅう)あれば義勇奉公、これ天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運(こううん)に身を委(ゆだ)ねて惜しまない。この先達たちをいま、「皇統奉公衆」と仮称する。
http://michi01.com
Posted by: 朱鷺 | 11/06/2009 at 07:29


何を気にしているのか知らないが、日本サッカーのマークの八咫烏は国際オリンピック委員会の決定で北京五輪ユニホームには使えなくなったらしい。
Posted by: abcdef | 11/02/2009 at 15:52


私の知人に了解を得たので、私と知人のメールを貼り付けます。
「……私が聞いた名前「表雑賀。渡来天皇を≪大和≫へ先導した部族で、頭は≪川端≫姓と聞いた。
今も昔も400数十軒在る由。ただしヤタカラスともいう。結社の内容は、皇統奉公衆と呼んでいる
結社と全く同じである。
明治時代までの天皇とは北朝の閑院宮系の光格王朝で仁孝、孝明と続く。これを守護したが、大室が天皇になり、
東下したので、孝明系の堀川辰吉郎が裏天皇になり、その守護に。
之に真贋在り、真は天照彦を奉じて修験者なので吉野。
贋は須佐男を奉じる大江山霊媒衆という。
神社に関係あり宗像が核。
皇統堀川の裏天皇に従うは、京都社寺勢(本願寺から大徳寺)、大江山霊媒(大本から学会)、
杉山茂丸の玄洋社(黒龍会はその一部)、薩摩ワンワールド(土佐も入る)、公武合体の徳川(会津、紀州)が主流。……」
です。
Posted by: ダンゴ | 11/01/2009 at 19:37

フルフォードさん初めまして、こんにちは
いつもフルフォードさんの記事を非常に楽しみにしています
私自身、神道とその歴史には非常に興味を持っておりまして、今回のような
記事は有り難いし、今後も引続き情報をお願いします
「八咫烏」ですが、
あちらから誰か部外者を招くというのは相当珍しい事例だと思うのですが、
よっぽどな物を(知識を?情報を?)フルフォードさんがお持ちだからに
違い有りません。
ところで、「八咫烏」が動き出した」とあります。
もし出来れば、具体的にどんな動きが有ったのか?今後の記事にして
頂けませんか?(私自身今海外におり、講演会等参加出来ない為)
Posted by: Uzumasa | 11/01/2009 at 03:58


『八咫烏』という組織についてはアメリカのキリスト教団体に独自のパイプを持つ飛鳥昭雄氏の『失われたイエスの12使徒「八咫烏」の謎』(前巻)『失われたキリストの聖十字架 心御柱の謎』(後巻)で詳しく読めますね。しかし、実在していたとは…
Posted by: <二:彡 | 10/31/2009 at 08:43


アメリカ・イギリスの会社と取引のある
株式会社インテックジャパンという会社になぜか、八咫烏について記載がありました。
http://www.intecjapan.com/blog/2006/06/post_219.html
ベンジャミンさんのお知り合いですか?
Posted by: 紺碧の空 | 10/31/2009 at 02:51


やはり、前々からフルフォードさんのおっしゃっていた「日本の愛国団体」「真正の神道組織」というのは、彼らのことだったんですね。彼らのことを、貴方の口から公開するという
という事は、今はかなり重要な時機にさしかかったて来たという事でしょうか。
それにしても一昔前は、彼らの素性を暴こうとすると鴨川に浮かぶ(消される)と、言われたものですが、彼らの神道儀式にも参加したということは、彼ら方からフルフォードさんにコンタクトを取ってきたものと思います。以前の「幇」の時と言い(彼らからは、道教儀礼の秘儀を受けたようですね)、本来ほぼ絶対出てこない人達のほうから接触してくるとは、フルフォードさんもすごい天命を持った方なんですね。
逐次彼らからの情報を、私達に届けてくれることを期待してます。
Posted by: nightbird | 10/30/2009 at 15:32
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いかがでしたか、俄かには信じられない話だと思います。

これらのことは正に、日本の裏の裏のことであり、決して表には出てこない話であると思われます。

『八咫烏』は「JAL123便事件」にも関連したのではとの噂もありますが、これについては特に調べていません。

「明治天皇すり替え説」は、薩長の裏にイギリスがいたこと、薩長の中心メンバーに朝鮮(田布施、多布施地区)出身の人間が多くいたとのことなどから、日本人が思いも寄らないことであるだけに、かえって信憑性が高いものと思われます。
だからと言って天皇制を否定しません。
日本の元首は儀式などを経て精神性の極めて高い人がなるべきで、どこかの国の狂った大統領のような人間が元首になるなどとはたまったものではありません。

『八咫烏』は陰陽師のように人知を超える「秘儀」というか強大な力があるのかも知れません。

その『八咫烏』と頭山満(明治のアジア主義者の巨頭)

ウイキペディア 「頭山 満」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E5%B1%B1%E6%BA%80

「頭山 満(とうやま みつる、安政2年4月12日(1855年5月27日) - 昭和19年(1944年)10月5日、幼名:乙次郎)は、明治から昭和前期にかけて活動したアジア主義者の巨頭。玄洋社の総帥。号は立雲。
玄洋社は、日本における民間の国家主義運動の草分け的存在であり、後の愛国主義団体や右翼団体に道を開いたとされる。また、教え子の内田良平の奨めで黒龍会顧問となると、大陸浪人にも影響力を及ぼす右翼の巨頭・黒幕的存在と見られた。一方、中江兆民や吉野作造などの民権運動家や、大杉栄などのアナキストとも交友があった。また、鳥尾小弥太・犬養毅・広田弘毅など政界にも広い人脈を持ち、実業家(鉱山経営者)や篤志家としての側面も持っていた。
条約改正交渉に関しては、一貫して強硬姿勢の主張をおこない、また、早い時期から日本の海外進出を訴え、対露同志会に加わって日露戦争開戦論を主張した。同時に、韓国の金玉均、中国の孫文や蒋介石、インドのラス・ビハリ・ボース、ベトナムのファン・ボイ・チャウなど、日本に亡命したアジア各地の民族主義者・独立運動家への援助を積極的に行った。」
が作った黒龍会(改め白龍会)が同盟関係にあり中国の地下組織、ロシアの諜報組織、アメリカの良識派のペンタゴン、CIA、FBIなどの世界の諜報組織が一致協力しホワイトドラゴンとして行動しているのなら、最近のガイトナー逮捕、パパブッシュの拘束、ビルゲイツの逮捕、世界の金融トップ層の116人もの辞職(解任)なども納得出来ることになります。

これは私の妄想ですが、この2012年は「陰陽」、「太陽と月」で象徴される戦いであると感じています。


ベンジャミンさんが忠告する、最後の決着がつくまで油断する事無く、大いに期待したいと思います。

2012年はあらゆる隠された真実が表に出てくる年でもあると思いますので、ひょっとすると『八咫烏』も表にでてくるのかも知れません。




以下、参考記事


「風来坊 ジャツク・ダニエラ男爵 盲語録」さんより

http://plaza.rakuten.co.jp/16616/diary/201104170001/


日本で聖書の故事が起きるとは… 出エジプトが福島に変わる。有無を言わさず強制移住を迫られる人々が気の毒だ。今、難儀の民を導く 真の指導者の出現が望まれる。

日本の国体を守る秘密結社である "八咫烏" の事を、ちょっとだけ書く。秘密結社なのだから 何も判らなくて当然。西洋と同様に3000年の歴史がある秘密結社。任務は天皇を守る事。西洋の王様を守るフリーメイソンと根は同じ。

彼らは大昔から現代まで天皇を守り続けていた。極秘の組織なのでメンバーも謎に包まれている。明治時代までは表の天皇を守り続けていた。しかし 明治天皇はイギリスによって本家の血筋とは違う皇族にすり替えられた。

その為「八咫烏」は裏にいる本当の天皇(日々 皇居・京都御所の奥深い処で祭祀を行う神霊的天皇)を極秘に守り続けている。その権力はかなり強力だ。京都白足袋組(朝から白足袋の和装で過ごす旦那衆。数ある有職職人達の頭領)と呼ばれる人達も結社の方かも知れぬ。

日本の国家的な根源に関わる基幹産業を、警察、法律、民族と云ったモノの壁を全部越えて独自で動ける組織。独自の資金力もあって、通帳も戸籍も無い。三次元的に言えば死人扱い。でもちゃんと生きている。官僚でもないし、民間人でもない。正体不明の人達が地下に潜って仕事をしている。天皇の民の難儀。動かない訳がない。

彼らは何処に住んでいるか。地下に住んでいる。日本の国体を守る為の独特の仕事をしている。実際、戸籍の無い人は今、日本に20万人いるらしいが、その半分は国体を守る仕事を担っているのだ。日本に一旦事あらば、彼らが守ってくれる。

彼らは金も情報もある。表に出る時は、誰にも分からない様に ちゃんと変装して出てくる。でも分かっている人は分かっている。マスコミ関係にもたまにいる。急にデビューする人とか、何かおかしいな、何でこの人がヒットするのかなとか…。

日本でも 表と裏の世界があって、二重構造になっている。系列から言ったら南朝が多い。南朝の繋がりの元を質すと、秦一族。さらに秦一族の元を質すと、今度は古代ユダヤ。さらにそのもとは古代天皇(スメラ・ミカド)になる。

サッカーの神様を祭る神社が京都にある。蹴鞠(けまり)発祥の白峰神社。それと下鴨糺の森 河合神社。いずれも八咫烏。日本の歴史を振り返ると、言う事は簡単だが、言っちゃいけない事の方が多い。「天照」(日本の国体)と「白山神界」(世界秩序)の違い。

八咫烏で表の仕事をした有名な人として安岡正篤(まさひろ)陽明学者・思想家がおられる。1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)没。この方は金鵄会を創った。彼は表で働いた人だが、政財界、政府も動かした。

もし、日本の天皇家に何かあった時に 天皇に代わるシステムがある。但し 彼らは普段は出てくる事は無い。名乗りも挙げぬ。いざ有事になった時に国を守る為に、それこそ神武以来から教育されてずっと残っている。その一部が忍者の伝説だったりする訳。河童も天狗も その象徴の一つ。

金鵄、八咫烏が動く時は、サナトクマラ(鞍馬山の伝説)も動く。という事は、地球が入れ替わるという事。その為の破壊は 敵に(13番目の白人ユダヤ組織)に好きな様にさせる。更地にする作業。必要悪。

日本の霊的集団は 開けていた床机を畳んで臨戦態勢に入った。霊的に門を閉じた。受けた国土の傷口を癒し 反撃に転ずる段取りだ。

転載終了


八咫烏とはどのような組織か(EJ第892号) さんより
http://www.intecjapan.com/blog/2006/06/post_219.html
Posted by: 小市民 | 10/30/2009 at 13:19


2006年06月16日
八咫烏とはどのような組織か(EJ第892号)
 八咫烏の話――まだ続きますが、そろそろ一応の結論を出す時
期にきています。話を整理しながら、先に進めます。
 神道に表と裏があるということは、天皇にも表と裏があること
を意味します。われわれが目にする天皇は、もちろん表の天皇と
いうことになります。ここで重要なことは、天皇とは神道儀式を
行う中心的存在――つまり、祭司であるということです。しかも
神道儀式にはいろいろあって、それらを間断なく行う必要がある
のです。そういう儀式を祭司として行うだけでも、天皇は結構忙
しいのです。
 しかし、明治時代以降の天皇は、表の仕事も非常に忙しいので
す。明治時代において天皇は国家元首でしたし、民主主義になっ
てからの現在の天皇は、外交儀礼や民間の行事などに関わり、古
来の儀式を十分に行う時間がなくなってきています。
 そのため、皇位継承などの重要行事は別として、その他の神道
行事については、裏天皇が天皇に代わって神道儀式を祭司として
執り行うことが必要になってきたのです。この裏の天皇に率いら
れる組織が秘密組織八咫烏なのです。八咫烏――漢波羅秘密組織
は、天皇の祭祀のいっさいを仕切るとともに自らも神道儀式を行
うのです。
 この八咫烏は現在も存在するということですが、どのようなこ
とがあっても表に出ることはないのです。なぜなら、彼らには名
前がないからです。どうしてかというと、子どもが生まれても届
けないからです。それでは何をもって識別するのでしょうか――
彼らにあるのはコードネームであり、これで識別します。
 そんな馬鹿な・・といわれるかも知れませんが、そういう人た
ちを支える組織があれば、戸籍がなくても十分生きていくことは
可能なのです。彼らは一般社会とは異なる世界に生きているので
す。そういえば、表の天皇は人前に出るので名前はありますが、
姓や苗字はないのです。よって戸籍がないのです。また、戸籍法
によると、一般から皇族に嫁ぐ人はそれまでの戸籍からは除籍さ
れるのです。そういう意味で表の天皇や皇族も別の世界に生きて
いるといえます。
 専門家によると、秘密組織八咫烏の人数は数十人――推測では
70人前後の規模といわれています。組織の一員として生まれた
ときから神道儀式全般、陰陽道、迦波羅を徹底的に仕込まれるの
です。そして一生八咫烏の組織の一員としての使命を果たすとい
われています。
 中核となる八咫烏は12人――「十二烏」といい、このメンバ
ーに欠員が出るとそのつど補充されるようになっているのです。
これら12烏のさらに上に八咫烏の大ボスが3人います。これら
3人が12烏の中の3人か別の3人かは分かりませんが、彼らは
他の八咫烏から「大烏」と呼ばれています。「三羽烏」というの
はここからきています。
 この三羽烏は、造化三神(三神にして一神/絶対神)に対応し
ているのですが、裏天皇というのはこの三羽烏のことをいってい
るのです。つまり、表の天皇は1人ですが、裏の天皇は3人で1
人なのです。絶対三神が唯一神を形成するように3人で裏天皇を
務めているのです。
 もうひとつ、これらの三羽烏は別名を持っています。それは、
「金鵄(きんし)」です。金鵄とは神武天皇の弓の上に止まった
鳥のことです。「金鵄勲章」の金鵄です。
 このような事実を知ると、不思議な一致があることに気が付き
ます。それは、イエス・キリストとその弟子の話に非常に似てい
ることです。
 イエス・キリストは、伝道を開始するに当たって12人の弟子
をユダヤ人の中から選んでいます。「12使徒」がそれです。そ
して、イエスは重要なことがあると、ペテロとヤコブとヨハネを
連れて歩いています。マタイによる福音書には、次の記述がある
のです。
----------------------
 『イエスは、ペテロ、それにヤコブとその兄弟のヨハネだけを
 連れて、高い山に登られた』。
 (「マタイによる福音書」第17章1節)
----------------------
 「12」と「3」――これが神道奥義とぴったりなのです。そ
れだけではないのです。神道奥義を調べていくと、なぜかイエス
・キリストと結びついてくるのです。
 いくつかあげてみましょう。EJ890号でご紹介した神道奥
義のひとつの魔方陣をもう一度見てください。
-----------------------
             6 7 2
             1 5 9
             8 3 4
----------------------
 魔方陣では、奇数は陽数、偶数は陰数です。これが陰陽道のき
まりなのです。この9つの数字について陽数、つまり奇数だけを
見てください。十字になっているのです。
 迦波羅、すなわちカッバーラのシンボル、裏ドーマンは、ずば
り十字――陰陽道が九字を切るのに対して、迦波羅では十字を切
るのです。この十字を切る所作は、キリスト教徒が祈りを捧げる
さいに切る十字とまったく同じなのです。
 もうひとつ、「日本」という文字について考えます。「日」と
いう字は、文字通り「太陽」――太陽神、天照大神をあらわして
います。問題は「本」の字です。この字から「大」の字を外して
みてください。そうすると何が残りますか。
 そうです。「十」――十字架があらわれるのです。いろいろな
ところに十字架が隠されているのです。陰陽道は渡来文化です。
そのため、陰陽師は渡来人によって占められてきたのです。資料
には、数多くの陰陽師が名をつらねていますが、中でも一番多い
のは秦氏です。秦氏についてはいろいろ説がありますが、ユダヤ
人原始キリスト教徒であるといわれているのです。

転載終了

以下、[八咫烏1~10] かなりの長文になりますので、ご関心のある方はお時間のある時に・・・

http://www.intecjapan.com/blog/2006/06/

2006年06月05日
JFAシンボルマークとヤタガラスの関係(EJ第883号)
 サッカーワールドカップ2006ドイツ大会は、いよいよ6月
9日からはじまります。F組に出場の日本は、6月12日にオー
ストラリアと対戦します。
 ところで、日本サッカー協会(JFA)が採用しているシンボ
ルマークをご存知ですか。日本代表選手のユニフォームには燦然
と輝く黄色いワッペンに何が描かれているのです。
 そこには、三本足のカラスがデザインされているのです。三本
足のカラスが二本足で立ち、もう一本の足でサッカーボールを押
さえている図柄です。(添付ファイル)
 このカラスの本当の名前は「八咫烏(ヤタガラス)」というの
です。ヤタガラスは、記紀神話に登場するカラスです。その神話
とは、神武天皇が東征するときの話なのですが、これについては
2001年4月2日のEJ587号でご紹介しています。しかし
ヤタガラスについては説明を省略したのです。
 九州を出発し、一路東に向かった神武天皇は、今の大坂のあた
りに上陸したのです。そこで先住民のナガスネヒコの軍と争いに
なり、それが全面戦争に発展します。しかし、このナガスネヒコ
の軍は強く、神武天皇の軍は退却を余儀なくされます。
 敗因を占った結果、天照大神の子孫でありながら太陽に向かっ
て軍を進め、戦をしたのが敗因であると出たのです。そこで、神
武天皇は、改めて戦略を練り直し、今度は太陽をつねに背負う形
になる南から攻め入ることにしたのです。具体的にいうと、難波
から紀伊半島を迂回し、熊野に上陸。そこから紀伊山脈を越えて
大和地方に入ることにしたのです。
 しかし、紀伊の山は道が険しく、神武天皇の軍は道に迷ってし
まいます。周囲には敵も潜んでおり、再び神武天皇の軍は窮地に
陥ってしまいます。そこに、どことなくあらわれたのが巨大なヤ
タガラスなのです。このカラスは、天照大神によって、神武天皇
を先導するよう使命を帯びていたのです。
 神武天皇はヤタガラスを神の使いと見抜き、それについていく
と、森を抜けることができ、吉野から大和に入れたのです。そし
て再びナガスネヒコと戦うのです。しかし、今回は太陽を背負っ
ての戦いであり、戦況は有利に運んで、ナガスネヒコの退治に成
功します。こういう経過から、ヤタガラスは勝利に導くシンボル
とされているのです。
 この再度の神武天皇とナガスネヒコの戦いにもうひとつ有名な
話が伝えられています。戦争が始まったとき一羽の金色の鳶(と
び)が飛来して、神武天皇の弓の先に止まり、あたり一面に金色
の光を撒き散らしたのです。ナガスネヒコ軍はこれによって戦意
を喪失したといわれているのです。そういう意味で、金色の鳶も
勝利のシンボルとされています。
 道を先導して勝利に導くヤタガラスと敵の戦意を喪失させて勝
利を決める金色の鳶――どちらも鳥が神武天皇を助けているので
す。このうち、金色の鳶については、のちに金鵄勲章にデザイン
されて一躍有名になります。
 それでは、日本サッカー協会はなぜヤタガラスをシンボルマー
クに採用したのでしょうか。
 それは、ヤタガラスが単に勝利に導くシンボルであること――
それはもちろんあります。しかし、それだけではないのです。そ
れは、明治時代に近代サッカーを日本に紹介した中村覚之助氏と
いう人物に関連があるのです。
 中村覚之助氏は、和歌山師範学校(現和歌山大学)を卒業後、
宇久井高等小学校の教師から東京高等師範学校に入学し、4年生
のときに米国の「アソシエーション・フットボール」という本を
翻訳して、そのうえで蹴球部を創設するのです。本は鐘美堂とい
う書店から、東京高等師範蹴球部の名前で出版されています。
 この本は当時、東京高等師範学校の運動部長であった坪井玄道
教授が海外視察のときに原書を手に入れ、帰国後、それを中村覚
之助氏に翻訳するよう託した結果、できあがったものなのです。
 当時、サッカーに似た競技はあったのですが、フットボールと
呼ばれており、ラクビーと渾然一体のスポーツだったのです。中
村覚之助氏は、正しいルールを記述した「アソシエーション・フ
ットボール」という本によって、日本で初めて「蹴球」というこ
とばを使ったのです。それ以後、現在のサッカー・スタイルの蹴
球は「ア式フットボール」または「ア式蹴球」と呼ばれるように
なったのです。
 中村覚之助氏は、和歌山県那智町(現那智勝浦町)浜ノ宮で生
まれています。ここには、ヤタガラスを祀る神社があるのです。
ちなみに神武天皇東征軍が上陸したのは那智勝浦海岸です。ここ
は熊野であり、ヤタガラスは、熊野三山――本宮大社、那智大社
速玉大社――では、霊鳥として祀られています。
 また、平安時代に「蹴鞠」の名人といわれた藤原成道は、その
技能向上を祈願するため、何度も熊野詣をしたと伝えられていま
す。つまり、熊野から日本サッカーの歴史が始まったといっても
過言ではないのです。そういう経過から、日本サッカー協会は、
その旗章にヤタガラスを使ったと考えられます。
 しかし、不思議なことに日本サッカー協会は、そのホームペー
ジにおいても、シンボルマークの三足烏は、中国の故事に基づく
ものとしか認めていないのです。日本サッカー協会は、昭和6年
にシンボルマークをデザインしており、図案の発案者は、当時の
東京高等師範学校の内野台巌教授を中心とする人々であるとされ
ています。
 内野台教授は、明治39年当時の蹴球部員であり、中村覚之助
氏をよく知る人の一人です。中村覚之助氏は、1906年7月に
中国から船で帰国する途中発病し、神戸で緊急入院したのですが
亡くなっています。まだ27歳の若さだったといいます。
 ヤタガラスについては、まだまだ述べることがあります。これ
を機会にもう少し古代史の世界をのぞいてみましょう。
                   ----[八咫烏01]

2006年06月06日
なぜ、ヤタガラスを頭に置くのか(EJ第884号)
 「八咫烏/ヤタガラス」の「咫」はヘンな字ですね。「尺」に
「只」という字をつけます。1尺は「寸」の約10倍でセンチに
直すと約30センチです。
 「1咫」は、手のひらの下端から先端までの長さで4寸――約
18センチ、「8咫」ですからこれを8倍すると144センチ、
ほぼ1.5メートルですから、ヤタガラスはかなり大きなカラス
ということになります。
 カラスは全身が黒、イメージは闇です。何となくうさんくさい
イメージです。しかし、神話の世界では光、太陽のイメージなの
です。ギリシャ神話でのカラスは太陽神アポロンの使いであり、
英国のワタリガラスは王家の紋章です。
 昨日のEJで、神武天皇の東征の神話の話をしましたが、実は
これとそっくりの話があるのです。それは『ブルターク英雄伝』
に書かれているアレキサンダー大王にまつわるカラスの伝説なの
です。アレキサンダーは紀元前4世紀にマケドニアの王子として
生まれ、25歳にして世界帝国の王として君臨した人です。
 アレキサンダー大王も東方遠征をしているのです。紀元前33
4年、イッソスの戦いに勝利したアレキサンダー大王は、そのま
ま地中沿いに南下し、エジプトに侵入し、プトレマイオス朝を征
服して自らファラオになることを決意します。ファラオは太陽神
アモンの子供であることを意味します。
 しかし、ファラオになるには、シバのアモンの神殿で託宣を受
けなければならないのです。そこで、アレキサンダーは、リビア
砂漠のオアシスにあるシバに向けて出発します。
 しかし、アレキサンダーの一行は、すさまじい砂嵐に巻き込ま
れて、道を見失ってしまうのです。このあたりの砂嵐は有名で、
1965年にアレキサンダー大王の行程をたどろうとしたドイツ
の探検家5人が死亡しているのです。
 もはやだめかと思われたとき、天空から一羽のカラスが現れて
先頭を飛び始めるのです。アレキサンダーは、藁をも掴む思いで
カラスの飛んでいく方向に進んでいくと、目指すシバのオアシス
にたどりつき、託宣を受けて、ファラオに即位したのです。
 これは、神武天皇の神話とそっくりです。天照大神とアモンは
ともに太陽神ですし、神武天皇とアレキサンダーはともに大王で
あり、ともに東方遠征をして道に迷い、カラスに救われる――本
当にそっくりです。
 これだけではないのです。神武天皇の神話とアレキサンダーの
伝説は驚くほど酷似しているのです。神武天皇が宇陀にやってき
たときのことです。敵地の土でお神酒を入れる瓶を作って神々を
祀れば、敵が降伏するという夢を見たというのです。神武天皇は
これにしたがい、配下に敵地の土を持ってこさせ、その土で瓶を
作ってお神酒を入れて神々を祀ったところ、敵が降伏してきたと
いうのです。
 これとそっくりな話がアルメニアの伝説にあります。アレキサ
ンダー大王は、ペルシャとの戦いの前日、神武天皇と同様の夢を
見るのです。アレキサンダー大王自身が敵地に侵入し、土を持っ
てきて酒杯を作ったところ、ペルシャ軍に勝ったというのです。
 これはもちろんアレキサンダーの話が先にあって、その話がペ
ルシャからインド、東南アジア、中国、朝鮮を経由して日本に入
ってきていると考えられます。
 今やカラスといえば、とくに都会では人間の敵というべき存在
ですが、カラスは太陽神の化身であり、神道においては祭祀氏族
のシンボルとなっています。また、カラスは聖霊の象徴としての
存在にもなっていたらしいのです。その証拠というべきものが、
日本の伝統的な「烏帽子」と「丁髷」(ちょんまげ)です。
 「烏帽子」は、「カラスの帽子」と書きますが、なぜ、カラス
なのでしょうか。かつて神道祭祀の者はもとより、日本人は正式
な場では、この烏帽子をかぶっていたのです。烏帽子には、身分
によって、次の3つに分かれています。
----------------------
     1.烏帽子 ・・・・・・・ 貴族
     2.侍烏帽子 ・・・・・・ 武士
     3.梨子烏帽子 ・・・・・ 庶民
----------------------
 これらの色はすべて黒ですが、これは黒い帽子だからカラスな
のではなくて、もともとカラスをかたどった帽子であるがゆえに
「烏帽子」なのです。この烏帽子のカラスは、天から舞い降りた
カラス、すなわち八咫烏(ヤタガラス)なのです。
 それでは「丁髷」はどうでしょうか。
 まず、「丁髷」は「髪」であり、これは、上、神、守、皇、頭
に通じますが、いずれも自分よりも上位の存在を意味します。髪
にしても人体の一番上の頭部にあるので、「カミ」と呼ばれるの
です。神道では、頭部は神の宿る場所とされているのです。
 それに日本人の髪の色は黒です。これはカラスの黒に結びつき
ます。女性の長い黒髪は「烏の濡れ羽根」というように頭に生え
た髪はカラスに結びつくのです。それをあえてもっとカラスに見
えるようにしたものが「丁髷」なのです。
 丁髷を想像して見てください。左右の耳際の「びん」はカラス
の両翼、はね上げの「たば」はカラスの尾、頭頂の「まげ」がカ
ラスの頭部をあらわしているのです。
 このように烏帽子と丁髷は、ともに人間の頭に宿る神、すなわ
ち、八咫烏を意味しているのです。頭に神の霊が宿っているので
す。この考え方は、カラスを太陽神の使いとみなす古代エジプト
でも同じです。古代エジプトのカフラー王の座像に翼で頭を抱え
るようにしている隼(はやぶさ)がいます。
 しかし、なぜ、八咫烏を頭に置いているのでしょうか。何か特
別な意味があるのでしょうか。      ---[八咫烏02]

2006年06月07日
ヤタガラスは陰陽道と関係がある(EJ第885号)
 「安倍晴明」がブームになったことがあります。安倍晴明を理
解するには、「陰陽道」について勉強する必要があります。実は
現在テーマとして取り上げている八咫烏(ヤタガラス)は、「陰
陽道」に深い関係があるのです。
 安倍晴明は「陰陽師」(おんみょうじ)ですが、陰陽師とは一
体何でしょうか。
 古来から日本では、徹底した二元論でこの世を読み解いてきて
います。それが陰陽道です。森羅万象、この世はすべて陰と陽が
あり、それによって成り立っているという思想です。人間の男と
女、電気のプラスとマイナス、磁気のN極とS極、空間の上下、
右と左、過去と未来、光と闇――すべて陰と陽です。
 陰陽道のルーツをたどると、中国の「道教」に行きつくのです
が、その道教の呪術体系が陰陽道であり、3~5世紀ごろ渡来人
によって日本にもたらされたものです。
 陰陽道は、奈良時代の、いわゆる律令制のもとでは、その天文
学と暦法は政治の根幹に据えられていたのです。律令制のもとで
は、一般には太政官が一番エライ役職であると思われていますが
実は神祇官(じんぎかん)という役職の役人が事実上の最高権力
者なのです。
 神祇官は、神道の儀式を取り仕切る役人であり、神道の祭祀は
陰陽道に基づいて行われていたのです。当時国家の陰陽道は「陰
陽寮」(いんようりょう)と呼ばれる役所で行われており、陰陽
師はそこで働く公務員のような存在だったのです。
 安倍晴明は、生まれながらにして物怪(もののけ)を見抜く力
を持つ超能力や霊能力を持つ有能な陰陽師であり、賀茂忠行によ
ってその才能を認められ、忠行の子の賀茂保徳の下で陰陽道を修
行して、恐るべき才能を開花させたのです。
 この賀茂家というのは、陰陽道の宗家であり、京都には賀茂神
社があります。賀茂家の家紋は「葵」です。賀茂家の祭礼は葵祭
といわれ有名です。しかし、「葵の御紋」といえば徳川家の紋で
す。どうして徳川家が葵紋を使っているかについては、諸説があ
るそうです。
 この安倍晴明と並び称される陰陽師がいます。蘆屋道満という
陰陽師です。蘆屋道満は、安倍晴明と違って陰陽寮で働く陰陽師
ではなく、在野の陰陽師です。在野の陰陽師は全国を遊行して、
陰陽呪術の普及に務めたのです。
 安倍晴明と蘆屋道満は、同じ陰陽道であっても流派が違うので
す。これは、国家管理の陰陽道と在野の陰陽道の違いというわけ
ではないのです。この2つの流れは、それぞれの陰陽道のシンボ
ルマークが違うのです。
--------------------
    安倍晴明 ・・・・・ セーマン/五 芒 星
    蘆屋道満 ・・・・・ ドーマン/九字切り
--------------------
 このように書くと、何か別の国の行事か古来の行事のように考
えるかも知れませんが、陰陽道の儀式というのは、現在の日本に
色濃く残っています。
 陰陽道では、数字には次の陰と陽があるのです。
--------------------
    陰 ・・・・・ 偶数
    陽 ・・・・・ 奇数 ⇒ めでたい儀式
--------------------
 神道ではおめでたい儀式には奇数を用いるのです。「753」
がそうですし、3月3日の雛祭り、5月5日の鯉のぼり――すべ
て奇数です。シンボルマークにしても安倍晴明は「5」、蘆屋道
満は「9」といずれも奇数です。
 さて、ここでややこしい話をしなければならないのですが、陰
陽道にも陰と陽があるのです。つまり、表の陰陽道と裏の陰陽道
があるのです。この分類では、安倍晴明のセーマンも蘆屋道満の
ドーマンも表の陰陽道なのです。
 裏の陰陽道――これは表の陰陽道とはすべてにおいて違うので
す。裏の陰陽道にはちゃんとした名前があります。その名前は、
次の通りです。
--------------------
          カッパーラ=迦波羅
--------------------
 裏の陰陽道は、中心とする数字も陽数ではなく、陰数を使いま
す。具体的には次のようになります。
--------------------
  裏セーマン ・・・・・ 5+1= 6 ⇒ 六芒星
  裏ドーマン ・・・・・ 9+1=10 ⇒ 十 字
---------------------
 裏の陰陽道では偶数を使うので、五芒星が六芒星になります。
五芒星は「ソロモンの星」といわれていますが、六芒星は「ダビ
デの星」といわれ、現在のイスラエル共和国の国旗に描かれてい
る有名な星です。つまり、六芒星はユダヤの紋章なのです。
 この六芒星――日本では「カゴメ紋」といわれ、日本でも無関
係ではないのです。しかし、なぜ、ユダヤの紋章が遠く離れた日
本にあるのでしょうか。
 しかし、五芒星が六芒星になり、九字が十字になると、急にユ
ダヤ教とキリスト教の世界になるというのは面白いと思います。
何か普通の人が知らない隠された世界がそこにあるのです。
 すべてのことに陰と陽があるのであれば、神道にも陰の神道と
陽の神道があることになります。実は「八咫烏」は陰の神道――
裏の神道に深いかかわりがあるのです。しかし、このことを明ら
かにするには、もう少し前提知識が必要になります。
                   ---[八咫烏003]

2006年06月08日
漢波羅の本拠地は下鴨神社である(EJ第886号)
 昨日のEJで、陰陽道自体の陽と陰――すなわち、表の陰陽道
と裏の陰陽道があるという話をしました。この表の陰陽道の使い
手が陰陽師です。彼らには陰陽寮という役所に仕える役人のよう
な存在の陰陽師と在野の陰陽師があります。有名な安倍晴明は正
式な陰陽師、すなわち陰陽寮に仕える陰陽師です。
 ところが裏の陰陽道というものがあります。この裏の陰陽道の
ことを「迦波羅」(カッバーラ)といい、カッバーラの使い手を
「漢波羅」というのです。まとめておきます。
-----------------------
     陰陽師 ・・・・・ 表の陰陽道の使い手
     漢波羅 ・・・・・ 裏の陰陽道の使い手
----------------------
 日本では、「カッバーラ」ではなく、「カバラ」という名称で
次のようなものが伝えられています。
----------------------
     カバラ・タロット     カバラ占い
     カバラ数秘術       カバラ占星術
     カバラ魔術        カバラ恋愛術
-----------------------
 これらは本物のカッバーラではなく、カッバーラから派生した
枝葉末節の呪術に過ぎないのです。専門家によると、この手のも
の――とくにタロットなどは、興味本位でもてあそぶのは危険で
あると警告しています。何かの拍子に魔界に入ってしまう恐れが
あるからです。「コックリさん」という遊びをやっていて、そう
なってしまった人が実際にいるからです。
 ちなみに、イスラエルでは「カッバーラ」は「領収書」のこと
であり、あくまでも相手から差し出され、受け取るものをいうの
です。これを人間と神の存在におきかえると、カッバーラとは神
から人間に与えられる知識(叡智)であり、それなりの修行をし
勉強してはじめて手にすることができるものとされます。そして
神からカッバーラの奥義を授けられた者が「預言者」といわれる
のです。預言者とは「神の言葉を預かる者」という意味です。こ
の「神の言葉」こそカッバーラなのです。
 カッバーラは、預言者の間でのみ口頭伝承されてきており、イ
エス・キリストからその弟子に伝えられ、現在まで継承されてき
ています。中でもイエス直系の教えを受けているとされるのが、
エルサレム教団であるといわれます。
 日本には、神道というかたちでカッパーラが根付いていますが
問題はそれがどこから、誰からもたらされたものかということで
す。表面上神道は日本古来のものであるとされていますが、渡来
人が日本に持ち込んだものという説が有力なのです。そして、そ
の渡来人は「秦氏」という一族であり、そのルーツは、歴史の舞
台から姿を消したエルサレム教団――失われたイスラエルの十二
支族にたどりつくといわれているのです。
 それはさておき、神道には表と裏があるように、神社にも表と
裏があります。
-----------------------
      表神道の頂点 ・・・・・ 伊勢神宮
      裏神道の頂点 ・・・・・ 賀茂神社
-----------------------
 神社の総本山はよく知られているように、伊勢神宮ということ
になっています。これが表神道の頂点ということになります。こ
れに対して、裏神道の頂点は京都の賀茂神社です。いい換えると
賀茂神社は、裏神道の呪術、「迦波羅」(カッバーラ)の使い手
の本拠地ということになります。
 既に述べたように、カッバーラの使い手を漢波羅というのです
が、漢波羅はすべて賀茂氏なのです。その賀茂氏が崇拝する神社
の中枢が賀茂神社なのです。
 伊勢神宮の本殿は、「内宮」と「外宮」があり、その周りに数
多くの別宮や摂社、末社が配置されています。賀茂神社について
も本殿は次の2つがあり、境内には数多くの摂社があります。
----------------------
  1.下 鴨神社
  2.上賀茂神社
-----------------------
 これら2つの本殿は、「下上賀茂神社」(げじょうかも神社)
というのですが、下鴨神社が「下賀茂神社」ではないというのは
興味深いものがあります。
 本来、賀茂氏の「カモ」は、「加茂」、「迦毛」、「加茂」、
「可毛」などと表記しますが、その真に意味するところは「鴨」
――つまり、鳥であるということです。神道祭祀にかかわる氏族
は、何らかのかたちでシンボルとして「鳥」とかかわってくるの
です。それは、鳥が天と地を行き来できる存在であり、神と人と
の間を取りもつ象徴として意義があるからです。
 繰り返しますが、重要なことは、伊勢神宮と賀茂神社が表裏一
体の関係にあるということです。表の神道において全国の神社の
頂点に立つのは伊勢神宮ですが、裏神道において事実上全国の神
社の頂点に立ち、実質的な権限を握っているのは賀茂神社なので
す。いわば、神道界の総元締め的存在が賀茂神社といえます。
 なぜなら、天皇が天皇になるためにもっとも重要な儀式といわ
れる「大嘗祭」を主催し、そのすべてを取り仕切っているのは、
宮内庁でも伊勢神宮でもなく、京都の賀茂神社――それも、天皇
の儀式のいっさいを執り行うのは下鴨神社なのです。
                   ---[八咫烏004]

これ以降は文字数制限の為、掲載出来ません、以下よりご参照下さい。


http://www.intecjapan.com/blog/2006/06/

転載終了

他にも、「八咫烏(ヤタガラス)陰陽道宗家賀茂一族の系譜」
http://yatagarasu33.jugem.jp/


「意識改革のプロジェクトのブログ」
http://ameblo.jp/stageup-gate/entry-11031151696.html



転載終了