トリからキノコ 自然見て歩き

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ホリニワトコアブラムシ

2010-07-01 | 虫類
ニワトコの木の新梢の茎や葉裏で見られる暗緑色~青緑色のアブラムシ 体長は3mm
写真でアブラムシに群がっているのはアリ

アブラムシは甘露と呼ばれる糖分を肛門から排出する
アリはこれを目当てに集まって来る
何も武器を持たないアブラムシはアリを身近に置く事で天敵から守ってもらう アリマキと呼ばれて 共生の良い見本とされている
が実際には共生関係にあるのはアブラムシの3割程度と少数派

アブラムシの生活環はかなり複雑
単性世代と両性世代がある
春に卵から孵り(全て雌)夏にかけて単性生殖で体の中で卵を孵し幼虫を生み(卵胎生ー雌のみ)生まれた雌は10日ほどで成虫になり 秋までに数世代繁殖を繰り返し 越冬前の秋に1回両性生殖を行う世代が出て交尾後受精卵を産む 

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