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Natura_60 農場視察その2

2009-09-26 06:26:22 | 今日の仕事
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。



前回の続き…
Natura60で使用していた"ビームサーベル"のような蛍光灯。アニマルウェルフェア用の電灯となります。一般の鶏舎内は、ケージの最上段当たりに、天井からぶら下げた電球がついているだけなので、ケージ下はどうしても照度が落ちますが、コレであれば下段のほうも明るくなります。あとは価格次第ですね…

最も感心したのが、産卵箱に産まない卵(巣外卵)の少なさです。EUでは巣外卵は出荷することができないと聞いています(もし間違っていたらゴメンなさい)。農場主に聞いてみると、床下の巣外卵は、おおよそ30個前後、産卵箱に産まずに、通常のバタリーケージと同じように、Natura60システムの床面の勾配よって転がり、卵受けによって集卵されるのが約120個前後、もちろん卵受けにて集卵したものは出荷できます。
この農場は23,000羽飼育されているので、単純計算してみると巣外卵率1%切っちゃいます。当農場の巣外卵が約2.5%前後、日本の"伝統的な"平飼い鶏舎で8~10%くらいと聞いてますので、かなり奇跡的な数値です。
最初は「おじさんホントかいなぁ~」と疑っていましたが、このあとの2農場でも同じような数値でしたので、まず間違いないでしょう。Big Dutchman社の非ケージシステムは、数多くの経験と技術開発によって、巣外卵の発生率を確実に抑えていることが確認できました。

下の写真は、鶏舎側面に取り付けられた自然光を取り入れるための窓です。どうもEUのレギュレーションにより、自然光を取り付けなければならないようです。ちなみに窓は開閉せず、約2m間隔で取り付けられています。また、日照時間が長いのでニワトリの睡眠確保のため、自然光を遮るためのコンパネが窓の内側に付いています。


▲過去に農場を視察して、日中の自然光を入れるためにコンパネを外していた農場はdocomoないです。


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アニマルウェルフェアの考えに基づき、にわとりの健康を通じて、人の健康へ貢献したい。
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